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ローソク足1本読みの2回目。「大陽線」と「大陰線」の使い方とダマシ回避

管理人です!引き続き1本のローソク足を使うバイナリーオプションを説明します!

今回学ぶのは

「大陽線」(だいようせん)



「大陰線」(だいいんせん)

です~(^_^)

最初に基本的な使い方を整理し、最後にダマシのパターンと重要な「為替と株式との決定的な違い」について説明します。



目次

〇 買いの強さを示唆する3種の「大陽線」と使い方



上の図のように、ローソク足の実体部分が長いものを「大陽線」(だいようせん)と呼びます。

細かい呼び名を覚える必要はありません。

さて「大陽線」は「大きい」という字が付いているのに、長いだけです。

ヒゲがどんな風についていても「大陽線」と呼んでいます。

それに、どこからどこまでを「長い」というのかについても、チャート設定によるので、

「そのチャートの他のローソク足と比べて、すごく長いなあ!」

と思えばそう判断します。

最初は混乱しがちですが「相対的に長いと思えばそうなんだ」程度のことなのです。

では基本的な使い方です。

図の3本とも使い方は同じです。

「大陽線」が出たら、

「これからも買いがしばらく続くだろう」

という基本姿勢でトレードに臨みます。

エントリーシグナルというよりも、まずは気持ちの下準備をするためのものです。

よく「大陽線は買い」と知ってパッと飛びつきたくなりますが、

まずは「強いんだ」と確認する、これが基本的な使い方です。

わかりやすく日足で考えてみましょう。

為替市場の日足は、日本時間の朝6時(冬時間は朝7時)に切り替わります。

今、夏だとすると朝6時からその日のローソク足が描かれ始めます。

そこで、この図の「陽の丸坊主」(図左)を作ってその日が終わったとしましょう。前日の朝6時から当日の朝6時前までです。

始値の位置にヒゲがないということは→その日のスタート時点から終わりの時点まで、強い売り手がいなかった

ということです。

売り注文を入れればすぐに買い手が殺到してどんどん約定していく、売っても売っても買われてしまうということです。

上にもヒゲがないなら、その買いが終わりまで続いたのです。つまりこの「陽の丸坊主」は、買いの勢いが非常に強いということになります。

ただし、翌日も買いが強い可能性は高いものの必ずしもそうなるわけでもなく、調整もあるのです。

なのでまずは「買いが強い地合いなんだ」という認識をしてから、

「地合いが強いんだから押し目買いが有効だ」と判断するのが基本です。


また、ヒゲがある場合は「陽の丸坊主」よりは、少し市場に迷いがあるのだ、と判断してください。

〇 売りの強さを示唆する3種の「大陰線」と使い方



では「大陰線」(だいいんせん)のほうです。

この図のように「大陽線」のときと同じような分類がされています。

それでは基本的な使い方です。3本とも同じです。

「大陰線」が出たら、

「売りの勢いが続くかもしれない」

という基本姿勢を持つ。

エントリーシグナルというよりも、まずは気持ちの下準備をするためのもの。

「大陰線は売り」と飛びつくのではなく、まず「相場が弱いんだ」「売られているんだ」と確認する、これが基本的な使い方で、「大陽線」と同じ考え方です。

こちらも日足の「陰の丸坊主」(図左)で見ましょう。

始値の位置にヒゲがないということは、→その日が終わるまで強い売り手がいなかったのです。

これを「弱い地合い」と呼びます。

地合いというのは市場を支えているエネルギーのような意味です。

売りにも調整があります。なのでまずは「売りが強い地合いなんだ」という認識を最初にして、そこから自分の戦略を練っていくことになります。

上下にヒゲがある場合、大陽線のときと同じように、売り手にそのヒゲのぶんだけ迷いがある、と認識しておきましょう。

〇 実際のチャートで見る「大陽線」と「大陰線」



実際のチャートで見てみましょう。

この図の(1)の「大陽線」は、明らかにまわりの長さより長いです。

これは2013年4月4日の日銀の「量的・質的金融緩和」の導入決定の日のドル/円の日足です。

大きな出来事だったので、数回の調整もありましたが2014年まで上昇し続けましたね。

その隣の(2)「大陰線」は、2015年8月24日です。

ちょっと下ヒゲも長いのですが、明らかに他よりも長い陰線です。

このときはまず8月のはじめに中国が人民元の切り下げを数日間続けて行いました。

そして最後に政策金利と預金の金利を一気に下げたのです。

24日は月曜日で、ただでさえ値段が変わりやすい曜日だったのでこうなりました。

日足で「大陽線」「大陰線」が出るときは、このようにファンダメンタルズが理由であることが多いようです。

また、あまりにも売りが激しいと反動で翌日からしばらく上昇してしまうという様子が(2)でよくわかると思います。

ただしこの後はドル/円もとうとう値を伸ばせず、2017現在までこの月の高値を超えていないくらいです。

大陰線がじわっと効いているかのようでした。

ところで、このような長いローソク足は、それ以下の足(1分足、5分足、1時間足など)で出るときもあります。

理由がわからないときも多いのですが、基本的な見方は同じです。

〇 「大陽線」と「大陰線」がワークして勝ちやすくなるとき



為替のチャート上でこれらの線がワークしやすいのは高値圏と底値圏で現れたときで、反転を捉えるチャンスです

・ 安値圏で「大陽線」が出れば、次はより上昇しやすくなります。

・ 高値圏で「大陰線」が出れば、次はより下降しやすくなります。

レンジブレイク(停滞していた相場が動き出すとき)のときも出ますが、高値圏と安値圏で現れたときよりも調整が入りやすくなるので、バイナリーオプションのエントリータイミングは難しくなります。

〇 「大陽線」と「大陰線」がワークしない「ダマシ」と「為替と株式の決定的な違い」



ではいよいよ「ダマシ」の代表的なパターンです。

ダマシのパターンで多いのは

「買われすぎのときに出る大陽線」

「売られ過ぎのときに出る大陰線」

です。

「ワークするとき」と反対の色のローソク足ということですね。

特にヒゲ付きだといっそうダマシになりやすいです。

買われすぎのときに出る大陽線:高値圏やレジスタンスラインで「大陽線」が出ると、買いの最後かもしれません。
売られ過ぎのときに出る大陰線:安値圏やサポートラインで「大陰線」が出ると、売りの最後かもしれません。

※買われすぎ売られすぎは、オシレーター系のテクニカルで判断するか、高値圏安値圏であるかどうかで判断します。

実は、この「大陽線」と「大陰線」が効いてるな~と実感するのは、主に株式や株価指数のほうなのです。

株は現物取引であるという点が、決定的な違いとなります。株は価格が一直線につり上がりやすいのです。

しかし為替は売り買い双方のポジションがいつも存在するので、よほどの材料がない限りは上がるときも下がるときも、ジグザグしながら進んでしまいます。

この違いがあるために、一層押し目や戻りを慎重に待つ必要が出てくるのです。

〇 「大陽線」と「大陰線」を使うときの注意点ひとつだけ



上方向も下方向も単に逆に考えればいいのかというと、そうでもなくひとつだけ違いがあります。

その違いは簡単で

「上がる時はじっくりと、下がる時は一気に」

という法則です。

特にこの傾向は、実物の売買である株式のチャートによく現れます。

株式は買いで入る人が多く

「お金を準備して単位株数の1,000株を買って……」

とやっていると準備に時間とエネルギーがかかります。

反対に売る時は持っているものを売るだけですから、一気に終わってしまいます。

為替は両替の取引ですからそんなことはないのかと思いきや、ドルは基軸通貨ですので「ドルを調達する」という立場の人が世界的に多く、特にドル円で株式と似たような動きをします。

一気に動いてくれれば、バイナリーオプションでも勝負しやすいですよね。

それでは、長くなりましたが今回はこの辺で。



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