爆発的な利益を生む?それが逆マーチン法!
更新:2018年04月10日
こんにちは、ミウラです!
以前に、勝った利益のみを再投資して連勝を狙いつつ、
負けても損失が出にくいやり方を紹介しました!
これだけでも利益を積み重ねることは可能ですが、
資金の投入方法を工夫すれば、さらに利益を大きく高めることが可能になります!
今回は、利益を大きく高めることができ、
かつ、損失リスクをできるだけ抑えることができるトレード法を紹介します。
目次
〇 利益を爆発的に高められるトレード法とは
前に
マーチンゲール法というやり方を紹介しました。
負けたとき、次の勝負で投資金額を倍にする、という方法です。(
注1)
連敗しても最後に勝てば、それまでの損失を取り返しつつ、利益が出せる方法でした。
ただし、投資金額が倍々に増えていくリスクがある方法でもあります。
失敗すると損失が資金全額におよぶ可能性があり、
制限付きでの運用が必須のトレード法です。
今回、紹介する方法は、このマーチンゲール法とよく似たやり方です。
〇 逆マーチン法
以前に紹介した方法は、勝った利益を元手に次のトレードを行う、というものでした。
たとえ負けても元手が稼いだ利益であるため、損失はごくわずかとなります。
ローリスクであることを生かして、連続トレードでガンガン攻める、
というのが、作戦の本旨でした。
今回、紹介する方法は、
利益を再投資しつつ、
さらに投資金額を大きくして、利益を高める方法です。
トレードを行い、勝った場合に投資金額を倍にして、次のトレードに臨みます。
マーチンゲール法とはまるで逆の方法なので、ミウラは
逆マーチン法などと呼んでいます。
〇 逆マーチン法の理論
例えば、1000円でスタートしたとすると、
勝った場合の利益は、ハイローオーストラリアの
turbo1分で900円です。
(
ペイアウト率1.9倍で計算)
そこで、次の勝負では、投資金額を2倍の2000円にします。
勝てば利益は倍の1800円。
負けても損失は、2000-900=1100円、
これは初回の投資金額とほぼ同額です。
初回の投資金額を失うリスクをとることで、利益を倍々にしていこう、
というのが逆マーチンの主旨なのです。
〇 逆マーチン法の実践
では、実際にどのようなかたちで利益が出るのかを見ていきましょう。
チャートは
ドル円、1分足。
インジケータはいつもの
(ボリバン5分、±2σ、25分平均線、200分平均線)で構成しています。
トレードは、ハイローオーストラリアの
turbo1分。
スプレッドはなしです。
ボリンジャーバンドが25分線(水色)を上に抜けたので(黄色い丸の部分)、
そこから下げの動きが出ます。
しかし、
いまは上昇トレンド。
下げきれず、また上昇の力が強まり始めました。
よって、下げ止まった価格帯(黄色い四角で囲んだあたり)よりも下がらないと考え、
ここに落ちてきたところを
Highで購入です。
トレードを開始したら、すぐに次のトレードにそなえて投資金額を倍に設定します。
ここを忘れやすいので注意!
レートの推移も気になりますが、冷静に行きましょう!
まずは
1戦目、無難に勝利です!
すぐさま次のトレードにとりかかりましょう!
ローソクがボリンジャーバンドの平均線の上に回れば、
平均線をサポートにHighで入ることも考えるのですが、そこまでの力はないようです。
さっきと同じ価格帯に落ちてきたところでもう一度、
Highで購入。
餅つきを狙いましょう!
2戦目も順調に勝ち。
投資金額は次のトレードのために、すでに
倍の4000円に設定してあります。
3戦目、行ってみましょう!
ローソクが平均線の上に回ったので、
平均線をサポートにHighで購入する方針へと切り替えましたが、
なかなか落ちてきません。
そうこうしているうちに
ボリンジャーバンドの下限バンドと25分線が接触。
こういうケースでは、ボリバンがいったん平均線を下回り、
もう一度上に抜き直したと解釈しています。
よって、一時的にせよ、ここを天井に下げが出る可能性が高いです。
すかさず
Lowに切り替えて購入!
予想通りの下げで
3連勝!
ここからふたたび上げるのか、それとも下げるのかは不透明なので、
ここで切り上げます!
1戦目の結果が見切れていますが、1戦目のペイアウトは1900円です。
3戦トータルの利益は、
投資金額 1000+2000+4000=7000
ペイアウト 1900+3800+7600=13300
利益 13300-7000=6300円
となりました。
同じ1000円の投資金額で3連勝した場合、
利益は900×3=2700円。
2倍以上の利益率となっています。
さらに4連勝、5連勝と勝ちを重ねていけば、利益の伸びはさらに大きくなります。
この逆マーチン法は、利益を大きく伸ばしてくれるのです。
〇 負けた場合の損益
一方で、
逆マーチン法のリスクについてもしっかりと認識しておきましょう。
これは3戦目で負けてしまったときの損益リストです。
投資金額は同じく7000円。
それに対して
ペイアウトは、5700円。
損失は1300円となります。
初期投資は1000円ですが、ペイアウトが1.9倍。
そして、投資金額を倍々にしているため、
初期投資+アルファの損失額となります。
とはいえ、勝ったときのリターンが大きい割に、
負けたときの損失は初期投資とほぼ同等の金額程度で済みます。
この逆マーチン法は利益を大きく取りつつ、
損失を少なめに抑えられる優秀なトレード法といえるでしょう。
もし、純粋に損失を初期投資金額で抑えたいときは、
2戦目の投資金額を2000円ではなく、
初期投資+1戦目の利益である1900円にしましょう。
利益のみを再投資していけば、損失が出ても初期投資金額のみで済みます。
ただ、金額が複雑になっていくので、今回はわかりやすい2000円、4000円としました。
このあたりは各自で調整してもよいでしょう。
〇 逆マーチン法の内容について
実は逆マーチンゲール法にはいろいろなバリエーションがあります。
本来の逆マーチン法には
パーレイ法という名称もあり、
これは
負けてもトレードをストップせずに、さらに倍額をベットし、
トータルで収支を考えるやり方となっています。
また、為替や株取引においての逆マーチンとえいば、
固定比率方式とも呼ばれ、勝った利益の一部のみを再投資する、というように
攻めではなくディフェンシブなトレード法を指すことが多いようです。(
注2)
いろいろな方式がありますが、ミウラ的には、
今回紹介したやり方が、リスクとリターンのバランスがよく、
しかもわかりやすい良い方法だと考えています。
■■■■脚注■■■■
(注1)マーチンゲール方式(フィリップ証券)
(注2)逆マーチンゲール方式(フィリップ証券)