収支がマイナスになりがちな人へ　資金投下のルールを作ろう！

更新：2018年06月18日

こんにちは、ミウラです！

ハイローオーストラリアの30秒トレードをいかに攻略していくか！

ここまでやってきた内容で、ある程度は戦えるようになっていると思います！

ただ、波動を読みこなさないといけない点など、

1分トレードよりも安定させるのが難しいのも事実・・・

そこで今回は、

チャート分析とは別の方面から、トレードを安定化させる方法についてお話します。

具体的なやり方も実践しますので参考にしてください！

目に見えて収支が改善するのを実感できると思います。

目次

• 安定化に必要なのは資金投入のルール
• 資金投下のルールとは
• オーバーラン法と逆マーチンを組み合わせる
• ルールがあるから常に冷静に判断できる

〇　安定化に必要なのは資金投入のルール

チャート分析がトレードのひとつの柱だとすると、

もうひとつの柱は資金をどのように投下するかです。

正しく資金を振り分けている人は、

たとえ多少の失敗をしても、資金が大きく目減りするということはありません。

資産の土台が固まっており、安定しているのです。

このことは少しくらいの失敗をしても大丈夫という安心感を生み、

投資の勝ち組がみんな持っている心の余裕や大胆さにつながります。

では、こうした資産の安定性をどう作り出すかと言うと、

資金の投下にルールを設けることです。

バイナリーで大負けしたことがある人は、そのときの状況を思い浮かべてみてください。

負けを取り戻そうと際限なくトレードを繰り返したのではないでしょうか。

このような失敗を防ぐのが資金投下のルールです。

このルールを守ることで、相場の変動やトレードの失敗にもびくともしない、

強靭な資産形成ができるのです。（注1）

〇　資金投下のルールとは

ハイローオーストラリアの30秒トレードを安定化させる資金投下のルールですが、

ひとつの例として、以前に紹介した逆マーチン法などが採用できます。

逆マーチン法とは、勝つたびに資金を増やしていく資金投下法です。

勝ったことにより得た利益を次のトレードに投下し、利益を倍々に増やしていくトレード法です。



負ければそこでトレードはいったん終了。

勝った利益を再投資しているので、負けた場合も損失は限定的です。

この画像は少しアレンジした逆マーチンですが、最後に負けても利益が出ていますね。

ほかにも以前に紹介した

連勝狙いや通常のマーチンゲール法などが資金投下のルールとして挙げられます。

自分で新しくルールを考案するのもよいでしょう。

大事なのはこのルールを破らないこと。

そうすることで損小利大を実現できるようになります。（注2）

ルールを徹底することは手法の検証も可能にするので、ルールの改善もやりやすいのです。

〇　オーバーラン法と逆マーチンを組み合わせる

では、オーバーラン法と逆マーチンを組み合わせ、トレードの安定化を図ってみましょう。



5分ボリンジャーバンドの平均線が、シグナルの25分線（水色）を下に抜いています。

上限のバンドも下がってくるのを待つのが基本なのですが、

50分線（白）と200分線（赤）も下に抜いていることから、

これはかなり信頼できる反転上昇のサインと判断します。



反転直後はオーバーランしないので、押し目買いが基本でしたね。

まずは1勝です。

金額は5,000円スタートですが、次のトレードにすぐ移れるよう、すでに1万円にセット済みです。



次はオーバーラン法がセオリーでした。

押したところでさらにlowでエントリーして2勝目。

金額は次のトレードに向けて15000円に増額。

倍額の2万円にしていないのは、負けても損失を出さないためです。

ここを2万で攻めれば利益は大きいですが、次で負けると約5000円の損失となります。



lowで勝ったあとは、間髪入れずにhighで上昇を捉えます。

これで3連勝ですね。

トレンドの反転直後はこの3戦がワンセットです。

なので、ここでトレード終了。



利益はこんな感じ。

1戦目、2戦目で負けると損失は5,000円、3戦目で負けると損失はほぼゼロです。

ローリスク・ハイリターンでのトレードがこれで可能になります。



1分チャートの推移はこうなっています。

トレンド反転の上昇をうまく捕まえられたのではないでしょうか。



もう1セットぶんを紹介します。

今回はちょっと変則のパターン。

丸の部分から下と予想して、それで攻めたのですが、チャートは下に向かわず上昇しています。

負けかと思いきや・・・



3連勝できています。

逆方向に振られても勝ててしまうのがオーバーラン法のよいところ。

そのメリットが生きました。

負けても損失は小さめですから、思い切って攻めることができた結果でもあります。

〇　ルールがあるから常に冷静に判断できる

今回は、オーバーラン法と逆マーチンを組み合わせ、3戦固定でトレードする方法を実践してみました。

このように手法、トレード回数、投資金額をあらかじめ決めておくことで、

常に冷静にトレードを進めていくことができます。

これらのルールはトレードの前から決められており、きわめて冷静な状態で練られたものです。

それを遵守することで、大負けしようがない状況を作り出します。

このやり方であれば、初戦でけっこう負けていても、終わってみれば意外と収支が悪化していない、

という状況に気づくはずです。

もちろん勝てば利益は大きく、たとえ負けても損失は小さめ。

資金投下のルールを策定してトレードに臨むことは、あなたの収支をおおいに改善することでしょう。

■■■■脚注■■■■

（注1）暴落相場も何のその　「億超え」支えた投資ルール （NIKKEI　STYLE）
（注2）あらかじめルールを決めておこう（四季報オンライン）