Menu
Home » 攻略法 » だましサインを見抜くには、オシレーターで別方向からアプローチしよう!

だましサインを見抜くには、オシレーターで別方向からアプローチしよう!

更新:2018年06月26日

こんにちは、ミウラです!

これまで毎回、使用しているボリンジャーバンドとシグナルを組み合わせた手法ですが、

最大の悩みのタネは「だまし」が混じる、ということです!



5分ボリンジャーバンドが、シグナルの25分線を下に抜いています!

よって、このポイントで下落から上昇に転じるはずですが、

この画像では、いったん上げたものの失速、以降はグダグダ・・・という感じですね。

これまでは1分トレードや30秒トレード特有のテクニックでこのだましを回避してきましたが、

最初からだましを見抜けているなら、これに越したことはありません。

今回は、こんなだましを見抜いてみよう!というお話です。


目次

〇 オシレーターを使ってみる

ボリンジャーバンドやこのシグナルは、移動平均線がもとになっています。

そして、移動平均線のだましを見抜くのに効果的なのが、オシレーター系のインジケータです。

移動平均線は株価の方向性や水準を示すものですが、

オシレーター系の指標は、相場の過熱感を示すものです。(注1

移動平均線とは別のアプローチで相場を分析するツールであり、

移動平均線と組み合わせて、だましを回避するのに最適なのです。

〇 MACD

オシレーター系指標は数多くありますが、

今回はもっともスタンダードなMACDを使用してみましょう。



MACDの使い方は簡単です。

これはMT4で表示したMACD。

日本国内のFX業者で表示できるチャートとは少し異なっていますね。

この青い縦のバー(ヒストグラムといいます)がメインとなります。

MT4ならばラインチャートにカスタマイズすることもできますが、

今回はこのままでいきますね。

この青いバーが0より上なら買いが優勢。

下なら売りが優勢です。

MACDが0ラインを超えたら買い、下回ったら売り、なんて手法もあります。(注2

赤色の破線はシグナルです。

これはMACDの移動平均をとったもの。

MACDがこのラインを超えるとゴールデンクロスで上昇トレンド入り。

ラインを下抜けるとデッドクロスで下降トレンド入り、などと判断します。(注3

画像では青い縦のバーが赤い破線の下に回っていますので、

ここはデッドクロスで下げ、というふうに読みます。

これがMACDの基本的な使い方ですね。



パラメータですがデフォルトでいいと思います。

12、26、シグナルが9、ですね。

デフォルトのパラメータを使い慣れたあとに自分でフィッティングさせても良いでしょう。

〇 バイナリーにどう活用するか

このMACDをどうバイナリーに取り入れていくかですが、まずはこの画像を見てください。



冒頭で示した、だましの場面にMACDを追加したものです。

反転上昇のサインが出ている部分を見てみると、

MACDは下降トレンドを指しているのがわかります。

これを知っておくと、反転上昇のサインは出たけど上昇は長続きしないだろうな、

というふうに判断ができるわけです。

この場合だと、いったん上げるけれど、すぐに下がるだろうという予測が立ちます。

〇 実際のトレードでは

では、実戦でMACDを使ってみましょう。



強力なシグナルである200分線をボリンジャーバンドが割り込もうとしています。

上昇トレンドであれば、ここからまた反転上昇しやすい場面ですが・・・



MACDは0ラインを割ってマイナス域へ。

赤い破線(シグナル)とはとっくの昔にデッドクロスしており、こちらも下げを示しています。

よって、ここからの動きは、いったん上に跳ねるけれど、すぐに下げてくる、と予測できます。



その予測に従ってエントリーを開始します!

まずは上なので、押し目を作ったところにHighでエントリー。

反転直後はオーバーランしないので、押し目買いの要領でOKでしたね。

その通りに事が運んで1勝目です。



ここから、いつもとは違う展開になります。

普通なら、このまま上昇のはずですが、MACDの結果からここからは下、と予測しています。

ということは上方向に戻りを作り、さらに少し上にオーバーランしてから下げ、という展開になりますね。

少し上げたところをHighでエントリーします。

これで2勝目。



そのあとは単純な戻り売りの要領ですから、簡単。

すぐにLowでエントリーするだけですね。

これで3勝です。



投資金額は、前回も使用した逆マーチンを使用しています。

初期投資5,000円のリスクで3万円程度の利益となりました。

これがMACDを利用した、だましを見抜くテクニックになります。

とても単純ですね。

〇 エントリーのタイミングは測れない

ここまでの使い方を見てもわかるように、オシレーター系の指標というものは、

エントリーのタイミングを見つけるといった使い方はしません。

別の手法でエントリーのタイミングを測ったあと、その方向性でいいかどうかを確認する、

といった使い方になります。

MACDで示された方向性は、すぐには出現しなくとも、

最終的にはそっちの方向に流れていくことが多いです。

オシレーターは、これまでのチャートからは読み取れなかった新しい情報を提供してくれますから、

積極的に利用していきましょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)テクニカル分析の仕方(SBI証券)
(注2)MACDの使い方(じぶん銀行)
(注3)MACDの売買シグナル(野村證券)

限定ボーナス見る? 

HighLow公式サイト口座開設

最新攻略法投稿

どうせインジケーターは当たらないでしょ?ならこうしましょう!

(更新:2021年11月25日) こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です! ハイローオーストラリアをトレードするとき、 頼りにするのがRSIやMACDなどのインジケーター! でも、highlowがハズレて損失になることだってあるし、 「MT4のインジケーターって当たらない!」 とやる気を失っていませんか? それならいっそ、こうしましょう。

[続きを読む]

 

クッション機能もある海外業者の口座は今すぐ作っちゃおう

(更新:2021年11月24日) こんにちは、ファイナンシャルプランナーのchieです! 海外FXって、有利そうなボーナスに見えても 実際はトレードで使えないという苦情も目にしますね! 口座開設を迷っている人は速攻で逃げてしまいそうな噂です! 今回は、トレードで急にゼロカットに引っかかるようなことのない、 安全なクッション機能についてです。

[続きを読む]

 

ボリンジャーバンドが信用できるようになる【コンビ技】まとめ【3】

(更新:2021年10月26日) こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です! ここまでボリンジャーバンドとMACDがお互いに補い合うトレードアイデア【コンビ技】をご紹介しました! ボリンジャーバンドの使い方をネットで知り「簡単だ」と自己流でやって失敗したことのある人は、 これでボリンジャーバンドを信頼できるようになったかもしれませんね! 今回は、これまでの手法を一覧にまとめながら、 どこが期待値につながるか押さえておく復習回です。

[続きを読む]

 

その他の攻略法はこちらから

最新ブログ投稿

【デメリット】もあるバイナリーオプションとつきあうには

(更新:2021年11月17日) バイナリーオプションをするのは、デメリットと背中合わせだな! FXもそうだが、悪いはまり方はしたくない! 「やめることができない」 こんな状態になってしまわないように気を付けたい。

[続きを読む]

 

【FlameChart使ってみた】勝てるぞ?!

(更新:2021年10月07日) 初心者の味方Tボーンです! MT5のインディケータのなかで、 炎が噴き出しているような変なインディケータをみつけた! 名前は「FlameChart」だ! 動き続けているぞ? これは、公式の説明にもないみたいだな。

[続きを読む]

 

【新政権誕生?】ゲームチェンジの予感が当たるか?

(更新:2021年09月16日) 初心者の味方Tボーンです! 日本の総理が辞めると言った! パラリンピックも終わった! 9月になったら日経が上がっているな! 政権交代に期待しているのかもしれない。

[続きを読む]

 

その他のブログはこちらから

限定ボーナス見る? 

HighLow公式サイト口座開設

Top