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【苦手克服編】日銀がアメリカの国債までコントロールしていた?

更新:2018年08月11日

こんにちは!

フィナンシャルプランナーで、海外FX大好きトレーダーのchieです!

FXをしているとだんだん「国債価格と金利」という言葉が気になってきます!

FX情報サイトでもよく目にする言葉ですね!

今回は、「日銀の政策がアメリカの国債金利を動かした?!」という話題を通して、

XMトレーダーが国債情報とどう付き合っていくかをお話します。


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目次

〇 国債がどうして為替に関係あるのか?を超シンプルに



国債は、その国の借金証書です。

「みなさんからお金を借りてがんばります。これ、借金証書です。」

ということです。

国なら国債で、会社なら社債です。

ある国の国債はほかの国が売買しても良いのです。

そこで為替の両替が起こります。


例をあげると日本の国債の発行額は、平成30年度で150兆円です。

これは充分に為替市場を動かすだけのボリュームです。

どこかの国が一気に何兆円ぶんも買ったら、円が高くなりますね。

というわけで、これが国債が為替に関係ある理由です。

他にもありますが、今回はこれだけ押さえておきましょう。


※国債発行額(財務省)(注1

〇 アメリカ国債の長短金利差とは



さて、その国債には「返済期限」があって、国債で借りたお金を返す期限です。

2年とか10年とか最初から決まっています。

これが「2年もの国債」や「10年もの国債」です。

国債には金利がつきますが、それぞれ違います。

なぜなら「長く貸してくれるなら利息も多く払うよ」というのは当たり前ですから、

10年もの国債のほうが金利は大きいのです。

長期金利と短期金利と、差があるのですね。

これは「長短金利差」といって、とても大切な指標のひとつです。


※長短金利差の解説(注2


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〇 長短金利差が逆転するとアメリカが景気後退するという噂が立った



長短金利差はアメリカの経済をみるうえで、大切です。

でも、10年もの国債の金利が大きいはずなのに、

もしこの金利のバランスが崩れると、たとえば次のような噂が立ち始めます。

「2年もの国債の金利が、10年もの国債の金利よりも高くなりそうだ。

 以前逆転したときはアメリカがリセッション(景気後退)したよね!?」


たしかに過去に何度か、「長短金利の逆転」が起きてから1年ほど経って

大きな経済危機が起きたことがあります。

そして、2018年の春から夏にかけて、

2年と10年の金利の逆転が起きそうなくらい近づいていたのです!

で、また「景気後退が起きるのではないか」と噂されました。


※国債金利とは(注3

〇 アメリカ景気後退の噂は日銀のせいだった?



「アメリカが景気後退?!」という噂が立ち、

テレビ東京の経済番組でも取り上げられるほどになりました。

そんなある日、日本の日銀がこんなことを言いだしました。

「日本の国債の金利がちょっとくらい上がってもいいや」と。

金利の高い国債は、売れます。

ここでアメリカの国債ばかり買っていた日本人が、日本の国債も買い始めました。

同じタイミングでアメリカの「長短金利差」が広がり始めました。

アメリカの10年もの国債が売られ、金利が上がったのです。

(売られて国債価格が安くなると、金利は高くなります)

するとみるみるうちに、アメリカの長短金利差が開いて普通になっていったのです。

なんとアメリカの長短金利差を狭くしていたのは、日銀だったのですね(笑)!


※長短金利差の逆転のニュース(注4


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〇 XMのトレードに国債の知識をどう生かすか?



日銀が国債の金利が上がってもいいと言ったとたん、

アメリカの危機が去った(?)というお話でした。

いまのところ、あくまで仮設ですが、タイミングがぴったりでしたから、面白いですね。

さて、この話題はXMでFXトレードするときに慌てて理解する必要はありません。

ただし国債価格と金利は為替を動かしてしまうので、基本だけ覚えておいて損はないです。

今回のように「えっ?!アメリカが危なかったのって日銀のせい?」なんて話は、

とっても面白いです!

10年もの国債の金利が上がらないのが、日本がいっぱい買っていたからだったなんて。

探偵漫画の謎解きのように、いろいろ考えてみるのが楽しいのです。

結果として、マクロ経済のことがだんだんわかってきて、

ファンダメンタルズにも強くなれるかも、ですね。

〇 国債のお話、おまけとまとめ



国債はその国の借金証書ですから、経済的な多くの情報を含んでいます。

国債の格付け、なんていうのも興味深いですね。

S&Pやムーディーズといった「格付け会社」があり、

そこが各国の国債の格付けを行っています。

(レストランに星を付けるのと同じです)

格付けが下がれば「経済的に危ない」という意味ですから、

為替も下がることが多いのです。


「国債」を苦手がらず、面白くて為替に関係あるものとして、ぜひ見直してみてくださいね!


※ムーディーズ・ジャパン(注5
※S&P(注6




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■■■■脚注■■■■

(注1)国債等関係諸資料(財務省)
(注2)長短金利差と株価の動きの関係は?(TRADING FLOOR)
(注3)国債金利情報(財務省)
(注4)米国債イールドカーブが危険水域に突入-長短金利逆転が再び視野に(ブルームバーグ)
(注5)信用格付事業(ムーディーズ・ジャパン)
(注6)S&P Global

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