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FXをはじめると必ず目にする「購買力平価」のいいところ、ダメなところ

更新:2018年09月26日

こんにちは!

フィナンシャルプランナーで、海外FX大好きトレーダーのchieです!

chieがFXをはじめた頃はまだXMの存在を知りませんでした!

そして、ネットや書店で勉強したのですけど(;´Д`)

初心者の頃やたら目にした為替についてのことばに「購買力平価」があります!

これってほんとうに必要なのでしょうか?

ということで今回は「購買力平価」のいいところ、ダメなところです。


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目次

〇 ビッグマックというけど結局「購買力平価」ってどういう意味?



「購買力平価」を元にした考え方で、ビッグマック指数というものがあります。

これは「ビッグマックの価値は世界中どこでも同じはずだ!」ということです。

だからお互いの国のビッグマックの価格を元に為替レートを計算すれば、

ほんとうの為替レートが出るんじゃないか?!


という考えです。

つまり、こういう考えで計算して出した為替レートが「購買力平価」です。

「購買力平価」は、英語で「PPP」と書かれることもありますね。

「purchasing power parity」の略です。


※購買力平価とは(注1

〇  「購買力平価」の計算は意外と簡単?



「どの国でもビッグマックの価値は同じだ」という前提を「一物一価」といいます。

それではアメリカと日本の為替レートをビッグマックの値段から出してみましょう。

ありえないですけど、日本でビッグマックが120円で売られているとします。

同時にアメリカで1ドルで売られているなら、1ドル=120円だよね、

という考え方が「一物一価」です。

そして、購買力平価でみると1ドルは120円のはずだよね、ってなります。

式にすると、


為替レート=日本のビッグマックの価格÷アメリカのビッグマックの価格


で、めちゃくちゃ簡単です。

それから、必ずしも商品はビッグマックでなくても良いです。


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〇 「購買力平価」のいいところは中国の実力がわかるところ??



「購買力平価」の前提である「一物一価」のおかげで、

各国の物価の変動で比べにくい通貨の価値を比べることができます。

中長期のファンダメンタルズ分析をするために、見ておきたい指標です。

XMでは、世界中の主だった通貨ペアのトレードができますから、

chieはたまに「この国の購買力平価ってどうだっけ?」とチェックすることがありますよ('ω')ノ

それから、最近話題の「購買力平価GDP」は、物価の動きを無視したGDPになり、

これだと中国が世界1位になります。

まだまだ中国の実力はあなどれないという分析も簡単にできるのです。


※世界の購買力平価GDPランキング(注2

〇 デイトレードには全く使えない「購買力平価」のダメなところ?



この理論は素晴らしいのですが、安直にFXトレードに使おうとすると失敗します。

たとえば「購買力平価がこれなら、ほんとうのユーロ/円はこの価格になるはずだ!」

なんてトレードしても当たりません(;^_^A

上の図は、ユーロ/円の相場と、「購買力平価」を重ねたグラフです。

「購買力平価」は物価の種類別に3本描かれていますが、だいたい同じように動いています。

でもユーロ/円の相場と「購買力平価」の関係は、バラバラになっています。

これでは「いつかは購買力平価と重なるはずだ」とFXトレードをするのは無理な話です。

(グラフの出所は公益財団法人 国際通貨研究所)


※国際通貨研究所(注3


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〇 「購買力平価」をチェックできるサイトはここ ?



XMでFXトレードをしようとしても、そのままでは使えない「購買力平価」ですが、

たまにはいろいろな通貨をチェックするのは有意義です。

さきほどユーロ/円のグラフをお借りした、

国際通貨研究所はとても見やすいグラフやコラム満載のサイトです。

リンク先も載せておきますので、ファンダメンタルズ力のアップのためにも見ておくと良いでしょう。


※購買力平価とは?国際通貨研究所(注4

〇 「購買力平価」まとめ



物価も為替相場も、毎日毎日変化します。

それを考慮した「相対的購買力平価」というのもありますが、今回は基本だけお話しました。

今回とりあげた「購買力平価」は正しくは「絶対的購買力平価」といいますが

ぜんぜん覚えなくて良いです(笑)。

最後にもう一つ例を挙げてみましょう。

上の図がドル/円と「購買力平価」のグラフです。

輸出物価から出した「購買力平価」とドル/円がほぼ重なっています。

これで「さっきのユーロ/円よりは経済が安定しているのかもしれないな」と考えたりするのです。

FXのために使うなら、このくらいで充分だと思いますよ('ω')ノ


※国際通貨研究所のグラフ(注5




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■■■■脚注■■■■

(注1)購買力平価(こうばいりょくへいか)(野村證券)
(注2)世界の購買力平価GDP(USドル)ランキング(世界経済のネタ帳)
(注3)国際通貨研究所
(注4)IIMA-GMVI ・ 主要通貨購買力平価(PPP)(国際通貨研究所)
(注5)PPP購買力平価(国債通貨研究所)

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