予測の精度が大幅にアップ！もっとも効率的な手法の組み合わせ方は？

更新：2018年09月27日

こんにちは、ミウラです！

バイナリーでエントリーする際には、さまざまな分析やテクニックを使用します！

しかし、複数のテクニカルや手法を追加しても、

エントリーのタイミングが限定されすぎて使い物にならなかったり、

精度がほとんど上がらない、といった結果になることが多いですね。

例えば、移動平均線やボリンジャーバンドをいくつも同時に表示してみたところで、

混乱するだけでトレードのヒントにはなりません。

バイナリーで利益を上げるには、

手法やテクニカル、小技などを効率的に組み合わせないといけないのです。

今回はその効率的な組み合わせのお話です。。

目次

• 異なるジャンルのものをひとつずつ組み合わせる
• さらに新しいジャンルのものを追加してみる
• まずはヒゲの向きにだけ注目する

〇異なるジャンルのものをひとつずつ組み合わせる

いきなり結論を書いてしまいましたが、

理想的な組み合わせは、異なるジャンルのものをひとつずつ選んで組み合わせることです。

これまでトレードしてきた例で見てみましょう。



まずは、ボリンジャーバンド（5分、±2σ）、25分線、200分線で判断する方法です。

ボリバンとシグナルのクロスで反転を予想する手法でした。

これはテクニカル分析のトレンド系というジャンルに属します。

まず、これがひとつ。。



そこに組み合わせたのがMACDというオシレーター系のテクニカルです。

ジャンル的にはテクニカル分析なのですが、

トレンド系とオシレーター系は別ジャンルとして扱って良いと思っています。

この組み合わせでふたつ。。



さらに、マーチンゲール法、逆マーチン法、連続トレード、5戦限定法などを組み合わせます。

これらはテクニカル分析ではありません。

資金の管理方法です。

テクニカル分析とはまったく別のジャンルであるため、

上の2つのテクニカル分析とはまた違った方面からトレードを強化してくれます。

この3種類を組み合わせて、これまでトレードをしてきたわけです。

よって、トレード法を改良するのであれば、

トレンド系、オシレーター系、資金管理法、の3つのどれかを入れ替える、ということになります。

ここにトレンド系やオシレーター系の指標を追加しても、劇的な効果は得られません。

効果的な追加もないわけではないですが、テクニカル指標をかなり厳選しないといけないです。

〇さらに新しいジャンルのものを追加してみる

同じジャンルの追加や入れ替えが難しい場合、

さらに異なるジャンルのものを追加する、という方法もあります。

新しいものを探すのはそれなりに大変ですが、

うまく見つけられた場合には、かなりの効果が期待できます。

そこで、新しいジャンルを追加する例を挙げてみましょう。

既存のボリバン＋シグナル、5戦限定法に新しいジャンルを追加することにします。。



今回、新ジャンルとして注目するのはローソク足の形状です。

特にこのヒゲに注目します。。



この下ヒゲというのは、いったん押し下げられたけれど、

頑張って上に押し戻したという証明になります。

つまり、いまだに上げる力が強いということ！（注1）

そこで、まだ上昇すると読んで、Highで購入します。。



3戦であっさり決着。

いまだに上昇圧力が強いことの証明ですね。


実はこのときはもうHighで攻めてはいけない高値圏でした。

ボリバンとシグナルのクロスで下げのサインが出たかなりあとです。

さらに高値圏では、下ヒゲが長くともそれが陰線の場合、

下げへの転換の予兆とされています。！（注2）

ただ、バイナリーの場合、その瞬間の勢いの方向が重要です。

高値圏の下ヒゲ陰線でも、上に押し戻されたのは事実ですから、

上昇の強さを優先するのです。

この下ヒゲ陰線が出るまでには、

上ヒゲも出ており、もうすぐ下げかな？という疑いがありました。

しかし、この長い下ヒゲを見て、「上にまだ行ける！」と判断したわけです。。



その後は、上ヒゲや下ヒゲを出しながら、

最終的に上ヒゲ陰線を出現させて、落ちていきました。

この上ヒゲ陰線は下げへの転換のサインとなるものです！（注3）

同時にMACDも下げトレンドになっており、

ここからLowへの転換になります。

〇まずはヒゲの向きにだけ注目する

実はヒゲがついているローソク足が陽線か、陰線か。

そして安値圏か高値圏かでもトレンド転換の判断はわかれます。

が、まずはヒゲに注目し、

押し返された方向を意識してトレードしていきましょう。

慣れたあとで、ローソクの色や高値安値も意識していくと良いでしょう。

このように、これまで使っていたトレンド系、

オシレータ系のどれとも異なるジャンルの見方を導入することで、

だましを見抜いたり、予測を補強することができます。

異なるジャンルのアプローチであれば、従来使っていた指標とも相互の干渉がなく、

純粋に予測の精度を高めてくれるでしょう。

■■■■脚注■■■■

（注1）買い･売りのシグナル＝その①上ヒゲと下ヒゲ（会社四季報ONLINE）

（注2）第04回　ローソク足「陰線」の見方（MONEYSQUARE ）

（注3) ローソク足の基礎（マネックス証券）