【ティータイム】勝負師に学ぶ！名言、格言集

更新：2020年04月25日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です！

これまでビッシリとテクニカル分析やインディケータのお話を続けてきましたが、

しばらくお気楽な話題をお届けするつもりです！

とはいえ、とっても役に立ちますよ！

今回は、相場に関する名言集のうち、

ハイローオーストラリアのトレーダーのみなさんにも使える、お宝な言葉をまとめます。

目次

• 「準備実行後片付け」（じゅんびじっこうあとかたづけ）
• 「待つのも相場」（まつのもそうば）
• 「高下は天性自然の理」（こうげはてんせいしぜんのことわり）
• 「欲を離れる」（よくをはなれる）
• 「いつかゲームも自分も認められる日が来る」
• 名言、格言集まとめ

〇　「準備実行後片付け」（じゅんびじっこうあとかたづけ）

この言葉は、昭和麻雀界で「雀鬼」（じゃんき）と呼ばれた、桜井章一（さくらい　しょういち）さんが残された言葉です。

伝説では20年もの間「無敗」だったそうですが、本当かどうかはわかりません。

でも、麻雀やポーカーの上手な人は相場も上手だといいますね。

言葉の意味は、見たまま、そのままです。

・勝負の前に充分準備しよう
・真剣に勝負をしよう
・勝負が終わったら道具を片付け、見直しをしよう

これは、ハイローオーストラリアだけでなく、FXや株でもとても大切ですね。

別のいいかたをすると、会社でもよく使う「PDCA」です。

「実行したことから学び、より高いパフォーマンスを目指す循環を作りましょう」ということです。

※PDCAとは（注1）

〇　「待つのも相場」（まつのもそうば）

これはとても有名ですね。

誰が言いだしたものかはわかりませんが、バイナリーオプションやFXをはじめた人が誰でも目にする言葉です。

そして、誰もが「できない！待てずに失敗した！」という経験があります。

・相場は、売ったり買ったりという行動のほかに、待ち続ける時間も多い。それも相場（トレード）のうちなのだ

といった意味です。

似た言葉で、「休むも相場」というのもありますが、これはチャートすら見ないで休みましょうという意味です。

〇　「高下は天性自然の理」（こうげはてんせいしぜんのことわり）

ちょっと古い言葉なので、難しそうですね。

この言葉は、江戸時代にコメ相場で一世を風靡した本間宗久（ほんまそうきゅう）という人の言葉です。

名言をたくさん残していて「本間宗久　相場三昧伝」（ほんまそうきゅう　そうばざんまいでん）という本がいまでも出版されています。

さて、意味ですが、以下のようになります。

・価格が上がったり、下がったりするのは、自然のなせるわざなのだ

今でいう、

「事実を語っているのはチャートであって、アナリストの言葉やあなたのお祈りでもない」というようなことと同じです。

また、もっと深い哲学的な意味もあるのですがここでは割愛します。

たしかに為替や株では、要人発言でパッと10pipsくらい上がったり下がったりします。

でも、また需給の動きに戻っていきます。

需要が多ければ、上昇トレンドが基本ですね。

素直に目の前のチャートに従って、淡々とトレードしましょうという言葉なので、

ハイローオーストラリアでも大切なことだと思っています。

※本間宗久と酒田五法（注2）

〇　「欲を離れる」（よくをはなれる）

もう一つ、「本間宗久　相場三昧伝」から、シンプルだけどすぐ忘れて失敗しそうな警告です。

意味は、以下になります。

・欲に支配された状態で勝負をすると、心理状態が安定せず負けやすい。

これは誰にでも経験があるでしょう。

でも、すごく矛盾していますよね。

「お金を増やしたいからハイローをするのに、欲を捨てろってどういうこと？」と謎だらけです。

具体的な解決方法としては、もし専業トレーダーになりたいと思っていても、

まずは今の仕事を続けて、同時にトレードを上達させることです。

また、仕事をやめるにしても、不労所得（配当のある株式を持つとか、不動産を持つとか）を確保してからにします。

トレードの目的を、お金のほかに「テクニカル分析の上達」などの他の目標を持つのもおすすめです。

このように「欲だけでトレードしない」状況を作っておくとうまくいきやすいのです。

※恐怖と欲望（注3）

〇　「いつかゲームも自分も認められる日が来る」

最後は、相場の格言ではなくプロゲーマーの梅原大吾（うめはら　だいご）さんの言葉です。

やっとここ数年、eスポーツといってゲームをプロスポーツとして扱う風潮になってきました。

でも、梅原さんが日本でただ一人のプロゲーマーとして米国で活躍を始めた頃には、日本がこうなるとは想像できませんでした。

「プロゲーマーになる！」なんて言ったら親に叱られる時代でした。

今、バイナリーオプションをしていても、会社や学校でも共通の友達が少ないかもしれません。

名前を知っていても、怪しいことだと思っている人もいます。

それでも、ハイローの腕をコツコツと磨いていれば、後でなにか得られるはずです。

もちろん勝てばお金も得られます（笑）。

「肩に力を入れすぎず続けてみるといいんじゃないかな」という気持ちでこの言葉を選んでみました。

※日本eスポーツ協会（注4）
※梅原大吾オフィシャルサイト（注5）

〇　名言、格言集まとめ

今回は、テクニカル分析のレクチャーでもなく、気軽な読み物として読んでいただけたら嬉しいです。

名言、格言は数多いですが、どうしても株の世界のものばかりで、

ハイローに合う格言が少ないなということで、ご紹介しました。

偏見や思い込みを捨てて、いろんな人の言葉に耳を傾けてみるのも、いいものですよ！

ではまた次回！

※相場格言（注6）


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※本のおすすめも書いています。

「【2019年版】トレーダー目線で選ぶワンランク上のFX本ベスト6！」

読んでみてください。
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■■■■脚注■■■■

（注1）PDCA（コトバンク）
（注2）酒田五法と本間宗久翁（荘内証券）
（注3）なぜ投資がうまい人は「悲観で買う、楽観で売る」ができるのか？（楽天証券）
（注4）日本eスポーツ協会
（注5）梅原大吾オフィシャルサイト
（注6）相場格言集（日本証券業協会）