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平均足が使える理由!それは数値の計算方法にあり!

更新:2018年12月06日

こんにちは、ミウラです!

前回、平均足について一通り紹介したのですが、

これまでに使用してきたボリンジャーバンドのシグナルや酒田五法のパターンとはまた異なる分析法ですので、

これらと組み合わせれば予測精度の大幅な向上が期待できます

前回の説明では少しわかりにくい部分もあったので、ちょっと補足を加えつつ、

より詳しく平均足の特徴と使い方について見ていきたいと思います。

目次

〇 色設定について


平均足の内容に入る前にMT4の設定について少し触れておきますね。

ミウラはMT4に標準で入っている平均足を使っているのですが、これには不具合があります。

色設定を変更しても、いったんMT4を閉じて再起動すると色設定が保存されず、

初期の色に戻ってしまうんですね。

毎回設定してもいいのですがさすがに面倒です。

そこで、平均足のコードを書き換えて直接、設定してしまいましょう。

ナビゲーターウィンドウから平均足を右クリック、「修正」を選択します。

するとこんな文字列がズラッと並んだウィンドウが開きますので、

SetIndexStyle という項目の、ExtColor1~4を好きな色に書き換えてください

ミウラは陽線を金色にしたかったので、

対応する ExtColor2 と ExtColor4 を Gold と書き換えています。

書き換えが終わったら、必ず、F5を押してください

これにより変更が反映されます。

F5を押したら、ウィンドウを閉じればOKです。

なお、利用しているMT4によっては、この画像のコードと少し異なる場合があります。

が、SetIndexStyle という項目を探してもらえれば、これとよく似たコードが見つかりますので、

該当する部分を書き換えましょう。

これでMT4を再起動しても色設定が維持されます。

〇 平均足がなぜ有効なのか


さて、設定が終わったので、平均足のお話に入っていきましょう。

まずは、平均足の利点についての補足説明です。

前回、平均足のメリットは、そのローソク足一本だけのトレンドをの強さを示してくれることだ、と書きましたが、

平均足が単独でそのローソク足の強弱を示せるのは、平均足の算出方法によるものです。

このように平均足は、平均値により始値と終値が計算されています。

高値と安値は通常のローソク足と共通です。

※図1 平均足の仕組み(注1

このなかで注目したいのは始値の計算方法です。

平均足の始値は、前回のローソク足の始値・終値の平均です。

つまり、前回のローソク足が上がったのか、下がったのか、

実質的にどれくらいの位置にあったのか、という情報を反映した数値になるということです。

この前回のローソク足の情報を反映した数値である始値が基準となり、

今回の平均足が陽線なのか陰線なのかが判別されます。

通常のローソク足の場合、用いられるのは前回のローソク足の終値のみですから、

前回のローソク足の動向についての情報はほとんど含まれません。

これが平均足の特徴です。

前回のローソク足の動向を踏まえつつ、その比較で現在のローソク足の状態を示してくれるので、

現在のローソク足の強弱を判断できるのです。

〇 長いヒゲの解釈について


平均足に出現する長いヒゲは、強いトレンドのあらわれだとされています。

※陽・陰線とヒゲの組み合わせ(注2

陽線と上ヒゲで強い買いシグナル

陰線と下ヒゲで強い売りシグナル、というふうにです。

しかし、ローソク1本が陽線か陰線かで勝負する短期バイナリーの世界では、

これとは逆の解釈をします。

そのローソクが強い上昇トレンドを示すと、次のローソクはトレンドを弱めるだろう、と考えます。

それを利用したのが次の場面。

下げトレンド中に3本陽線が混じっています。

5戦限定法であれば、3戦目からの3連敗という致命的な損害を被る可能性がある場面です。

これに平均足を表示してみると、

3陽線の直前の平均足は長い下ヒゲを伴った陰線になっていることがわかります。

この直前の陰線は、そこだけ突出した大きな下げになっています。

平均足もそれを反映して、強い下げトレンドを示す下ヒゲ陰線になっているわけですね。

しかし、下ヒゲが長いということは、それだけ実質と乖離しているということでもあります。

平均足の本体は、平均値で計算されており、

これは突発的な動きの影響を弱めて実質的な動きを示そうとするものです。

つまり、平均足の本体部分は実質的な下げを示しています。

それに対して下ヒゲの先端は、ローソク足と同じ安値そのままです。

実質的な下げに対して、安値はそこから大きく下に乖離してしまっているということになります。

テクニカルチャートの一般的な傾向として、こうした乖離はだんだんと解消されるという性質があります。

移動平均線から大きく乖離したローソク足が、

そのあと移動平均線にふたたび接近していく動きをする、という性質が有名ですね。

※移動平均線乖離率とは(注3

平均足の場合も、短期的には乖離を解消する方向に動きます

したがって、長い下ヒゲ陰線が出たあと、下げではなく、

乖離を解消する上昇があらわれた、というわけですね。

これを見越して、

長いヒゲは、反転する動きの予兆だと解釈するのです。

〇 トレードの落とし込むには工夫が必要


今回触れた内容が、平均足の基礎、そして核心部分となります。

この性質を利用して、連続トレードや5戦限定法を行っていくわけですが、

やはりある程度の工夫は必要になります。

ただ、この基礎部分を抑えておけば、理解は簡単ですし、

自分で応用してアレンジしていく際の助けにもなります。

始値や終値の算出方法などの考え方は少し複雑ではありますが、

おおまかに把握しておいてください。

■■■■脚注■■■■

(注1)平均足・DMI(外為オンライン)
(注2)平均足(ヒロセ通商)
(注3)移動平均線乖離率(アイネット証券)

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