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ADXは簡単すぎてややこしい?いえ簡単です!

更新:2020年02月22日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

ハイローオーストラリアのトレーダーでADXを使っている人もいますね!

これはMT4やMT5のチャートの下に表示されるオシレーターのひとつです!

3本もラインが重なっていて、一見複雑そうですが意味はシンプルで見かたも簡単です。

ADXで「有利にハイローできるとき」を判断してみましょう

目次

〇 ADXとは


意味の前にMT4での表示方法を説明します!

いつものように「ナビゲーター」「インディケータ」と探していくと「トレンド」のところにあるのですが、

「ADX」となっていません。

「Average Directional Movement Index」

と略していない名前になっています。

これをドラッグするとチャートにADXがちゃんと表示されるのですが、ちょっとややこしいですね。

それでは、ADXの意味です。

・ADXとは、トレンドの強弱を示すオシレーターです

前のローソク足と比べて上昇や下降がどのくらい強いのかを積み重ねて計算しています。

※オシレーターとは (注1

〇 ADXの3本のライン


ADXがめんどくさそうな理由のひとつに、3本の性格の違うラインの存在があります。

「ADX」(えーでぃーえっくす)という名前のラインは、赤の実線です。

ほかの2本は、「+DI」(プラスディーアイ)と「-DI」(マイナスディーアイ)といいます。

慣れる必要はありますが、これらの役割がわかると「なるほど」と思えますので、整理しましょう。

ADX:トレンドが強いか弱いか「だけ」あらわす。
上昇トレンドでも下降トレンドでも、強いときはADXは上に行く。
+DI:緑の点線。上昇トレンドが強いときに上に行く。
-DI:ピンクの点線。下降トレンドが強いときに上に行く。


たとえば、ADXと+DIが共にすご~く上にあれば「すご~く強い上昇トレンドだ」と判断できるのです。

(下降トレンドのときは-DI)

覚え方も「プラスだから上昇か」ということで簡単ですね。

※DIの補足説明 (注2

〇 ADXの使い方【基本】


FX、ハイローオーストラリア共通の使い方、基本です。

トレンド判断に使います。

(1)ADXが上にあれば強いトレンドである。上昇か下降かはDIで判断する。
(2)+DIと-DIがクロスし、上下が逆転したらトレンド転換のシグナル。
(上になったほうのトレンドが新しいトレンド)
(3)トレンド発生を確認したら、トレンドフォローで売買をする。


以上が使い方です。

ちなみに、+DIと-DIのクロスだけでトレンド転換を決めるのは危険です。

上の図の真ん中の黄色い〇がレンジ相場ですが、何度も+DIと-DIがクロスしていますがすべてダマシです。

上の図なら、両端のようにどちらかがはっきりと上になっているときが本当のトレンド発生なのです。

もちろん、そのときにはADXもしっかりと上にあります。

※トレンドとは (注3
※レンジ相場とは (注4

〇 ADXをハイローオーストラリアに利用するには


ADXはトレンドの強さや転換ポイントを見極めるのに有利だとわかりましたが、

ではハイローオーストラリアではどう使えばいいのでしょうか。

・ADXはトレンドと同じ方向を買うときに使う

せっかくトレンドを教えてくれるインディケータなので、基本はこう使います。

ほかのインディケータと組み合わせることもできますが、慣れればローソク足とADXだけでも充分トレードできますよ(^^)/

〇 ハイローオーストラリアでの具体的な使い方


ハイローオーストラリアでは、最初にADXでトレンド発生を確認、+DIなのか-DIなのかをチェック、

そのあとローソク足の形を見てエントリーするという順に使います

FXの「ブレイクアウト手法」に似ていますが、

できるだけADXが長い間レンジ相場を表していた後に、

トレンドが発生したときのほうが値幅が大きくハイローオーストラリアで有利となります。

クイックデモをやってみましょう。

ちょうどポンド/円(GBPJPY)の1分足がレンジ相場でしたが、ADXと-DIが上昇しはじめました。

3本のラインがどんどん離れていきます。

そこでTurboの1分を連続で2回買ってみました

「LOW」です。

スタートからよさそうな雰囲気ですね。

※ブレイクアウトとは (注5

〇 まとめ


このときは、ローソク足の動きも見ながらでしたが、うまくいきました。

わりと簡単に使えるので、使っているオシレーターの成績がイマイチと感じているときに試してみるのもいいかもしれませんね。

これは、数々の優秀なインディケータを作ったワイルダー(Welles Wilder)さんが考えたものです。

同じワイルダーさんが作ったものはもちろん、ほとんどのインディケータと相性が良いのです。

補足として、+DIと-DIを計算するためにDMIという数値を使うのですが、

本やサイトによって一緒のもののように書いてあることがあります。

こんなちょっとしたところからも使いにくそうに思えますが、気にせず使ってみてくださいね!

ではまた!


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※ADXのことをもっと知りたい方はこちらも読んでくださいね。

「【ADX総集編】DMIとの関係そしてADXの点」

「ADXは簡単すぎてややこしい?いえ簡単です!」

「ADXでトレンド判断をしてハイローオーストラリア」

「ADXの極値ルールをハイローオーストラリアで使う方法」

「+DIに注目すればADXが見えてくる」

-------------------------------------

■■■■脚注■■■■

(注1)オシレーター (おしれーたー)(大和証券)
(注2)(5) DMI(MARKETSPEED)
(注3)トレンド (とれんど)(大和証券)
(注4)レンジ相場 (れんじそうば)(大和証券)
(注5)ブレイクアウト(ぶれいくあうと)(野村證券)

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