自分だけのトレードルールの作り方5つのステップ

更新：2019年05月29日

こんにちは！

フィナンシャルプランナーで、海外FX大好きトレーダーのchieです！

XMトレーダーの中級者の方によく質問されることがあります！

それが「トレードルールの作り方」です！

ルールを守れというけれど、具体的に使えるルールってなんだろうという悩みです！

今回はchieの実際のトレード結果と反省内容を使って自分だけのトレードルール作りの方法をお教えします。


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• FX中級者、2つの疑問
• 失敗と成功、どちらも記録する理由
• とても単純なchieのトレード反省表！これがルール作りの材料になります
• 反省と分析のなかから何度も出てくる内容をあぶりだすのがポイント
• 恥ずかしいchieのルールとチェックシートを見てみましょう
• ルール作りまとめ

〇 FX中級者、2つの疑問

まず初心者の方は、だいたい次のような過程をたどります。

ネットに基本的なことが書いてある時代なので、専門用語やトレード方法、

MT4の使い方まですぐに覚えることができます。

だんだん基本がわかって、トレード経験を積むと中級者になったかなと自覚していきます。

そして、次のようなことの重要さを改めて認識します。

それが、資金管理（統計や確率の計算）、自己管理（トレーダー心理の理解、スケジュールや感情のコントロール）、

といったネットではやり方がみつからない2つの分野なのです。

どう実行したらいいのでしょうか？

疑問ですよね。

これがわかれば、トレードルールも簡単に決まると思うのですが……。

今回は、細かい計算方法や心理学の解説ではなく、誰にでもすぐできる方法をご紹介します。

資金管理と自己管理のためのルールを作るには、材料として「トレード記録」を使います。

※投資家心理 （注1）

〇 失敗と成功、どちらも記録する理由

XMのMT4、MT5では簡単にトレード結果を見ることができます。

「ターミナル」「口座履歴」のてきとうな場所を右クリック、

メニューで「詳細レポートの保存」をクリックするとブラウザに表示されます。

今回は、上のほうの「何時にどの通貨ペアをトレードして、結果はどうなったか」という一覧を使って反省や分析をしましょう。

反省するときには、成功したトレードについても分析します。

これは自分の成功パターンを知るためですから、次にも同じような場面が来れば勇気を持って前に進めるからです。

失敗トレードももちろん分析します。

理由は弱点克服のため、または「できないことからは素直に撤退するため」です。

わかりにくいかもしれませんが、まずは終わりまで読んでみてください(^^)/

※ターミナルウィンドウの使い方 （注2）


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〇 とても単純なchieのトレード反省表！これがルール作りの材料になります

実際のトレード内容をExcelにコピーして、損失を出したときと利益になったときに思ったことを書き残します。

エントリーのときに考えていたことも書きましょう。

スキャルの人は毎日何十回ぶんもしなくても良くて、1日1回くらい気になったトレードだけをピックアップして書いても良いのです。

（ただし成功と失敗それぞれ1回すずは最低書きましょう）

デイトレード以上の期間の人は、週に1回くらいでもかまいません。

上の図がchieの反省表です。

単純なことしか書いていません。

でも、これをもとに自分だけのトレードルールとチェックシートを作ることができます。

チェックシートは、反省をするたびに内容が変わります。

※デイトレードとは （注3）
※スキャルピングとは （注4）

〇 反省と分析のなかから何度も出てくる内容をあぶりだすのがポイント

では、ここから自分だけのルール作りの手順に入りましょう。

1.反省表を見て、よく出てくる言葉、内容をピックアップ
2.これが自分のトレードの特徴なので、利益が出たときの特徴と逆のときの特徴を分ける
3.利益が出たときの特徴を伸ばす、活用するルールを考える
4.損失が出たときの特徴を回避するルールを考える
5.Excelなどにまとめて、チェックする余白を作る

この5ステップで、ルールとチェックシートができました。


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〇 恥ずかしいchieのルールとチェックシートを見てみましょう

これは先週のトレードの反省から作ったルールとチェックシートです。

反省表の中には「待てなかった」という言葉が多かったですね。

レンジ相場のブレイクアウトをとらえようとして、何度も早くエントリーしすぎていたことがわかります。

そこで作ったルールが「レンジのときに入らない」なのです。

また、下のほうに感情や性質についての言葉がありますが、

たとえば大きな利益を出した後に連続していい加減なトレードをして損失になった原因を「うぬぼれ」と判断しているのです。

チェックシートで毎朝見れば、心理状態を把握することもできます。

項目に〇やｘを書くといいでしょう。

（今回はたまたま悪いところばかりですが、成功の理由も書いておきましょう）

恥ずかしい内容ですが、chieの場合は実際にこれらのことに注意しないと利益を出すのが難しくなるわけです。

※ブレイクアウトとは （注5）

〇 ルール作りまとめ

実際の例を見ていただくのが良いと思い、最新のチェックシートを公開してみました。

たまたま損失の多いときでしたが、利益になるときもあるのでご安心ください(;'∀')

トレーダーの性質、性格は全員違いますので、こんなルール作りは非常に有効なはずです。

大切なのは、失敗も成功も正面から受け止めて、淡々と対処しつづけることです。

ぜひ自分に合った反省、振り返りをぜひみつけてくださいね。


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■■■■脚注■■■■

（注1）なぜ投資がうまい人は「悲観で買う、楽観で売る」ができるのか？（楽天証券）
（注2）ターミナルウィンドウの機能 – 口座残高やポジション管理など（FXTF）
（注3）デイトレード（でいとれーど）（野村證券）
（注4）スキャルピング（スカルピング）（カブドットコム証券）
（注5）ブレイクアウト（ぶれいくあうと）（野村證券）