5戦限定法の運用は慎重に！逆張りのときは要注意！

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5戦限定法の運用は慎重に！逆張りのときは要注意！

更新：2019年07月25日

こんにちは、ミウラです！

ハイローオーストラリアでの5分チャートを使ったトレード！

連続トレード、5戦限定法の両方を試してみたわけですが、

5分という短期に限ったトレードであるため、

利益という面ではどうしても5戦限定法に軍配が上がります！

ただ、5戦限定法の損失リスクを忘れてはいけません。

5戦限定法で挑むなら、慎重に慎重を重ねたエントリーであることが必要です。

今回は、5戦限定法でトレードする際にどのような部分で判断を厳しくしていくべきか、

そのポイントを説明したいと思います。

〇　ひとつのサインが出ても突っ込まない

まずはこの画像を見てください。

平均足の長い上ヒゲ陽線が出ています。

平均足の長い上ヒゲは、強い上昇トレンドの現れです。

※陽・陰線とヒゲの組み合わせ　（ヒロセ通商）　（注1）

しかしながら、その次に調整の下げが入りやすい傾向にあり、

次は陰線では？という予測もできます。

よって、5戦限定法のlowでエントリーしよう、となるのですが、

ここで思いとどまれるかどうかで明暗が分かれます。

他のサインもよく見てみましょう。

〇　サインのどれかひとつでも欠けていないかをチェック

まずは、MACDとRSIをチェックしてみます。

MACDはシグナルが0ラインを突破しています。

これは最後に出る上昇トレンドの買い増しサイン。

※基本的な見方　（楽天証券）　（注2）

ここからは上昇が一段落し、陽線と陰線が入り混じる展開になりやすいです。

よって、5戦限定法がワークしやすい環境といえます。

RSIも70ラインを突破しており、こちらは売りのサインです。

※RSIで見える売買サイン！～パーセントの水準に注目！～　（SBI証券）　（注3）

MACD、RSIはともにエントリーのGOサインが出ているといってよいでしょう。

ただ、ひとつ欠けているサインがあります。

ボリンジャーバンドの下バンドが、

パラメータ25と200の平均線を上に抜き去ろうとしています。

これは上昇が止まり、下げに転換するというサインです。

これでlowエントリーのためのすべてのサインが出揃った！というように見えますが、

落ち着いてよく見てください。

実は最新の5分足はまだ確定していません。

つまり、ボリンジャーバンドの下バンドが平均線を上抜くかどうかもまだ未確定です。

よって、サインはすべて出揃ってはいません。

このボリンジャーバンドの上抜きが確定するまで、エントリーせずにあと5分待つべきなのです。

〇 5分待ってエントリーした結果

さて、5分が経過しました。

チャートを見てみましょう。

やはり上昇が続いて陽線になっています。

lowでのエントリーは危険でしたね。

この時点でボリンジャーバンドの下バンドが平均線2本を上抜きました。

これで反転下落のサインはすべて出揃っています。

なので、ここから5戦限定法、lowでエントリーしていきます。

トレード結果です。

4戦で終了し、5000円スタートで利益は2万9500円となりました。

1戦目、2戦目ともに取れているので、利益が大きいです。

5分足でもきちんと陰線になっていますね。

サインが出揃うまで5分間待ったのが功を奏しました。

〇より長いスパンでのトレンドも意識する

今回、ここまでしっかりとサインが出揃うのを待った理由は、

全体としてのトレンドの流れです。

5分足のチャートでも全体で見れば、長い上昇トレンドの最中であり、

押し上げる力が強く働いていることが推測できます。

ここでlowの方向にエントリーするのは、いわば逆張りです。

しかもハイリスクな5戦限定法ですから、慎重に慎重を重ねたわけですね。

さらに慎重な人であれば、逆張りは一切せずにエントリーは見送ったかもしれません。

ミウラ的にはそれもアリだと思います。

5戦限定法は、お手軽に入れて高リターン、というイメージが先行しがちですが、

常に今回くらいの用心深さはあって然るべきですね。