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難度は高め?タイムゾーン分析で注目すべき部分とは?

更新:2020年12月04日

こんにちは、ミウラです!

前回、軽くフィボナッチタイムゾーンについてお話しましたが、

本格的にトレードに導入するためには、2点の取り方から判断が難しい場面の捌き方まで、

具体的な対処方法を知っておく必要があります!

今回は、前回よりも踏み込んだフィボナッチタイムゾー ンの使い方について説明します。

これを参考に、うまく時間の概念を味方につけていきましょう。

目次

〇 タイムゾーンの描き方について

まず、フィボナッチタイムゾーンのラインを引くためには、2点を選ばないといけません

この2点の取り方ですが、


直近で一番大きな上げ、または下げを結ぶ2点を取るのが良いでしょう

ほとんどの場合で、直近の高値と安値を取ることになりますが、

必ず最高値と最安値を選ばなくても構いません。

なぜなら重要なのはスイングの波だからです。

フィボナッチタイムゾーンが見つけ出すのは、

一目均衡表などで言われる「変化日」のようなトレンドの流れが変わるタイミングです

一目では9、17、26を使うところ、

フィボナッチタイムゾーンではフィボナッチ数列の3、5、8、11を使っています

※ 時間論(auカブコム証券)(注1

ひとつの上げや下げをベースにして、そこから先のトレンド変化をフィボナッチ数を使って予測しているので、

最初に指定するのは純粋な最高値や最安値ではなく、

明確な上げや下げの波であるほうが、精度が上がります

また、短期バイナリーの場合は、できるだけ短いスパンで2点を取ったほうが、

トレードの回数を増やしやすいといった、現実的な要請もあります

〇 判断が複雑なケース

では、さっそくなかなか面倒なケースから見ていきましょう。


タイムゾーンのラインに差し掛かる直前の動きは下げです

ですから、このライン後は一時的にせよ、転換して上に向かうと予測できます。

よって、入る方向はHigh

ライン上、またはライン通過後の陰線を待ってHighで入るのがよいでしょう

ただ、ここで十字線が出ており、これが厄介です。

十字線ということは上下のせめぎあいが均衡しているということなのですが、

この十字線の内部で、ライン通過後の反転上昇が消化されてしまっている場合があります。

これを見抜けずに、陰線を見てHighで入ると、そのまま下げ続けて負け、

というのが典型的なダマシパターンです。


しかし、ここではHighで入ります。

陰線が出たのを見てHigh


その後、大きく上昇して勝ち

ここでHighを継続した理由は、けっこう複雑な判断が入っているので、じっくりやります

〇  タイムゾーンから離れると反転する動きは弱まる

前回タイムゾーン通過後に一時的に反転の動きが出るが、それが継続するかはわからない

と書きました。

これはつまり、タイムゾーンからある程度離れると、反転する動きが弱くなる、 ということです。


この画像でも、2のタイムゾーンを通過した直後は、反転上昇の動きが出ていますが、

次の3のタイムゾーンが迫る時間帯になると、上昇の動きが失われてまた下げています。


そこで、先ほどのHighで勝った場面です。

タイムゾーンのライン上で十字線が連続したため、Highで入ったのは通過後、かなり後のタイミング。

タイムゾーンから遠すぎて、すでに反転上昇の力は失われているのでは?と通常は判断するところです。

こういうときはエントリーせずにスルーしておくのが安全なのですが、

実際はHighで入って勝っています。

それはなぜか?

〇 5分線とローソクの位置関係に注目

ここで重要になるのが5分線の捉え方です。

平均線より上なら上昇トレンド、下なら下降トレンドというのは、基本的なチャートの読み方です。

※ 基本的な活用法(マネックス証券)(注2


実はタイムゾーンをまたぐときに、ローソク足と5分線の位置関係が入れ替わることが多いのです

5分線の下にあれば上、上にあれば下、というように、上下が入れ替わるということがよくあります。

そこで、タイムゾーンから多少、離れていても、まだHighで通用すると考えたわけですね。


この考え方は、かなり有力な判断方法ではありますが、もちろんそうならないこともあります。

この画像では、1、2、では入れ替わりが起きていますが、3では入れ替わっていません。

この3のタイムゾーンでは、

そもそも反転自体も起きていない状況なので、ダマシということになります


こういったイレギュラーはタイムゾーンの引き方によっても出現したりしなかったりするので、

単独で判断はせずに、他の指標との組み合わせでダマシを回避していく必要があります。

〇 タイムゾーン分析は難度が高め

今回、タイムゾーンを扱って2回目ですが、

他の指標に比べてタイムゾーンの扱いの難度は高めです。

一目均衡表の時間論と同様に、時間によるチャート分析というのは理解が難しい部分があるので、

焦らずにじっくりと研究していく、くらいの心構えで十分です。

一目均衡表やエリオット波動などの考え方も大きなヒントになるので、合わせて読んでみても良いでしょう

■■■■脚注■■■■

(注1)第5回 一目均衡表 その応用的活用法-時間論、波動論、水準論(auカブコム証券)
(注2)移動平均線(マネックス証券)

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