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リトレースメントとは少し違う?フィボナッチアークの使い方!

更新:2021年03月19日

こんにちは、ミウラです!

前回に紹介したフィボナッチアークの使い方は、

フィボナッチ・リトレースメントとほぼ同じ、と考えて問題ないです!

時間軸の方面に拡張されてはいるものの、フィボナッチタイムゾーンのように

純粋に時間をベースに描写されたものではなく、

あくまで擬似的に横軸の要素も取り入れているだけだからです。

アークのベースになるのはあくまで価格なので、

取り扱い方もリトレースメントに準じたものになります

※【1】フィボナッチアークとは?(JFX)(注1

とはいえ、時間軸の要素を取り入れたことにより、

リトレースメントと扱い方が違う部分もあります。

今回は、フィボナッチアークの具体的な使い方を検討しながら、

リトレースメントとの違いについてもお話ししていきます。

目次

〇  フィボナッチアークの修正について

今回も、MT5のフィボナッチアークの修正にスクリプトを使用します


前回に詳しく解説しているので、そちらも参照してください。

MT5のフィボナッチアークは自分で縮尺が調整できるようになっているのですが、

自動で調整する機能がないので、自分で縮尺を設定しないといけません。

プロパティの“scale”の数値を弄くれば良いのですが、これが少々厄介でして、

数値の設定方法は人によってまちまちで、これという正解もない状況です。

なので、この自動修正のスクリプトを使うのが無難かな、という感じですね。

このscaleの調整については、また解説するかもしれませんが、

けっこう長くなるので今回は割愛します。

〇  最初は突き抜けてしまいやすい

では、フィボナッチアークの使い方を見ていきましょう。

フィボナッチアークの利用法は、リトレースメントと同じく、

サポートやレジスタンスとして扱う、というものです。

※ フィボナッチ=トレンド中の一時的な基準ポイント(SBI FXトレード)(注2


この場面では、アークに頭をぶつけて跳ね返されていますね。

アークがレジスタンスとして機能した場面だといえるでしょう。

ただ、この場面、よく見てみると、

必ずしもサポートやレジスタンスとして機能していない部分もあります


この最初の部分では、フィボナッチアークがサポートになっていません。

実は、フィボナッチアークは、その形状からサポートやレジスタンスになりにくい場合があります

この場面ですと、

アークは上に切り上がっていっているので、サポートもどんどん切り上がってしまいます。

しかし、実際にこの切り上がりに沿って上昇する、というのはまれです。

たいていは抜けてしまったあと、

サポートがレジスタンスに転化して、そこではじめて機能します。

フィボナッチアークは、最初はたいてい突き抜けてしまう

そのあとにサポートやレジスタンスとして機能しやすくなる、と 覚えておきましょう

〇  最初の接触でも反発は存在する

それでは、実際のトレードに入っていきます。


23.6%のリトレースメントのラインを下に抜けて、38.2%のアークに接近している場面です

普通は、ここは下抜けの可能性大なので、スルー推奨です。

ただしこの場面では、ここでHighで入っています。

いきなりイレギュラーな入り方で申し訳ないのですが、

フィボナッチアークに最初にローソク足が接近したとき、

サポートにはなりませんが、反発がないわけではありません。

反発は発生するのですが、切り上がるアークの形状によって、いずれは下に抜けてしまう、 ということです。

さらにここではサポートになりやすい、

リトレースメントの下に抜けたところでローソクが完成しています。

なので、一時的にここで上がるだろう、と踏んだわけですね。


結果は勝ちでした

一時的な反発は確かにはたらいています。

しかし、アークが上に切り上がってしまっているので、ローソクはアークの下に抜けてしまいました。

完全なサポートになりえない、というのはこういうことですね。

〇  抜けてからの予測は精度が高い

トレードを続行します。


やはりアークはサポートにならず、ローソクはどんどん下げていきます

リトレースメント38.2%を抜けて、アークの50%にぶつかりました。

さっきHighで入って勝てた場面と同じシチュエーションですが、今回はスルーしました

というのも、リトレースメント38.2%を大きく下抜けて、

リトレースメント50%のラインのほうが近い位置まで下げてしまったからです。

こうなると、一気に50%を狙うかも?という予測が出てきます。

なので、念の為、Highでのエントリーはスルーしました。


この予測は当たりでした。

一気にリトレースメント50%まで下抜けて、そこで反発です

長い下ヒゲになっていますね。

いったんアークを下に抜けると、その形状からレジスタンスとしては機能しやすくなります。

なので、ここでLow


予想通り、アークがレジスタンスとなって下げました

この抜けてからのレジスタンスへの変化は、かなり精度が高いです。

一つ前のトレードのように無理にHighを狙わず、

一度突き抜けるのを待ってからのトレードに絞る、というのも良 い方法だと思います

〇  リトレースメントとの形状の違いが重要

このようにフィボナッチアーク自体は、サポートにもレジスタンスにもなるのですが、

その特殊なかたちから、サポートやレジスタンスとして機能しにくい、という場面があります

リトレースメントとの形状の違いを理解したうえで、両者を併用すると、

一気に勝率を高めることができるようになるでしょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)フィボナッチアーク(JFX)
(注2)フィボナッチを活用した取引方法(SBI FXトレード) 

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