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相反するサインに困惑?そんなときはサインに主従を作っておこう!

更新:2021年05月21日

こんにちは、ミウラです!

複数のインジケーターやオブジェクトを併用する場合、

各指標のどれを優先するかを考えておかないといけません!

相反するサインが出た時にどちらを選択するかは、トレードに際して常につきまとう問題です!

前回、フィボナッチアークとフィボナッチファンの優先順位について少し触れましたが、

今回は、より具体的なケースを使って、さらに踏み込んだ判断について検討していきます。

これを見れば、アークとファンを併用してのトレードで、判断に困ることはなくなるでしょう

目次

〇  使用する指標に主従の関係を作っておく

複数の指標を組み合わせて使う以上、

相反するサインが出てしまう、どちらにもとれてしまう、というのは、宿命のようなものです。

これを解決するには、使用する指標に主、従の関係を作ってしまうのがおすすめです

トレードには主とする指標を使っていき、従の指標はセカンド・オピニオンのように使用します。

これがわかりやすく、使いやすいトレードサインの運用につながります。

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この考え方をフィボナッチアークとフィボナッチファンにも当てはめる場合、

おすすめは、主=フィボナッチファン、従=フィボナッチアーク、という組み合わせです


といっても、常にファンを意識してアークを無視するわけでもなく、

両者が重なる部分のみ、ファンによる判断を優先する、ということです

ファンはトレンドラインの性質を持っており、

強固なサポートやレジスタンスになりやすいことは、前回でも触れました。

よって、重なった部分はファンで判断し、

重なっていない部分では、アークとファン、それぞれを使用してトレードを行います


この場面では、トレードサインとして機能しているのは、ファンのみとなっています。

ファンのところではローソク足がもみ合いを見せており、エントリーできるタイミングがありますね。

一方、アークの「抜けてからサポートやレジスタンスに転換する」という性質を利用できる部分は見当たりません

どのアークも素直に抜けてしまい、戻っていないからです。

なので、この画像の場面では、ファンを使用してトレードすることになるでしょう。


トレードの方法ですが、フィボナッチファンが強いサポートになることを利用します。

一時的にせよ、そこで反発、もみ合う可能性が高いので、Highでのエントリーを意識。

最初のファンへの接触で、サポートになるのを確認したら、

次のファンへの接触地点でHighでエントリーします

まず、サポートになることを確認するのは、そのまま抜けてしまうケースを回避するためで す。

1つ目のエントリーポイントの直前、

38.2%のファンはサポートにならず、ストレートで下抜けしています。

こういうパターンを回避するために、必ず、最初にサポートになることを確認します。

そして、一度、サポートになれば、次も同じ展開になることがおおいに期待できます。

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ただし、入るのは、最初の接触でサポートを確認したあとすぐ、です。

画像の2つ目のエントリーポイントを見てもわかりますが、

もみ合いが続かないとすぐに抜けてしまう可能性があります。

よってサポート確認からすぐに動く必要性があるのです。

〇  実践例

では、具体的な実践例で判断の流れを確認していきましょう。


最安値をつけたチャートが反転上昇を開始しました

もうすぐ、フィボナッチアーク23.6%とフィボナッチファン38.2%に接触しそうです。

このとき、優先すべきはファンのほうです。

ファンはレジスタンスになりやすいので、画像のように跳ね返されるイメージを想定します。

ただし、最初の接触は確認のためエントリーしません。

レジスタンスになることを確認してから、エントリーしていきます


しかし、ここで予想外の出来事が。

ローソク足がファンを上に抜いてしまいました。

ですが、これはよくあること。

フィボナッチ・リトレースメントを思い出して欲しいのですが、

ラインを抜いたことで達成感が出て反対の動きになる

ということはよくありました。

リトレースメントの特性を持つファンも同じような現象がよく起きます。

ここでは、少しファンを抜いてから、戻ってきてもみ合う流れをイメージし直します。


予想通り、ファンを抜いてからローソク足は下がってきました。

ここでもし、フィボナッチアークを優先するなら、アークがサポートになって上、 となるのですが、

ファンも同じ場所に重なっており、ファンが優先されます

よって、アークがサポートになって上、という展開にはなりにくいです。

ここでHighで入ると負けるのでやめましょう


やはり、ファンともみ合う展開となりました。

ここでは下に落ちていくファンともみ合う展開なので、Lowのほうが勝ちやすいで す

そこで、ファンの上にしっかりと陽線で出たところでLowで入ります。

ファンに頭をぶつけたところでLowでも勝てなくはないですが、

このケースのように上抜けしたときは負けになります。

その手前でローソク足がしっかりファンを上に抜けている現象が起きていますので、

ファンの上に出てから、Lowで入るのが安全でしょう。


ファンを上に抜けてからの下げをLowでしっかりと捕まえて勝ち

このままもみ合い続けるのであれば、この繰り返しで簡単に勝ちを重ねられます。

〇  どの指標の組み合わせでも主従を作っておくことは重要

複数の指標を併用することは、予測の精度向上には欠かせません

一方で、相反するサインが出た時、判断に迷いが生じて失敗する原因にもなります。

今回はフィボナッチアークとフィボナッチファンの主従を取り上げましたが、

これはどの指標の組み合わせにも言えることです

トレードに入る前に、使用する指標のどれを優先するのか、事前に考えておくと、

素早い判断ができ、チャンスを逃さずに捕まえることができるでしょう。

■■■■脚注■■■■

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