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課題はタイムゾーンの精度悪化?アークとタイムゾーン併用の実践例!

更新:2021年06月23日

こんにちは、ミウラです!

前回フィボナッチアークとフィボナッチタイムゾーンの組み合わせについて紹介しました!

レートと時間、2つの異なる視点からチャートを分析し、

予想の精度を引き上げてくれる組み合わせです!

※ フィボナッチタイムゾーン(アイネット証券)(注1

前回は理論の説明のみだったので、

今回は実践例をあげて運用方法を説明していきます。

実際の運用では、細かなイレギュラーが多く発生するので、

その対処法なども合わせて見ていきましょう。

目次

〇  両者が矛盾する場合の動き

前回に使用したチャート例で実際の取引を行ってみましょう。


タイムゾーンのトレンドから見るに、最新の2~3の区間は下げになりそうです

Lowでのエントリーが有利になるはずですが、実際はどうでしょうか。

エントリーできそうなポイントが来るまで待ちます。


さて、いきなり迷う場面に出くわしました。

フィボナッチタイムゾーンは下げ優勢であることを示唆しています

しかし、フィボナッチアークの基本は、

「抜けたから戻ってきたところがサポートになる」というものでした。

これはサポート、レジスタンスの転換の考え方を応用したものです。

※ ロールリバーサルによる役割転換の可能性(SBIFXトレード)(注2

タイムゾーンを優先するなら、アークがレジスタンスになって下がると予想できるので、

アークのところでLow

アークを優先するなら、上に抜ける可能性が高いので、エントリーは見送り、 となります。

どっちでしょうか?


正解は「上に抜ける」でした

アークとタイムゾーン、どっちが勝つか、という場面で、

アークが勝った、ということになります。

経験上、アークが最初の接触で強いサポートやレジスタンスになることは珍しく、

たいていは抜けられてしまいます。

ただ、この強い上への伸びから見て、

タイムゾーンの区間の設定が少しズレている可能性もありますね。

タイムゾーンもドンピシャでトレンドの境目を示してくれるわけではないので、

ある程度、柔軟に解釈していく必要があります。

〇  アークを抜けてからのサポート力はかなり強め

さて、アークをいったん上に抜けたローソク足でしたが、すぐに落ちてきました

タイムゾーンの解釈ではLow優勢の区間なので、その影響でしょうか。

ここでまた二択となります。


フィボナッチアークを信じるならば、抜けたからの戻りに対しては強いサポートになるので、

ここでHigh、というのが正解のはず。

ただ、タイムゾーンは下げ有利を示しているので、

サポートにならず下に抜けてしまう・・・という展開も予想されます。


今回もアークの勝ちとなりました。

いったん抜けたあと、サポートやレジスタンスとなる、というアークの性質は、

これも経験上ですが、かなり強力なものです。

タイムゾーンは下げ想定でしたが、それをはねのけてのHighで勝ちです。

ただ、先にも述べましたが、タイムゾーンがズレていて、

すでに上昇トレンドに転換している可能性はあります

〇 タイムゾーンのズレの可能性

さて、タイムゾーンの3のラインを通過しました。


ここからは上昇の区間、となるはずですが、

先の2~3の区間の後半は上昇しているようにも見えるので、

やはりタイムゾーンのズレはあるのかも。

ただ、まだ未確定なのでHigh前提でのエントリーで進めます。


フィボナッチアークはいったん抜けるのを待つのが基本

ただ、このようにアークの傾斜がきつくなってくると、

形としてサポートになりにくい場合があります。

こういうケースでは、

新規のローソク足がアークの上に出たときに、少し下げたあたりでHighで入ると、

うまく上昇を捉えることができます


上げ幅は微妙でしたが、アークがサポートになっています。

こう見ると、タイムゾーンの上昇優勢という解釈も間違っていないように見えますが・・・


そこから急落しています。

タイムゾーンでは上昇が優勢のはずなのですが、機能していません。

これはやはり、タイムゾーンの設定がズレてきている、という可能性が高いでしょう。

〇  タイムゾーンの精度悪化に注意

今回のトレードの結果を見ると、フィボナッチアークとフィボナッチタイムゾーンでは、

アークのほうを優先したほうが良い、というふうにも見えてしまいますが、

実際はそうではないと考えています。

今回、タイムゾーンがいまいち機能しなかったのは、設定のズレが原因だと考えています

以前にタイムゾーンを紹介したとき、しつこいくらい調整について説明したのですが、

タイムゾーンは時間が経てば経つほど相場とのズレが発生し、精度が悪化していきます。

実際には2~3の区間の後半は怪しくなることが多く、

しかもタイムゾーンの幅が広ければより精度の悪化が顕著になります。

今回の結論としては、

フィボナッチアークの抜けてからサポート、レジスタンスになる、という性質は強力

かつ、

タイムゾーンは、こまめな調整が必要

ということになります。

■■■■脚注■■■■

(注1)テクニカル分析入門(アイネット証券) 
(注2)サポートラインを活用した取引方法(SBIFXトレード) 

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