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移動平均線が物足りない人に!ボリンジャーバンドの使い方は?

更新:2018年02月14日

こんにちは、ミウラです!

移動平均線と同じくらいメジャーなインジケータといえば、

ボリンジャーバンドじゃないでしょうか!



ボリンジャーバンドは見た目で使い方がわかりやすいので、

もしかすると移動平均線より先にボリンジャーバンドから使い始めた、

という人もいるかもしれませんね!

ただ、ミウラ的には、ボリンジャーバンドは移動平均線をさらに応用したもの、

移動平均線の延長上にあるもの、というイメージが強いです。

「先に移動平均線に慣れておけ!」というのも、

移動平均線を使った経験があれば、

ボリンジャーバンドもすんなり使いこなせるようになるからですね。

そこで今回は、

移動平均線的な視点から、 ボリンジャーバンドの使い方を見ていきましょう。

使いこなせれば、

移動平均線と同じく、強力なパートナーになってくれるでしょう!


目次

〇 ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドは移動平均線の応用と書きましたが、

それはボリンジャーバンドが移動平均線をもとに描かれているからです。注1



通常、20日単純移動平均線を中心に、

上下に標準偏差にもとづいたバンドを描きます。

標準偏差プラスマイナス1αのバンド内にレートがおさまる確率は

68%、2αは95%、3αは98%となります。

よって、2αに到達したローソク足が、それ以上に上がる確率は低い、

と考えてlowで購入、
といった使い方をします。

〇 使い方は移動平均線と同じ

これまで移動平均線をサポートやレジスタンスとして使用してきましたが、

ボリンジャーバンドの場合も使い方は変わりません。



レンジ相場なら、ボリンジャーバンドのバンド上限はレジスタンス、

バンド下限はサポートとして機能します。
注2

この場合は、逆張りで買っていくことになります。



また、バンドを上や下に突き抜けた場合はブレイクとなり、

そこからトレンドが発生したと判断できます。

このケースでは、順張りでトレンドに沿って買っていく、という運用法になります。

この場合、

プラスマイナス1α、2αのバンドがサポートやレジスタンスとして機能します。



ボリンジャーバンドは画像からもわかるように、

エントリーのチャンスが豊富にあることが特徴です。

移動平均線でも高値や安値の平均線を同時に表示して、

バンドのように扱うことができましたが、

パラメータの設定など自分で平均線を組み合わせることが必要でした。

その点、ボリンジャーバンドは、

いくつもの平均線を組み合わせたような複雑なインジケータを

誰でもお手軽に運用できるという利点があります。


3αまで表示すれば、

実に7本の平均線を組み合わせたかのようなインジケータになります。

〇 順張り?逆張り?

ボリンジャーバンドを順張りで使うのか、

逆張りで使うのかについては議論があるところです。

というのも、ボリンジャーバンドの考案者が、

順張りで使うことを推奨しているからです。
注3

ただ、ハイローオーストラリアの1分turboのような短期間取引は、

長期にわたる株取引などとは性質が異なります。

順張りで使うのか、 逆張りで使うのかは

ケースバイケースで柔軟に選択すればよいでしょう。

ミウラの経験上は、1分~5分までのスパンなら逆張り、

それ以上の長さなら順張りが有効に機能すると考えています。


短時間ならば、

トレンドに反する相場の押しや戻りをキャッチすることもできるからです。

ただ、例外的なのが30秒で、こちらは順張り推奨です。

30秒はあまりに短期すぎるため、

相場の反転を期待する逆張りは失敗しやすいです。

素直にブレイク時のみを狙って仕掛けていきましょう。

〇 バンドのスクイーズとエキスパンドに注目しよう

ボリンジャーバンドのもうひとつの強みは、

相場の値動きの勢いを簡単に把握できる点にあります。



相場に勢いがなくなると、バンドは縮小(スクイーズ)し、

動き出すにつれてバンドは拡大(エキスパンド)していきます。

バンドが拡大し始めたときが、トレンド発生の可能性が高く、

エントリーのチャンスだといえます。


相場はこの拡大と縮小を繰り返して動いていくのですが、

相場が動き出してエントリーのチャンスがきたということを把握しやすいのも

ボリンジャーバンドの利点なのです。
注4

〇 具体的な運用法

では、具体的にハイローオーストラリアの1分トレードを念頭に置いて、

どう運用するのかを見ていきましょう。



パラメータですが、まずは平均線と同じ5分線が候補です。

この場合、これまでの移動平均線の組み合わせのように、

比較的狭いバンドで運用することになります。

表示するバンドは1αと2αでよいでしょう。

3αはあまり出番がないわりにチャートが見づらくなってしまうので外しています。

バンド幅が狭いため、上下のバンドをサポート、レジスタンスにして、

単純に逆張りしていく使い方ができます。

逆張りメインなのでトレンドが強くない相場が向いているでしょう。

動きに乏しい日本時間のドル円などに適しています。



標準的な20分線では、バンドの幅が拡大しすぎるため、

エントリーのチャンスは少なめになります。

5分線バージョンにくらべてチャートが見やすいことが最大の利点でしょう。

20分線で狙いたいのはバンドウォークと呼ばれる動き。

プラスマイナス1α、2αのバンドの内部にとどまりながら、

上や下へとゆるやかに推移する動きです。

プラスマイナス1αのバンドをサポートやレジスタンスにして、

連勝を狙うことができます。


〇 厳密には正しくない(議論の余地がある)インジケータであることには注意

このボリンジャーバンドは

統計の正規分布の考え方をもとに考案されたものです。

過去チャートを検証してもかなり有効に機能しているインジケータなのですが、

注意点もあります。

正規分布は独立した事象(出来事)のばらつき具合を示しており、

為替相場に応用する場合、

その事象とはレートのことを指します。

が、そのレートはそれぞれ独立しているというわけではなく、

連続性があり、偏りが発生します。


厳密にいえば正規分布の考え方は為替相場に持ち込めないはずです。

一方で、変動要因が多すぎる相場の完全予測は不可能であり、

相場の動きは過去の相場となんの関連性もない、

とするランダムウォークという考え方もあり、

それがボリンジャーバンドが為替相場でも有効である

という考え方に結びついています。
注5

ボリンジャーバンドが使える、使えない、

といったことに直接結びつく議論ではないですが、

ボリンジャーバンドが他のテクニカルとは

少し違ったアプローチで考案されていること
を知っておくと、

他のテクニカルとの組み合わせ方のヒントになるでしょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)証券用語解説集 ボリンジャーバンド (野村證券)
(注2)【2】ボリンジャーバンドとポイント (ヒロセ通商)
(注3)ボリンジャー・バンド 考え方 (マネーパートナーズ)
(注4)第2回 ボリンジャーバンド MACD バンドの拡大を狙った順張りの2つの手法 (外為オンライン)
(注5)証券用語解説集 ランダム・ウォーク (野村證券)

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