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「ATR」を使って根拠のあるエンベロープ設定をしよう!

更新:2018年03月03日

NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

エンベロープのお話をもう少し!

ボリンジャーバンドは勝手に計算してチャートの周りを適切に囲ってくれます!

しかしエンベロープは優秀なテクニカルなのに

たまに自力で設定を変えなくてはならないのですよね。

そんなときに便利な「ATR」というテクニカルを使えるようになりましょう!

応用がきくので知っておくとよいですよ。


目次

〇 「ATR」とは?難しく考えるのはよそう!



FXやバイナリーオプション、株などをはじめたときに

必ず先輩に進められる本「タートル流投資の魔術」で取り上げられて

一気に有名になった「ATR」

MT4とMT5に標準装備されています。

英語でAverage True Rangeなので「真の変動幅」と訳されています。

まあそのとおりといえばそうなんですけどわかりにくいですね(;^_^A

難しく考えるのはよしましょう。

さて、ローソク足って、ヒゲのぶんも考えたら結構な値幅が動きます。

で、そういうことも含めて値幅計算に取り入れましょうよ、

という考えで出したのが「ATR」です。

なので、値幅を見るには信頼度が高いものです。

値幅というのは、ご存じのように

「一定期間に価格がどのくらいの幅動いたのかな?」

ってことで、ボラティリティとまあ同じと考えてください。

・「ATR」とは、ボラティリティをみるために使いやすく信頼できるテクニカルです。

ハイローオーストラリアの攻略ブログなどでも、よく目にする名前ですね。

※MT4、MT5のダウンロードはここから注1
MT4公式の説明、わかりにくいんですよね(;^_^A (注2
ボラティリティとは注3

〇 「ATR」の教科書的な使い方



「ATR」の教科書的な使い方をここでおさらいしておきましょう。

・「ATR」が上のほうにある=相場は天井だけどこれが続くと下がるかもよ
・「ATR」が下のほうにある=レンジ相場が続いているよ


使い方、見かたとしてはこうなります。

では、次からいよいよエンベロープの設定用にどう使うかを説明します!

すみませんが、電卓を用意してください(;^_^A

エンベロープ注4

〇 「ATR」を使ってエンベロープの設定を決める



エンベロープの設定(パラメータ)のうち、

問題なのがこの下のほうの「偏差」
です。

ここを変えないと、図の右側のように

「1分足ではちょうど良いけど、 1時間足では使えない」ということになります。

エンベロープが値幅を包み込んでくれなくなるのですね。

それでは、「偏差」を出す手順です。図はドル/円の15分足で説明しますね。

順番にゆっくりやれば簡単です。


(1)エンベロープを使いたい足のチャートを表示させる

(2)そのチャートに「ATR」を表示させる

(3)「ATR」の最新の「Value」の数値を見る

(4)(3)の数値に100をかけるとpipsに変換できる(ドルストレートは10000をかける)

(5)(4)÷現在価格 =「偏差」


現在価格は、その通貨ペアの今のレートのことです。

MT4のレート表示などを見てくださいね。

見た目、めんどくさそうですけど

清水の舞台から飛び降りるつもりで、ぜひ一度やってみてください。

トレードが正確になりますから。

※ユーロ/ドルなどのドルストレートには(4)のときに10000をかけます。

やってて変な桁数になったら「あれ?」っておもいだしてくれればOKです(;^_^A

〇 とはいえ雑に設定しても使えます



図のドル/円の15分足チャートなら、こうなります。

(2)までの手順は同じです。


(3)「Value」は0.0721

(4)0.0721x100=7.21 なので、このときの「ATR」は7.21pips

(5)7.21÷109.38=0.065 エンベロープの「偏差」が出ました。0.065です。109.38はそのときのドル/円の価格。


エンベロープが1本だと物足りないと思うのでもう1つ加えます。


(1つ加えるためにさっきの偏差を2倍にする)0.065x2=0.13


もう一度、新たにエンベロープを表示させ、それの「偏差」を0.13にします。

もっとたくさん表示させたいなら、

(5)の数値を1.5倍とか3倍とかにしてエンベロープを増やしましょう。

ここで使う「ATR」もドル/円の価格もすぐ変わってしまう数値ですから、

実は適当な数値で良いのです。

たとえば、0.065を四捨五入して0.7にしても差し支えありません。

〇 諦めていた15分足でエンベロープを使って1時間バイナリーオプション



15分足のチャートで、

ハイローオーストラリアの「ドル/円」「HIghLowスプレッド」「1時間」

バイナリーオプションをしてみましょう。

と、思ったのですが、

エンベロープの逆張り(エンベロープに触ったら反対方向を買う)は難しそうでした。

上昇トレンドになってしまっていたのです。

しかし今回はエンベロープの位置を「ATR」を使って出しているので、

一番外側のエンベロープを超えて上がっていけば

それは「強い上昇パワー」と考えてそこから「上」を買うことができます。


レジスタンスライン代わりにも使えるというわけです。

「ATR」という明確な根拠があるので、

逆張りにも順張りにも使えるエンベロープになったのです。

何分足でも使えるので、いろいろとやってみてくださいね('ω')ノ

※逆張り順張り「日本証券業協会」注5

〇 「ATR」とエンベロープまとめ



「ATR」をエンベロープの設定に使うお話をしました。

文字にするとほんとうにめんどくさそうですね(;^_^A

でも、いったんこの計算を体験すれば、

ほかのテクニカル分析と「ATR」を組み合わせるときも、

スッとできるので後で「やっててよかった!」と思えます。

本当に簡単なので、ぜひ使ってみてくださいね。

たまに数値を見直すのを忘れずに!

ではまた。

■■■■脚注■■■■

(注1)Download MetaTrader 4(Meta Trader 4)
(注2)Average True Range(ATR) (Meta Trader 5)
(注3)証券用語解説集(野村證券)
(注4)Envelopes(エンベローブ)(Meta Trader 5)
(注5)【順張り】【逆張り】(日本証券業協会)

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