もっとも勝ちやすいタイミングを紹介！これで連勝狙いの起点を作れ！

更新：2018年05月05日

こんにちは、ミウラです！

ローリスクで利益を積み上げられる方法として、

連勝狙いのトレード法や逆マーチンなどを紹介してきましたが、

これらの方法で利益を上げるには、ひとつ重要な前提条件がありました！

それは、

「1戦目で勝つこと」

です！

トレード1回目で利益を出し、それを次のトレードに回すというやり方なので、

初戦で勝てないと話になりません…

そこで今回は、いかに初戦で勝つかについてクローズアップしていきたいと思います。

特に勝率の高いタイミングを紹介しますので、

まずはそのタイミングのみを集中して狙い、勝ちパターンへの持ち込み方を身につけていきましょう。

目次

• 勝率が極めて高いタイミングとは
• もっとも勝ちやすいタイミングの測り方
• エントリー判断を補強する
• 50分線を追加する
• 初戦で勝てなかったとき

〇　勝率が極めて高いタイミングとは

これまでいくつか勝ちやすいエントリーポイントを紹介してきましたが、

なかでも特に信頼度が高いタイミングが、

ボリンジャーバンド（5分線）と25分線がクロスするタイミングです。

クロスはトレンド一服のサインなので、そこでいったん反発すると予想して逆張りします。



このタイミングは実はけっこうシビアで、

クロスが完成したその瞬間が もっとも信頼できるエントリーポイントになります。

ありがちなのが、クロスしそうだと思って早めに入ってしまう、この画像のようなタイミング。

ボリンジャーバンド、25分線ともに終値をパラメータに採用しているため、

ローソク足が確定するまでクロスが完成するかどうかはわかりません。

いざエントリーしても、終わってみればクロスしなかった、なんてケースがよくあります。



先ほどのタイミングでHighを購入してみました。

ギリギリでなんとか勝ってはいますが・・・（このときは正直負けると思ってました）



クロスは未完成のままですね。

ローソクがもっと下がれば、クロスは完成します。

つまり、ここからさらに下げる余地があるということ。

それに巻き込まれたら負けです。

〇　もっとも勝ちやすいタイミングの測り方

では、ここからが本題。

もっとも勝率が高いタイミングの測り方です。



エントリーすべきは、クロスが完成した瞬間です。

ローソク足でいえば、このローソクの始値の部分。（その前の陰線の終値でもいいです）

クロスが完成するのは、この陰線が完成し、終値が確定したとき。

それによって、ボリンジャーバンドと25分線も確定、

すなわちクロスも確定します。

この確定直後のローソク足は、それまでと逆方向に向くことが非常に多いのです。

チャートの動きはそのときの参加者の思惑によって左右されるため、予測が難しいのですが、

この逆方向への動きはまるで条件反射のようにどのようなときも現れます。



実際に先ほどの場面で購入してみた結果はこちら。



きれいに跳ね返っていますね。

ただ、ここから上昇トレンドに入るかどうかは状況次第です。

別の方法による予測が必要なので、安易に上昇だと判断しないほうがよいでしょう。



入るポイントの見分け方ですが、

クロスが出たところで縦ラインを引き、 そのラインの次のローソクが完成した瞬間、

ということになります。

前後のローソクと取り違えないようにしましょう。

なお、ポイントになるローソクが高値や安値を更新して完成した場合、

さらに信頼度が上がります。

逆にこの画像のような状態では、少し信頼度は下がってしまいます。

（結果的には勝てましたが）

〇　エントリー判断を補強する

クロスが完成した直後のローソクは逆方向に反発する、と書きましたが、

残念ながらそうはならないこともあります。

これを見抜いて負けエントリーを回避することも重要です。

その方法としては、



とても単純ですが、1時間足でトレンドを見る、というのが有効です。

先ほど勝った場面の1時間足の状況がこれ。

上昇トレンドの最中ですね。

よって、自信を持ってHighで入ることができました。

この1時間足のトレンドは、いわば追い風を受けて走っているようなものです。

押し上げる力が常にはたらいているため、下がってもすぐに持ち上げてもらえます。

その前の、ギリギリで勝てた場面も、この追い風があってこそです。

できれば1時間足の方向性は常に意識しておきましょう。

〇　50分線を追加する

先ほどのエントリーポイントを示した画像で、

見慣れない白い線が入っていたのにお気づきだったでしょうか？

これは50分線です。



この50分線もトレンドの把握に役立ちます。

この50というパラメータは、海外の投資家の間ではもっともポピュラーなものです。

例えば、さまざまな指数のチャートを最初に開いたとき、

たいてい日足で50日線がデフォルトで描かれています。（注1）

この50日線より上なら上昇トレンド。

下なら下降トレンドと判断します。

さらに、上昇と下降の分岐点であるため、

おおまかなレジスタンス、サポートラインにもなります。（注2）

先ほど、Highで購入したのも、

この50分線を完全には割らないだろうとの予測があったからです。

1時間足のトレンドとあわせて、この50分線も、エントリー判断を補強してくれます。

〇　初戦で勝てなかったとき

この方法でやっていけば、1回目のトレードではそれなりの勝率をマークできると思います。

ただ、やはり負けてしまうこともあるでしょう。

このとき注意したいのが、すぐに次のトレードを開始しないことです。

勝率が高いやり方で負けてしまった場合、

トレーダーと相場の相性が悪い可能性があります。

少し時間を空けるか、思い切ってその日は手仕舞いするなど、

インターバルを設けたほうがよいでしょう。

次で取り返してやる、と張り切ってしまうのはあまり良くないパターンです。

ヘタをすると連勝狙いのはずが連敗・・・となってしまいます。

負けたときは一息いれる、ということも常に意識しておきましょう。

■■■■脚注■■■■

（注1）ダウ工業株化指数　（stockcharts.com）
（注2）50日移動平均線と200日移動平均線を活用しよう！（All Aboutマネー）