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世界に3人のトレーダーしかいなかったら?市場心理の読み方の基本

更新:2018年08月24日

こんにちは!

フィナンシャルプランナーで、海外FX大好きトレーダーのchieです!

今回は、XMトレーダーとして、

市場参加者の心理を「3人のトレーダーのババ抜きゲーム」として

理解してみようというchieの提案です!

主にスイングトレードで活用しますが、どういう時間足でも同じように考えることができます。


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目次

〇 膨大なインターバンク市場ですが、3人の参加者に着目します



これまでも、市場参加者、つまりトレーダーの心理についてちょこちょこ触れました。

正直、トレードを3~4年続けていないと

「なるほど~納得!」っていかないのが市場心理の掴み方です。

それでもわかってしまえば単純なので、今回は3人のババ抜きに例えて基本をみていきましょう。

この3人は、以下のメンバーです。


Aさん:買ってる人
Bさん:売ってる人
Cさん:ポジション持ってない人



※市場心理とは(注1
※ポジションとは(注2

〇 ドル/円をめぐって3人のババ抜きがはじまります。



さて、この人たちはひとりでチャートを動かせるだけの資金を持っているということにしましょう。

何万人といる市場参加者を代表する架空の存在ですから、

ゲームのキャラクターのようなものです。

そして、FXはいわゆるゼロサムゲームの性格を持っています。

誰かが得をすると誰かが損をするのが、ゼロサムゲームです。

今回はトランプゲームのババ抜きに例えます。

ババを引く人=損をする人

ということになります。

ではXMにログインして、ドル/円(USDJPY)日足をMT5で見ていきましょう。


※ゼロサムゲームとは(注3


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〇 年初から売っていたBさんは利益がだせるでしょうか



2018年にこの3人のババ抜きがどう展開されているのでしょうか。

上のMT5のチャートで、

2018年のスタートに赤い縦ラインを引いてありますのでBさんの動きを追いましょう。

図では4月以降のチャートを消してあります。

Bさんは「売る人」なのですが、用心深すぎて2月、3月と様子をみていました。

「まだ大丈夫」とやっと決心、Bさんは3月中旬ごろに「ドル/円売り」ポジションをとりました。

107円くらいのところですね。

〇 Bさんの損切りを狙いストップ狩りをするAさんとCさん!



次に、上のチャートは4月までが表示されています。

3月中旬のほぼレンジ相場のときに売りポジションを持ったBさん、

そのレンジの高値より少し上に損切りを置きました。

指値のストップ注文ですから、買い注文になります。

しかしこれはババ抜きです。

ババをひきやすい人を狙ってくるのも基本中の基本です。


Aさんは、レンジの上限の価格をうわ抜けたら買いポジションを持とうと考えています。
Cさんはこの様子を傍観していましたが、チャートを見て「売りの人が困るのはどんなときだろう?」と考え、誰もが損切り注文を入れる場所を見つけ指値で買いを入れます。


特にCさんはお金持ちなため、わざわざ買いを入れ続け、

Bさんのストップ注文のある107円まで価格を上げようとしてきます。

そして、とうとうBさんのストップ注文が発動、一気にドル/円が上昇しました。

このCさんの行動は、ストップ狩りと呼ばれ、よくヘッジファンドが使う方法です。覚えておいてぜったいに損はありません)


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〇 ババ抜きの第一ラウンド、Bさんが勝つためには



ここまでのババ抜き、誰が勝ったでしょうか。

勝者は、AさんとCさんです。

悲しいことにBさんはストップ狩りにあい、ババを引くはめになりました。

Bさんが市場に支払った損失は、AさんとCさんの利益となったのです。

Bさんの敗因は、3月まで迷っていたことでした。

目ざとい人々は、1月、2月の段階で売りをはじめているのです。

しかし、一般的な投資家の心理として圧倒的に多いのがBさんと同じものです。

ずっと下がっていくのを見ながら怖くて売れず、

やっと決心したのがババを引かされる地点だったのです。

〇 市場心理を読むときの注意点とまとめ



もちろん、チャートの形が違えば3人の動きも変わり、

第二ラウンド以降いつかBさんが勝利を収める日も来るかもしれません。

上の図の白い丸でかこったところは、

調子に乗って買いばかりやっているとちょっと危険な地点
です。

Bさんに対するストップ狩りを成功させたからといって、

安心しているとBさんのリベンジに合うかもしれません。

さて、市場心理を見るときの注意点もあります。

Cさんにあたる市場参加者は、必ずしもヘッジファンドとは限りません。

もしかしたら、ストップ狩りをしたのは日本の機関投資家かもしれません。

でも、そういうことよりも、

常にチャートを見ながら3人の力関係が今どうなっているのかを考えるのが大切です。

そうして見続けているともっと複雑な動きも予想できるようになってきます。

がんばりましょう!


※ヘッジファンドとは(注4
※機関投資家とは(注5




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■■■■脚注■■■■

(注1)市場心理とは何か(岡三オンライン証券)
(注2)ポジション(IG)
(注3)ゼロサムゲーム(ぜろさむげーむ)(野村證券)
(注4)ヘッジファンド (ヘッジファンド)(SMBC日興証券)
(注5)機関投資家 (きかんとうしか)(SMBC日興証券)

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