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あとひとつ判断材料が欲しい時に役立つ市場心理の読み取り方!

更新:2018年10月04日

こんにちは、ミウラです!

テクニカル分析2種と資金管理法に続く4つ目のトレード指標として、

ヒゲから相場心理を読み解く方法を紹介しましたが、

ローソク足の形から相場の動きを読み取る方法はいろいろなパターンがあります!

今回も5戦限定法を行うにあたって、

その弱点をカバーするローソク足の読み方を紹介していきたいと思います。

この穴を塞ぐことができれば、5戦限定法は必勝法ともいえるトレード法になりますから、

ぜひ、導入して試してみてください。

目次

〇 移動平均線との乖離に注目する

5戦限定法の最大の弱点は、トレード開始直後(トレンドの出現直後)の3連敗です。

3戦目、4戦目、5戦目がこれにあてはまると、これまでの利益を吹き飛ばす大損害が出ます。

そこで、3連敗しやすい場面を調べてみると、共通するパターンが見えてきます。



特に目につくのがこういう大きな動きのあとの戻しにやられるパターンです。

下げトレンドであっても、あまりに急に下げすぎると、大きな戻りが長時間にわたって発生します。

通常の下げであれば、下げトレンド中に陽線が3連続以上するのは稀です。

しかし、短時間の急激な下げの直後は、3連敗をもらいやすいのです。



この画像のような一気にボリンジャーバンドを拡大させるような下げは要注意ですね。

かなりの確率でその後の陽線が連続します。

MACDは下げを示しているのですが、それに単純に従うとひどい目に遭います。

こうした急激な下げのあとに陽線が連続するのは、チャートの性質上、自然な動きです。

ローソク足と移動平均線の関係性として、

ローソクは移動平均線から離れると、ふたたび移動平均線に接近しようとする性質があります。(注1

急激な下げによって、ローソクが平均線から乖離すると、戻ろうとする力が働きます。

しかし、下げトレンド中では戻りも鈍いですから、陽線を何本も使って、時間をかけて戻ることになります。

その結果、3連敗、4連敗が発生してしまうのです。



これは上昇のパターンですが、陽線が長すぎて平均線に戻るどころか、ボリバンの下限にまで達しています。

このように急激な動きの反動でトレンドが変わってしまうこともあるので、

トレード中はローソク足を1分毎にチェックし、

急激な動きが出たときはトレードを中止するといった対策もとりましょう。



これは理想的なパターンのトレンドです。

ボリンジャーバンドの平均線に沿うように、平均線にも頻繁にタッチしながら落ちていっています。

いったん平均線にタッチできればガス抜きができます。

トレードを中止した場合も、平均線にまで戻ることができれば再開する、という方針でもよいでしょう。

ただし、先程のようなボリバンの逆側まで達するような大陽線、大陰線の戻りには注意です。

〇 長期トレンドの終わりを見極める

安全第一で行くならば、MACDのトレンドサイン発生直後のみトレードする、というのがベストです。

ただ、先ほどの画像のような長期のトレンドはいわばボーナスステージ。

一気に利益を伸ばすチャンスです。

5戦限定法のリスクが怖ければ、連続トレードでも安全に稼げる場面なので、積極的に行きたいところ。

ただ、ひとつ問題があります。

それはトレンドの終わりがわからないことです。

MACDやシグナルが0ラインを超えたらストップ、ボリンジャーバンドとシグナルがクロスしたらストップ、

というふうに目安を作ってきましたが、長期トレンドの場合、これらをすべて無視して上昇(下降)していきます。

こうなると、どこまで行くかのチキンレースになります。

連続トレードであれば低リスクですが、5戦限定法では最後の負けで利益が吹っ飛ぶ可能性がありますから、

高利益の5戦限定法を投入しにくいのが実情ですね。



そこで注目するのが、前回も使ったヒゲです。

特に、長めの陰線に下ヒゲが伸びている場合、下げ止まりのサインになりやすいのです。



ボリンジャーバンドとシグナルによる下げ止まりが出てから、陰線下ヒゲが3連続、

そして、そこからしばらくして、MACDの上昇サインが出る、という流れになっています。

このボリバンのサインとMACDのサインの間を埋める下落ストップの手がかりとして、

この下ヒゲ陰線は機能してくれるのです。

下げトレンド終盤、安値圏での下ヒゲ陰線が3つ続くと下げが終了するという考え方は、

日本独自の相場分析法である酒田五法でも「黒三兵の先詰まり」として取り上げられています。(注2

黒三兵とは3連続する陰線のこと。

これが高値圏で出現したときは下げトレンドへの転換の前兆とされます。

下げが強いことの現れですが、一方で安値圏において下ヒゲを伴って出現した場合、

上昇トレンドへの転換の前兆になります。

理由は、セリング・クライマックスと呼ばれる大きな下げにより、買い戻しの動きが強まること。(注3

そして、下ヒゲは買い戻す動きが存在することを示しているからです。

下げトレンドが長く続いたあとに下ヒゲのついた陰線が3連続した場合は、

そこで下げトレンドが終息しやすいと覚えておきましょう。

〇 ダメ押しの判断に最適

こうしたローソク足の振る舞いによる市場心理の読み取りは、それ単独でトレードを行うには正確性に欠けるものです。

しかし、瞬間の市場心理を如実に表してくれるため、

大きな流れの予測がついているときにプラスアルファとして使うには、最適な判断材料になります。

チャートの動きが読めるようになって、

あとひとつ、ダメ押しの判断基準が欲しい、という人にとっておおいに役立つでしょう。

これによって、5戦限定法などの弱点もカバーできるので、ぜひ活用してみてください。

■■■■脚注■■■■

(注1)移動平均線乖離率(アイネット証券)
(注2)酒田五法(さかたごほう)(マネックス証券)
(注3)セリング・クライマックス(せりんぐ・くらいまっくす)(野村證券)

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