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酒田五法の基本は三山と三川!しかし、いまいち使いにくい?

更新:2018年11月07日

こんにちは、ミウラです!

これまで紹介してきた酒田五法におけるローソク足のパターンは、

三空や三兵、三法の三種類です!

残りの2種類は、三山、三川と呼ばれ、実はこっちのほうが酒田五法のメインになります!

しかし、この三山、三川!

バイナリーではちょっと使いにくいところがあります。

いや、少し使い方が難しい、と言ったほうが正確かもしれません。

よって、ここまで取り上げてはこなかったのですが、

せっかくなので、少し解説してみましょう。

うまく使えば、大相場を捕まえられる手法にもなりそうなのですが・・・

果たして?

目次

〇 三山、三川のパターンについて

三山、三川とは、相場の天井や底を見極めることができるパターンです。

三山の場合、3回、同じ天井ラインに頭をぶつけて押し戻されるようなかたちになります。

その形状がまるで3つの山のように見えることから、三山と呼ばれています。(注1

特に真ん中の山が一番高いものを三尊と呼びますが、考え方としては同じですね。

こちらはその逆、相場の底を見極める三川ですね。

3回、同じ底値ラインを突破できず、押し返されたので、そこから上昇するだろうという解釈です。

これも真ん中の谷が一番深いものは逆三尊なんて呼ばれたりもします。

ただ、この画像を見ると3回目の底はきちんと谷間を作っているのか微妙なところですね。

このあたりが三山、三川のネックでして、

きれいな三山、三川のパターンが出現することは少ないのです。

海外でもこのようなパターンはトレードに利用されており、

トリプルトップやトリプルボトムなどと呼ばれています。

が、あまり出現しないので、ひとつ山や谷を削った、ダブルトップやダブルボトムなんかも

トレードに頻繁に利用されています。(注2

この形状の見極めが難しいことが、バイナリーで利用しにくい理由のひとつです。

〇 ネックラインについて

三山、三川を使ってトレードする場合、エントリーポイントはネックラインを超えた瞬間です。(注3

三川の例では、この1つ目の山の頂上がネックラインになります。

本当は2つ目の山の頂上も結べれば良いのですが、

今回は3つ目の谷間の形成が弱いので、2つ目の頂上がありません。

そういう意味ではダブルボトムの形状と言っても良いかもしれませんね。

とりあえず目につくレンジ内での高値をネックラインと考えればよいでしょう。

このラインを超えることでレンジを脱して上昇トレンドが形成されたと判断するわけです。

〇 実戦で使ってみると・・・

さて、実戦でこの三川を使ってみるとどうなるでしょうか。

ネックラインを超えた瞬間からトレードスタート。

この三山、三川は大きなトレンドの転換を示すサインなので、長期の上昇トレンドと考えて、

5戦限定法ではなく、連続トレードでいきます。

上昇トレンドに順張りするので、前回の記事でもあったようにスプレッドなしを選択します。

ネックラインを終値で上回ったローソク足が出たところからスタート!

ひたすらHighでエントリーしていきます。

途中経過は長いので省略しますね。

ゴールはこことなりました。

ここでトレード終了した根拠は、

MACDのシグナルが0を超えたからですね。

本来はこれも上昇のサインですが、実際はここで詰まってしまうことが多いです。

陰線も増えてくるので、ここで止めておくのが無難。

より慎重に行くなら、MACD本体が0ラインを超えたところでストップもアリです。

トレード結果は、ここがスタートで・・・

途中を処略して、ここで終了。

結果は9戦して6勝3敗でした。

利益は1万2000円。

リスクがほぼ無い連続トレードで10分で稼げる利益としては、まあまあといったところです。

テレビでも見ながら気楽に稼ぐのがいいですかね。

〇 もうひとつの問題点とは

三山、三川がバイナリーで使いにくい理由として、見極めが難しいことを挙げましたが、

もうひとつ問題点があります。

それはネックラインをスタートにすると利益を取り逃がしやすいことです。

今回も、MACDのサインはすでにここで出ており、

ネックライン基準のスタートのかなり前となっています。

陽線がすべて勝ちだとすると、トレンド前半のおいしい部分をことごとく取り逃しており、

後半のいまいちおいしくない部分だけをゲットしたことになります。

三山、三川が成立すると長期トレンドになる可能性は高まりますが、

エントリーポイントの出現が遅く、利益を取り逃がしやすい問題点があるというわけですね。

〇 参考として利用したほうがよい?

よって、三山や三川をエントリーの目安にするのは、

安定感はあるものの、利益には結びつきにくい側面があります。

先ほどの画像の場面であれば、MACDサインでトレードを開始。

そのあと三川(またはダブルボトム)の成立とネックライン突破を参考にトレードを継続、

というように、トレンド継続の確認など参考材料に留めておいたほうが良い結果につながるかもしれません。

パターンの見極めが難しいことも含めて、あまり形状にこだわらず、

相場心理の読み取りのヒントとして利用していくのが一番良い方法ではないでしょうか。

■■■■脚注■■■■

(注1)酒田五法(さかたごほう)(マネックス・ユニバーシティ)
(注2)ダブルフォーメーション(マネックス・ユニバーシティ)
(注3)株・FXに今すぐ活かせる チャートの読み方・使い方 - 天井圏でのチャート・パターン -(野村證券)

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