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平均足のダマシを見抜く!トレード画面の意外な使いみちとは?

更新:2019年01月23日

こんにちは、ミウラです!

平均足を使えばローソク足の心理が手に取るようにわかる・・・

これでうまく負けを回避し、連続トレードで全勝・・・

これが平均足トレードに理想形なのですが、実際にトレードしてみるとけっこうダマシが混ざります

以前にMACDと平均足の優先度のお話をしましたが、

それ以外にも平均足より優先されるチャートパターンがあります。

今回は、平均足をダマシにしてしまう、そんなパターンを見ていきましょう

1分チャートの細かな動きについてのお話ですので、

平均足以外のシグナルを利用する際の参考にもなるでしょう。

目次

〇 平均足を無効にしてしまう動き


いきなりですが、実際のトレードの場面を検証しながら、見ていきましょう。

MACDのデッドクロスで下げトレンドの開始を確認してから、(注1

MACDシグナルが0ラインを割り込むまで、Lowで連続トレードを行ったときのチャートになります。

全部でローソク足16本ぶん、トレードにして16戦となりますが、

平均足の読み取りによって、2戦×2の4戦を回避しています。

回避した場面ですが、

1つ目は、上下にヒゲの長い平均足だったので、前回でお話したように荒れ模様と判断、

トレンドが逆に転換する可能性を考えて、2戦様子見をしました。(注2

ここでは1勝1敗ぶんの回避で、大勢には影響なし。

2つ目のは長い下ヒゲ陰線を警戒してこれも様子見をしたのですが、

同じく1勝1敗で影響なし。

明らかに下げトレンドを形成しており、ボリンジャーバンドの中央線にまで戻したので、

そこから連続トレードを再開しています。

結果、12戦をしましたが・・・

このような感じの結果が続いて、トータルでは6勝6敗

ペイアウト差によるわずかな負けとなっています。

パッと見ただけなら、明らかに下げているこの流れ、

Lowで攻めれば勝ちになるはずが、勝ちには結びついていません。

平均足の反転シグナルも、微妙に前後にズレてダマシになっています。

こうした結果になるのは、1分チャートに細かな動きの特徴に原因があります。

〇 負けパターンの分析


陰線の数が陽線を上回っているように見えますが、

実際に勝てているのは、大陰線のところだけです。

このような短い陰線のところは、

MT4のラグによる描画ズレによって、陰線になっているだけで、実質は十字線の形状です。

トレード履歴の負けレートに注目してください。

同値での負けか、わずかに上回られての負けになっています。

勝っているときはそれなりにレート差が開いているのとは対照的ですね。

こうした負け方をするチャートの形状には明確な特徴があります

〇 階段型のチャート


バイナリーをしているとき、しばしば目にするのがこのような階段状のチャートです。

ときどきトゲや凹みはありますが、ほぼ横ばいで進んでいき、

落ちるときは一気にガクッと落ちてまた横ばい・・・

そういうパターンのチャートですね。

これは連続トレードにとっては、かなりやりにくいパターンです。

先程のトレード結果のように、同値やそれに近い僅差の負けが頻発します。

ローソク足のチャート上では、大きく下げているのですが、

大きな下げが一度に起きるので、トレード回数を重ねていくタイプの連続トレードには不利なのです。

しかも、一瞬だけ跳ねて高値や安値だけを更新し、すぐに戻るという動きをするので、

平均足のヒゲだけは長くなるという特徴があります。(注3

こうなると、画像のように本体部分は小さく、ヒゲだけは長い平均足が出てしまいます。

上下にヒゲが出ているなら、まだ警戒してトレードを控えることもできますが、

下ヒゲのみ、などというパターンのときは、

反転上昇と見せかけて、そのまま階段状に落ちていくダマシになり、とても厄介です。

平均足トレードの勝率を押し下げる大きな要因のひとつです。

〇 対策はトレード画面をよく見ること


単純な方法ではありますが、

トレード画面をよく見て、チャートの形状を確認する、というのが有効な対策となります。

このような階段状の下げというのは、継続的とはいえないトレンドの産物です。

力強いトレンドというのは、買いを見て買いが集まるといったように、

階段状ではなく、継続して動き続ける傾向にあります。

常にレートが切り上がり(または切り下がり)続けるので連続トレード向きなのです。

したがって、トレード画面で階段状の動きになっていないかを確認し、

チャートの細かな形状を確認しておきましょう。

〇 意外と役立つトレード画面のチャート


こうしたバイナリーのトレード画面は、テクニカル指標が表示されないので軽視されがちですが、

意外とリスク回避には役立つものです。

ローソク足では捉えきれない動きもそこには表示されているので、

市場の細やかな心理を把握するためのヒントになります。

平均足とあわせて、市場心理をしっかりと掴んでいきましょう

■■■■脚注■■■■

(注1)株・FXに今すぐ活かせる チャートの読み方・使い方 - トレンドフォロー系指標「移動平均」と「MACD」 -(2)MACDの売買シグナル(野村證券) 
(注2)平均足 【2】平均足とポイント(ヒロセ通商)
(注3)平均足・DMI 図1 平均足の仕組み(外為オンライン) 

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