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トレードが不調な原因はフィボナッチの機能不全?

更新:2020年08月05日

こんにちは、ミウラです!

日々、バイナリーのトレードをしていると、

「なんとなく今日は調子が悪いな」と感じることはないでしょうか?

ギリギリのところで勝てなかったり、だましに連発で引っかかったりと、

歯車がうまく噛み合わないような感じで、モヤモヤした気持ちになることもあるかもしれません。

「調子が悪い」の一言で済ませてしまうことも多いですが、

よく観察してみると、不調の原因が見えてくることもあります。

今回は、フィボナッチを使ったトレードで不調に陥るパターンの原因を探って見たいと思います

目次

〇 フィボナッチの性質がうまく機能しないケース

フィボナッチ・リトレースメントは、市場参加者がその水準を意識することにより、

押し目や戻りの目標価格を示してくれるものです。

いったん押しが入ったとき、どの水準まで到達するのか、という目安になります。

※ フィボナッチについて (楽天証券)(注1

この性質を利用して、フィボナッチのラインに接近したときは

そのラインに到達することを市場は優先しやすい

と考えるのがこれまでやってきたトレード法でした。


では、このケースではどうなるでしょうか。

参考にMACDも表示しています。


上か、下か、この画像には多くの情報が含まれています。

まず、MACDはデッドクロスを経て下向きなので、下方向を指しています。

※ 活用法 (マネックス証券)(注2

ただし、エンベロープ同士がクロスしており、

一時的に上方向の力がはたらきやすくなるところです。

それでも、このエンベロープのクロスによる上昇サインより、

フィボナッチのライン到達は優先される傾向にあります。

フィボナッチのラインにタッチして、

達成感を得た後、上昇サインのとおりに上昇する、というのがセオリーでした。

なので、まずは下がる=Lowでエントリー、という場面となります。

陰線が連続しており、ここでさらにLowというのは危険なのですが、

直前に短いながらも陽線が出ているので、ワンクッションおけた、 と判断できます

よって、Lowで入るべき場面、ということになります。


しかし、結果はドロー負け

ほとんど動いていませんね。

まあ、ここまでならばたまにある負け方なのですが、重要なのはここから。


23.6%にまるでタッチしにいかず推移しています

ほとんどのケースでは、強引なくらいにフィボナッチにタッチしにいくのですが、

このようにギリギリまで接近してもタッチしないのはけっこう珍しいケースですね

〇 傾向は継続する

このようにフィボナッチの性質がうまく発揮されないケースというのは時々起こります。

ランダムで出現されるとお手上げですが、

幸いにもこうなるときは、ある程度似たような傾向が継続しがちです。


フィボナッチがうまく機能しない状態が出るのは、やはり値動きにとぼしいとき

先ほどのトレードの推移を見てもほとんど動いていません。

こんなときはフィボナッチ特有のラインにタッチしにいく性質が発揮されにくいのです


これは、そのあと下に一度スイングして戻ってきた場面。

MACDも切り返して上昇トレンド

フィボナッチの23.6%ラインが迫っています

ただし、エンベロープのクロスが出ており、一時的な下げ圧力も出やすい場面です。

今回の冒頭のケースの逆バージョンという感じ。

本来は、フィボナッチのラインへのタッチを優先して上げ、

そこから達成感を得て下降、というのがセオリーです。

なので、ここではHighで入るべきところではありますが・・・


ここでも23.6%にタッチしにいかず、すぐにエンベロープのクロスによる下げが発生しています

Highで入ったら負けてしまいますね。

このようにフィボナッチが機能しない状況というのは、ある程度、継続します

値動きの乏しさが遠因にあるとすれば、その日、1日くらいは継続する傾向なのかもしれません。

「休むも相場」

調子が良くない日はさっさと手仕舞いして休め、というのは大昔からの相場の格言です。

※ 【第7回】 投資で大きな成果を得るためには「休む」ことも大事 (注3

不調なときはさっさと見切りをつけて日を改める、という思い切りも時には必要でしょう

〇 実はタッチはしている?

これはミウラ自身の推測なのですが、

実はタッチはしているのではないか?とも思っています。


フィボナッチのラインにタッチするとはいっても、ローソクの本体ごとぶち抜くこともあれば、

ヒゲでそれこそタッチするのみ、という場合もあります。

このようにヒゲも出ないほど値動きにとぼしいときは、

ラインに接近するだけで既に達成感が出ているのかもしれません

フィボナッチのラインも自分で勝手に引くラインですから、

高値と安値は決まっていて、いくら多くの人が意識していると言っても、

わずかに上下へのズレが出ている可能性はあります。

チャートにズレが出ているということであれば、フィボナッチの不調がある程度、継続するのも頷けます

「今日は少しフィボナッチのラインにズレが出ているな」と意識して、警戒するだけでも、

負けの回避に貢献してくれることでしょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)MARKETSPEED FX (楽天証券)
(注2)はじめてのテクニカル分析 (マネックス証券) 
(注3)投資の応用 (ZUU online)

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