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長期ファンでも連勝は狙える!簡単なぶんこちらがおすすめ?

更新:2020年10月22日

こんにちは、ミウラです!

勝ちを連続で狙えるということで、超短期ファンを紹介してきたのですが、

連勝を狙えるのは、短期ファンだけではありません!

長期に引いたフィボナッチ・ファンでも、

そこそこ簡単に連勝を稼ぐことが可能です!

短期間のうちに手早くフィボナッチを書き換えつつ、

判断も下さないといけない超短期ファンのトレードを違って、

こちらは割とのんびりと構えていてもいいというメリットがあります。

今回は、そんな長期ファンを参考にしての連勝狙いトレードを実践してみたいと思います

目次

〇 今回のフィボナッチ・ファンの描き方

最初にフィボナッチ・リトレースメントを引きますが、

これは直接にはトレードに関与しません。

おおまかなレートの水準を確認するためのものなので、

できるだけ長期で引いてもらって構わないです。


そして、次にフィボナッチ・ファンを描きます。

描き方ですが、現在のローソク足の動きを範囲に収めるように描いて下さい

現状の動きに合致させるようにインジケータやラインを設定しすぎると

カーブフィッティングの問題が生じて、

指標が機能しないのでは?と思われるかもしれませんが大丈夫です。

※ カーブ・フィッティング(auカブコム証券)(注1

フィボナッチをもとにしたラインは自然界のあらゆる場面で観察できるという性質があり、

どのような部分で切り取っても成立している、という特徴があります

フィボナッチ数列はエリオット波動論の基礎ともなっていますが、

※ フィボナッチ比率とは?(ヒロセ通商)(注2

エリオット波動の特徴にも、一つの波動を分解するとさらに同様の5波が観測できるという性質があり、

これはフィボナッチと共通するものです。

※ 図1 エリオット波動の基本形(外為オンライン)(注3

よって、ある程度、任意の範囲でファンを描いても機能するというわけです。

〇 エリアによってトレンドを見分ける


そして、そこそこ長期のファンを引いたら、現在のローソク足のいるエリアを見ます。

0~38.2%までの範囲にあるなら、かなりの強いトレンドにあると考えられます。

そこから50%、61.8%にエリアが移動するにつれ、トレンドは弱くなり、

61.8%を超えればトレンド転換の可能性が出てきます。


今回、狙いたいのは0~38.2%にあるような強トレンドの場面です。

安値や高値を更新しているような状況はもってこいですね。

この強いトレンドに乗って連勝を狙います。

〇  エントリーの方法は単純

エントリーの仕方はとても簡単です。


これだけの強いトレンドでは5分平均線を越えることは基本ありません

なので、5分線に接触したらLowで勝てます

より攻めるならローソクの更新と同時にひたすらLowでもOK

ときどき陽線が出て負けますが、

その負けを上回る勝ちの数で踏み潰しながら進んでいけます。

ここでは下げトレンドに途中参加するため、万全を期して、陽線を見てからLowで入ります


1勝目がちょっと弱かったので、ローソク1本ぶん様子見をしました。

それでも下げが継続したので、そこからは強気で2連続でLowの決め打ちエントリー。

しかし、ここでフィボナッチ・リトレースメントの50%に到達してしまい、一服感が出る恐れがあります
(こういうところで長期リトレースメントを引いておくと役立ちます)

よって、ここでも様子を見ます。


リトレースメントの50%到達で明らかに勢いが落ちました。

それでもちょっと欲張って5分線より下にある間はLowで稼ごうとしてみます。

が、2戦目でギリギリで負けて終了。

5連勝とはいきませんでした、残念

5分線も越えてきているので、下降トレンドはここでいったん戻りの時間帯に入ると思われます。

〇 下降トレンド終了後の動き方

フィボナッチ・ファンの0~38.2%エリアはトレンドが強いという見分け方をしていますが、

それがずっと継続するわけではなく、間に戻りの時間帯があったり、そこからトレンド転換に入ることもあります。


ローソク足が5分線の上に完全に回ってしまう、MACDのゴールデンクロスが出る

または、陽線が連続するようになる、などの現象が起きれば、

少なくとも下げは一服して、一時的にせよ、上方向への動きが強まります

Lowでの連勝狙いはこれらの兆候が現れたら、すぐにストップしましょう


そこからは、しばらく横ばいの状態になるか、上を目指し始めるケースが多いです。

5分線の上に回っていることを利用して、これをサポートにHighを狙ったりもできます


ただし、下げのように連続での勝ちを狙うのは少し難しいです。

陽線がひたすら連続する展開にはなりにくく、HighとLowをうまく切り替えていかないと勝てません。

このあたりでトレードは超短期ファンを使ったトレードの感覚と似ています。

38.2%に到達したら、そこからまた、下げに転じて強トレンドエリア特有の強い下げになることもあります。

Lowで連勝を狙うなら、そこから再開しましょう

〇 待ち時間が長いのが難点

今回のように長期ファンに合致するトレンドを見つけられたときは、

かなり簡単に勝ちを稼ぐことができます

ただ、そういう場面は少なく、なんとなくダラダラ上げる、下げる、という相場が多くを占めるので、

待ち時間は長くなりがちです。

ファンのスパンを短くして描くと、エントリーできそうな場面を作りやすいのですが、

スパンが短いほどトレンドもすぐに終了してしまい、あまり稼げないというジレンマがあります。

長期の視点で見て、いま、まさに高値や安値を更新している、

といった相場のときには今回のトレード法が機能しやすいので、

そういう瞬間を見逃さないようにするとよいでしょう

■■■■脚注■■■■

(注1)金融/証券用語集(auカブコム証券)
(注2)フィボナッチリトレースメント(ヒロセ通商)
(注3)初心者でもわかる!実戦チャート術 第13回エリオット波動&GMMA(外為オンライン)

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