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扱い方はフィボナッチ・ファンと同じ!ギャンファンを使ったトレードとは?

更新:2020年11月19日

こんにちは、ミウラです!

ここまでフィボナッチ・ファンを中心にバイナリーでのトレード法を解説していますが、

このフィボナッチ・ファンとよく似たオブジェクトギャンファンというものがあります!

ウィリアム・D・ギャンが考案したギャンラインというものが原型のオブジェクトなのですが、

この人物、テクニカル分析の祖と呼ばれることもあるくらい有名な人で、

100年近く前、あらゆる相場のデータをメモ書きのみで研究し、

最終的に5000万ドルの資産を築いたと言われています。

当時のダウ平均は現在の70分の1。

単純に70倍したとすると35億ドルなので、

まさに相場一本で億万長者になった人物といえるでしょう。

※【ウィリアム・ギャンに学ぶ】100人中1人だけが生き残る超短期売買の世界で成功するには?(ザイ オンライン)(注1

今回は、少し一息入れて、このギャンラインでのトレードを紹介してみたいと思います。

フィボナッチ・ファンと共通する要素が多いので、

フィボナッチ・ファンでのトレードに必要な考え方のおさらいも兼ねて、見ていきましょう。

目次

〇 正規の表示には調整が必要

とりあえず、ギャンファンを描いてみます。


重要なのはどの点から引くかで、角度は基本的に固定されています

フィボナッチ・ファンのように高値と安値の2点を結ぶ必要はなく、

始点を決めれば自動的にラインが引かれます。

そして、このラインをフィボナッチ・ファンと同様に、トレンドラインのように扱います

ここでひとつ問題がありまして、

MT5のギャンファンは、設定が他のトレードツールとはかなり異なっています。

実際には中央の45度のラインが最重要になるのですが、

そのかたちに表示するにはパラメータを調整しないといけないのです。

※ギャンファン(FXブロードネット)(注2

しかも導入しているバージョンによってブレがあるらしく、調整は少しややこしいです。

今回は、デフォで表示される傾斜のみを使って、トレードしてみようと思います

〇 フィボナッチ・ファンと扱いは同じ

ギャンファンは、簡単に言ってしまえば、

始点から45度の角度で描かれるラインをトレンドラインとして、

そこの上にあるか、下にあるかでトレンドを見極めるオブジェクトになります。


今回は、パラメータを弄っていないのでギャンファンは正規の描写になっていないのですが、

45度に近いラインであれば同様に機能するので45度に近いラインを便宜的に使用します。

このラインの上にあれば、上昇、割り込めば下降のトレンド、ということです。


ギャンファンの45度を割ってきたので、下降トレンドに転換と判断します。

陽線の出現を待って、戻り売りの要領でLowでエントリー


Lowで勝ちです。

その後も陽線、陰線、陽線、陰線と繰り返しており、同じ手法で連勝できます。

陽線を待たずに連続トレードで入るのは、やめたほうがいいですね。

前回も述べたように、

エンベロープ同士が絡み合っているので、上昇や下降のサインが交互に出やすく、

一方的な動きにはなりにくいからです。


上昇と下降を繰り返すとすれば、Highでのエントリーも狙いたくなりますが、これは避けましょう。

ギャンファンを割り込んでいるので、方向性は、基本は下です

このように向かうとすれば下なので、Lowでのエントリーを行っています。

このあたりは、フィボナッチ・ファンとまったく同じですね。

〇  どこに向かうかがわかりやすい

さて、ギャンファンを完全に下に抜き去ったので、

今度は下降トレンドのギャンファンを描かないといけません


これがちょっと面倒です。

フィボナッチ・ファンは始点と終点の位置を入れ替えれば、上向きも下向きも簡単に描き直せましたが、

ギャンファンはプロパティを開いて、「下降トレンド」にチェックを入れないと下向きになりません

ちなみに、この上の「ピップス/バー」を「1.0」から「10」にすると、

正規のギャンファンと同じになると思います。
(バージョンによって異なるかも、要確認)


始点は直近の高値です。

描いてみると、一番傾斜のきついラインに引っかかっていますね。

このあたりで揉み合いそうです。

こういう見立てもフィボナッチ・ファンと共通です。


この揉み合いから外れたところが狙い目

フィボナッチ・ファンと同様に次のファンへと向かう動きになります。

よって、Highでの順張りで勝ち


そのあと、次のファンに到達してから、

もう一度、跳ね返されて元の45度ラインに戻され、

そこからまた、次のファンへの向かう動きになりました。

先ほどと同じような動きですね。

下げが強かったので、今回は順張りせず、

陰線が出てから、5分線で下げ止まったのを確認してHighで勝ちました。

そして、また次のファンに到達しています。

このギャンファンも、フィボナッチ・ファンと同じく、次にどこへ向かうのかわかりやすいので、

HighとLow、どちらで勝負すべきかがとてもわかりやすいのです。

〇 ギャンファン独自の特徴

ギャンファンとフィボナッチ・ファンの違いですが、ギャンファンは45度に固定されています

なので、単純に45度のトレンドラインを自分で引くのと違いはありません。

これが、高値と安値の位置によって、傾斜が変化するフィボナッチ・ファンとの大きな違いです。

ギャンファンは、フィボナッチ・ファンと違ってそのときのチャートの形状に応じた調整が入りません

これは不利な点ではあるものの、常に45度なので

ローソク足との関係性を常に同じ基準で測ることができます。

このことから、フィボナッチ・ファンでトレードするよりも上達が早く、

トレード結果も安定しやすくなります

どちらかが一方的に優れている、というわけではないので、

自分で使いやすいほうを選ぶのがよいでしょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)名投資家に学ぶ「株の鉄則!」 (ザイ オンライン)
(注2)テクニカルチャート講座(FXブロードネット)

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