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ひと目でトレンドとエントリーポイントがわかる!高値・安値移動平均線とは?

更新:2018年07月06日

こんにちは、ミウラです!

ハイローオーストラリアのturboのような

短時間取引で、一番大切なことってなんだと思いますか?

それは「迷わないこと」です!

60秒など超短期トレードにおいて、エントリーのチャンスは一瞬だけ!

ってこともよくあります!

購入しようかどうか迷っていては、

あっという間にチャートは上や下に飛んでいってしまうのです!



2連勝を狙った場面の失敗例。

1勝目と同じ水準に落ちてきたらhighで購入するつもりでしたが、

一瞬の下げだったので買えなかったシーンです。

その後に大きく上がって悔しい思いをすることがけっこうあります。


目次

〇 迷わない秘訣は「シンプル」であること

いざというときトレードで迷わない秘訣は、

トレードのサインがシンプルであることです。


エントリーをためらうのは、それが本当に買いのサインかどうか確信がもてないから。

わかりやすい、シンプルなサインであれば、

判断に迷わずエントリーできるようになります。

ミウラがしつこく移動平均線を勧めるのも、シンプルで迷うことが少ないからです。

〇 シンプルかつ信頼性の高い高値・安値の移動平均線

これまでも移動平均線のバリエーションを紹介してきましたが、

ぜひ、押さえておいて欲しいのが、

高値、安値をパラメータに採用した移動平均線
です!

高値、安値は、市場の心理的な節目になりやすい部分ですが、(注1

これを移動平均線に組み込むことで、

信頼性の高いサポートライン、レジスタンスラインを描くことができます。


見た目にもわかりやすい、シンプルで信頼できるラインです。



これは1分足に表示させた、5分線EMA(指数平滑移動平均線)です。

パラメータは定番の終値を採用したもの。

トレンドには強いですが、

このように微妙にレンジの場面では、エントリーのシグナルとして機能しにくいですね。



こちらが、高値と安値を採用した5分EMAです。

上が高値のもの、下が安値のものを同時に表示しています。

まるでバンド(帯)のようになっているのがおわかりになるでしょうか。

ローソク足は、おおむねこのバンド内を上下に揺れ動きながら移動していきます。



レンジであるとの確信があれば、丸を打った部分がエントリーのポイントになります。

が、この方法はどちらかというとおまけです。

前後を見ればわかるように、少しトレンドが発生すると、

負けになる可能性が出てきます。

これはレンジかつ、上下の値動きが小さいとき限定と考えておいたほうがよいでしょう。



いちおう、精度を上げる方法もあります。

これは高値・安値EMAに通常の終値を採用したEMAを追加したものです。

丸や四角で囲ったローソクのように、

ヒゲも含めてローソクの全長の中央を終値EMAが通過していれば、

レンジである可能性は高め
になります。

バンドの傾きなども合わせて判断していきましょう。

〇 高値・安値平均線にみる信頼性の高いシグナルとは

さて、こちらが本命の運用法です。

次の場面を御覧ください。



1分チャートの5分EMA、上昇トレンドの場面です。

EMAをサポートラインとしてhighでエントリーするのがセオリーですが、(注2

下方にブレている部分も多く、勝敗は5分5分といったところでしょう。



そこで高値・安値EMAに変更します。

安値EMAをサポートラインとして、そこに落ちてきたときhighで買うとすると、

明確にエントリーのサインが出るのはこの1点となります。

エントリーの機会こそ激減してしまいますが、

かなり引きつけて購入するぶん、精度の高いシグナルとなるのです。

〇 高値・安値平均線の意味

このように高値・安値の平均線がサポートやレジスタンスとして機能するのは、

平均線が市場参加者の平均コストを表しているからです。注3

例えば、安値の移動平均線の場合、

各時間足で一番安く取得したトレーダーのレートをもとに平均線が描かれています。

つまり、そこより下でポジションを取得した人は少ないのであり、

そのラインからさらに下がる可能性は低い、となります。



そこで、安値平均線付近までローソクが垂れてきた場合は、買いが集まりやすいのです。

〇 より使いやすくするために

高値・安値移動平均線は単独でも使いやすいですが、

シグナルをひとつ追加するだけで、ぐっと見やすくなります。



上昇のあと、横ばいになっている場面です。

安値EMAをサポートに、highで購入していけばよいのですが、

チャートが横ばい気味なので、

どこまで上昇トレンドが続いているのかわかりにくいです。



そこで、パラメータを25本分にした25分線をシグナルとして追加します。

この25分線の上方にあれば、

とりあえずは上昇トレンドがまだ生きていると判断できます。

次第にローソク足や5分線と、25分線が接近してきますが、

距離が近くなれば

レンジ相場への移行、またはトレンド転換が起きる可能性が高くなってきます。


その場合はエントリーを控えたり、逆方向への買いに転換する心の準備をしましょう。

感覚としては、MACDのシグナルの使い方が参考になります。(注4

〇 わかりやすさが大切

この高値・安値移動平均線とシグナルの組み合わせの良いところは、

チャートがあまりごちゃごちゃせず、

ぱっと見て現在の状況を把握しやすいところにあります。


いまのトレンドやエントリーポイントを明快に示してくれるので、

エントリーをためらうことは少ないでしょう。

もちろん、他の指標も組み合わせれば、さらに精度は上がります。

このやり方に慣れてきたら、別のインジケータも組み合わせてみるのも面白いでしょう。

〇 注意!あなたはポジポジ病?



FXやバイナリーオプションをやっていると

必ずと言っていいほどかかる病気が「ポジポジ病」です。

それは、「“むやみ”にポジションを取ってしまう」という病気なのです。

後半はこの「ポジポジ病」についてご説明したいと思います。

ありがちなのは、自分が決めたエントリーポイントが予想に反してしまい含み損を抱えてしまって

ナンピン(含み損を緩和するために、もう一度同じ方向でポジションを取ること)してしまったり、

損切りになってしまったためにすぐ取り戻そうとして安直にポジションをとってしまったり…

と、身に覚えはありませんか?

ポジポジ病を解消するためには、エントリーポイントの見極めと勝率アップがまず大事です。

その次にメンタル強化ですね。

まずは、エントリーポイントをしっかり押さえていきましょう。

〇 正しいエントリーポイントとは

正しいエントリーポイントとはどの様なものなのでしょうか。

一度定義を押さえておきましょう。




・ 含み損がない

一つ目は含み損が無い、または少ないことです。

心理的にも含み損を抱えると

「本当に値が上がるのだろうか」「ナンピンした方がいいのでは」と考えがちになってしまいます。

理想的なエントリーポイントは、

エントリーしてからすぐに利益がでて、短い時間で利確出来るところ
だと言えます。


・ 勝率が高い

含み損がないことはつまり、勝率が高いポイントだということです。

しかしながら、テクニカルのうち勝率が高いと言えるものはあまりないのです。

逆に言えば、「これなら勝てる」という形状も実際存在します。

〇 理想的なエントリーポイントを見極めよう



・ トレードスタイルと時間足

一番はじめに大事なのは、あなたのトレードスタイルです。

スキャルピング・デイトレード・スイングトレード…

と言った様に、取引にかける時間が変わってきます。

トレードスタイルで実際に活用するローソク足チャートを検討します。

私の場合デイトレードなので、

見るチャートは「日足」「8時間足」「1時間足」の3つのチャートを見ます。

チャートは個人で好みや手法の差がありますので、これが正解というものはありません。

ですが、見る時間足チャートによっては、

トレンドの見え方が変わってくるので立てる戦略も変わってきてしまいます。


・ トレンドを読め

トレーダーにとって最も重要なスキルは「トレンドを読む」ことです。

トレンドは「上昇トレンド」「下落トレンド」「レンジ」のいずれかです。

見る時間足によって、トレンドの見え方は変わってきます。

基本的に、長期トレンドは世界情勢やファンダメンタルズ、

少子高齢化といった国家の先行きなどを織り込んでおり、

変化することはあまりありません。

長期移動平均線などで確認できます。

短期トレンドは、「売られすぎ・買われすぎ」による推し戻しや、要人発言といった突発的なイベント、

移動平均線超えなどのシグナルなどの場面で発生することがあります。

このトレンドは一定期間で終わり、他のトレンドに移行しやすいです。

エントリーポイントは長期トレンドを確認した上で短期トレンドの動向で決めます。


・ トレンドラインを引け

トレンドラインは、

「サポートライン」「レジスタンスライン」といった「市場心理の働くライン」のことです。

これらのラインは「安値・高値を何度も試した結果」発生するラインなので、

ラインを超えた時(ラインブレイク)がトレンド転換のシグナルになりやすいです。


・ トレンドが変わったことを確信してエントリーする

なぜ「なりやすい」と書いたかというと、実際には「ダマシ」になる場合もあるからです。

つまり、トレンド転換にならないケースもあります。

前述したとおり「含み損」をなるべく無くしたいならば、「トレンドが変わった」という確信が必要です。

そのためには、ファーストブレイク(一番はじめにトレンドラインを割り込んだ時)を狙うのではなく、

トレンドが変わったことを確信して

次の戻り売り・買いの「押し目」をつかってエントリーすると勝率が高くなります。

押し目なのかどうかはトレンドラインを引いて検討しないとわかりませんので、

必ずトレンドラインの検討をしましょう。

〇 ポジポジ病まとめ



心理的には、含み損を抱えたポジションを長く持ち続けたくないものです。

トレンド転換を確信してからエントリーすることで、含み損になる可能性を減らしてくれます。

理想的なエントリーポイントはなかなか訪れません。

ですが、条件が揃った時は勝率が高くなります。

確信できた場合はポジション数を増やし、ちょっと疑問が残る時はポジション数を減らします。

まずは、過去のチャートでトレンドを見極める練習をしてみることをお勧めします。

■■■■脚注■■■■

(注1)過去の高値や安値が未来の抵抗帯・支持帯になる理由とは?(外為オンライン)
(注2)移動平均線 (単純移動平均線) ■使い方のポイント (マネーパートナーズ)
(注3)テクニカルチャート講座 移動平均線の意味 (FXブロードネット)
(注4)株・FXに今すぐ活かせる チャートの読み方・使い方 「MACD」を活用する (野村證券)

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