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「ボリンジャーバンド」の基礎の基礎

更新:2020年07月07日

NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

今回は「ボリンジャーバンド」の基礎を身につけましょう(*'▽')

基礎さえわかっていれば、

ダメだといわれる逆張りでもバイナリーオプションができるようになります!

基礎を知らずにネットの知識だけだと痛い目に合うか!

(このブログもネットではありますが。(;^_^A)


目次

〇 「ボリンジャーバンド」とは?懐かしいアレと同じ、ばらつきがわかります



「ボリンジャーバンド」の生みの親は、ジョン・ボリンジャーという方です。

最近まで日本に来られていましたよ(*'▽')

さて、エンベロープを思い出してください。




----------------------------------------------------------------------
※エンベロープがわかりずらい時は、

「ハイローオーストラリアで使えそうな「エンベロープ」ってなに?」

こちらで詳細を説明してあります。
----------------------------------------------------------------------

エンベロープは、1本の移動平均線をコピーして、

一定の比率で離れさせたものでした。

「ボリンジャーバンド」は、エンベロープの応用系といっても良いものです。

ハイローオーストラリアのトレーダーもボリンジャーバンドを使う人は多いです。

「ボリンジャーバンド」は、移動平均線から離れさせる比率の計算が違います。

終値が決まるごとにその価格が「どのくらいの範囲でばらついているか」を計算し、

「ボリンジャーバンド」として描いていくのです。


要するに

「こういう価格になることって多いよね」

「こんな高すぎる価格にはめったにならないよね」


というのを出していくのです。

この計算に使うのが「標準偏差」です。

懐かしの「このテストで私はみんなと比べてイケてたんだろうか?」と計算するアレです。

それから、クラス内の身長のばらつき具合の例えでも良いです。

「190cm台の人ってクラスでも1人しかいないよね」

「平均に近い身長の人は多いよね」


ってやつですね。

ボリンジャーバンドは

「ドル/円って最近110円くらいだよね。 113円なんて珍しいよね」

というのがパッと直感的にわかるのです。

統計でみる日本注1

〇 統計の数字は、今までこうだったから、次もそうなるとは限らない



為替チャートでも、

標準偏差はMT4やFX業者のシステムが計算してぱっと出してくれます。

そうして出した値を結んだのが、「ボリンジャーバンド」だというわけです。

ボリンジャーバンドは、中心になる移動平均線から近い順に1σ、2σ、と呼ばれます。

σは「シグマ」と読みます。

移動平均線の下に描かれるボリンジャーバンドは、-1σ、-2σ、です。

そして有名なこの特徴。

・-1σ~1σの間に価格の68.27%
・-2σ~2σの間に価格の95.45%


が収まる。

というもの。

3σ、4σも計算すれば出るし、そうするともっとたくさんの価格が収まります。

でも、この数字は覚えなくて良いです(´・ω・`)

統計だから、サンプルが違うと微妙に変わるし。


「へえ~!いっぱい収まるんだなあ~!」くらいで大丈夫です(;^_^A

なぜなら、今までこうだったから、といって次もそうなるとは限らないからです。

※ボリンジャーバンドの意味と計算式(注2

〇 統計的に出されたもっともらしい数値!信じていい?



さきほどの「いっぱい収まるんだな~」という数字は、統計学から出されたものです。

つまり、「過去を調べたら、95.45%だった」ということです。

これから先もこうなるとは限らないのです。

「2σに価格が触ったから、95.45%逆張りで勝てるぞ!」

ということではないのです。

とはいえ、根拠はある数字なので、信じる価値はあります。

で、思い込みの解釈で盲信すると失敗してしまうのです。


ボリンジャーバンドとは

「収まりやすい範囲を描いてるよ」というだけのテクニカルなのです。


(思いついたのはすごいですけど)

※ボリンジャーバンドじっくり(注3

〇 ジョン・ボリンジャーさんはボリンジャーバンドをどんな気持ちで作った?



ボリンジャーバンドを作ったジョン・ボリンジャーさん。

彼は、「ボリンジャーバンドは順張りで使ってください」とはっきりおっしゃっています。

振り子のように「買われすぎ売られすぎ」を見せる「オシレーター」ではないのです。

ジョン・ボリンジャーさんは、ボリンジャーバンドのことを

「トレンドフォローのテクニカルです」と明言しています。

トレンドを分析したくて作ったのですね。

順張りっていうのは、

「チャートが上昇トレンドなら買い」と相場と同じ方向にトレードすることです。

ボリンジャーバンドの中心の線は移動平均線ですから、

チャートがこれより上なら「上昇トレンド」、下なら「下降トレンド」と判断するのです。

ボリンジャーバンドの話を聞いてすぐ「反発を期待してトレードしよう」と逆張りを考えるのは、

作者の意図と違っているのです。

ジョン・ボリンジャー公式サイト(英語です)(注4

〇 とはいえ、逆張りもできてしまうのがすごいところ!その条件は?



しかし、ボリンジャーバンドを使った逆張りができないかというと、

そうではありません。

人気トレーダーも逆張りで使っていますし、

MT4などの自動売買システムもボリンジャーバンドの逆張りをするものがあります。

ボリンジャーバンドを逆張りで使うには、条件がありますが、使えるのです。

これまで説明してきたように、トレンドを見るためのものなので、

トレンドが出ているときには順張りに使うのが基本です。

つまり、

ボリンジャーバンドの逆張りは、レンジ相場でのみ使えます。

これが逆張りの条件です。


ちょっとデモをやってみようと思ったのですが、

きれいなレンジって意外とチャンスがないですね(;^_^A

※逆張りとは(注5

〇 ボリンジャーバンドまとめ



デモをトレードしてみました。

豪ドル/NZドル(AUDNZD)ですが、

5分足ではレンジ相場が終わって上昇をしはじめたように見えました。

それでも、試しに2σに触ったところで「HighLowスプレッド」「下」を買ってみたところ、

その後下がって勝利しました。


しかし、その前に何度も2σに触っています。

ここでもし「下」を買っていたら負けていました。


この例では、エントリー直前に1本、陰線が出ていました。

勢いよく上がっていたけど、

このままグングン上がるような勢いではないと判断ができ、「下」を買えました。


ボリンジャーバンドの逆張りも、

このようにローソク足の強さなどほかの分析も合わせてするとより勝率が上がってきます。

それでは、今回も読んでくださってありがとうございました!

■■■■脚注■■■■

(注1)統計表・グラフ表示(e-Stat)
(注2)ボリンジャー・バンド(Bollinger Band)(マネー・パートナー)
(注3)ボリンジャーバンドは「偏差値」と同じ統計学に基づいている(外為オンライン)
(注4)BOLLINGER BANDS(BOLLINGER BANDS)
(注5)逆張り(ぎゃくばり)(東海東京証券)

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