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ハイローオーストラリアで使えそうな「エンベロープ」ってなに?

更新:2020年10月27日

NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

ボリンジャーバンドを知らない人はいないと思います!

が、そのお話の前に「エンベロープ」をご紹介します!

これまで移動平均線を学んできましたが、

「エンベロープ」はその応用のテクニカルなのです!

ちなみに「エンベロープ」のお兄さん(?)がボリンジャーバンドで、

計算式もちょっと難しくなります。((+_+))


目次

〇 「エンベロープ」とは?バンドの一種で意外と使いやすい



「エンベロープ」は、簡単にいうと

「移動平均線をコピペして上下にいっぱいくっつけたもの」です。

移動平均線を平行移動させるわけですね。

図で見ればすぐわかると思います。

こういう形のテクニカルを「バンド」と呼びます。

MT4で表示させるには、

「ナビゲーター」「Envelopes」があるので、チャート上にドロップします。

計算式はとても簡単です。

移動平均線の値に一定の値を足せばバンドの上の線(青)が引けます。

移動平均線の値から一定の値を引けばバンドの下の線(赤)になります。

「一定の値」は「移動平均線からどれだけ離したいか」で決めます。

でも、MT4がすべて計算してくれますけど('ω')ノ

あ、そうそう。

正式名称は「移動平均線乖離率バンド」といいます。

そのまんまです(笑)

envelopeの意味は「包み」です。

※MT4にインディケータを表示させる(注1

〇 人気のボリンジャーバンドと使い方は同じ?



使い方に関しては、世間でちょっとした議論のあるボリンジャーバンドに対し、

「エンベロープ」は素直に「逆張り用」と教科書にも書かれています。

「逆張り」というのは「価格が上がっているときに下を買う」というものです。

(ボリンジャーバンドは順張りが正しいとされています)

※MT4やMT5の公式サイトではボリンジャーバンドとエンベロープは「トレンド指標」に分類されています。注2

次の章から、エンベロープをもっと詳しくみていきましょう。

〇 エンベロープを逆張りで使いたい!寂しいから2セット表示させよう



まず設定です。

MT4で表示させるとぽつんと2本の線(バンド)が現れます。

このままでは頼りないので、もうワンセット(2本)表示させます。

もう一度「ナビゲーター」から「Envelopes」を選んでドラッグします。

MT4標準の設定は、「パラメーター」の「偏差」のところが「0.1」になっています。

その半分のものを作りましょう。

新たなワンセットは「偏差」を「0.05」にします。

幅が一定で見やすいですね。

これで、「0.1」と「0.05」のエンベロープができました。

「偏差」は「移動平均線からどれだけ離すか」です。

(計算式のところで出てきた、一定の値のことです)

単位は「ポイント」で、ドル/円なら「0.1ポイント」は10pipsと同じです。

ほかの部分は、MT4標準のままにします。

いちおう書いておきますね('ω')ノ

移動平均線は、SMAを使うのですね。

「期間」「14」
「移動平均線の種別」「Simple」
「適用価格」「Close」


〇 移動平均線も表示させて準備OK



ここまでだと、エンベロープだけが表示されているので、

そのもとになる移動平均線も表示させたいですね。

これも簡単で、「ナビゲーター」から「Moving Average」をドロップしてくるだけです。

パラメーターも「エンベロープ」と合わせましょう。

「期間」「14」
「移動平均線の種別」「Simple」
「適用価格」「Close」

〇 「エンベロープ」使い方の基礎



今回は、使い方の基礎だけまとめておきます。

教科書どおり「逆張り」で使うことにします。

・レンジ相場のときに使う
・「エンベロープ」の○○ラインに触ったら反転すると決めて反対を買う


これだけです。

「エンベロープ」は「0.1」か「0.05」のどれを使うかをあらかじめ決めておきます。

この図は、ドル/円の1分足ですが、

この様子だと「0.05」のラインで跳ね返っていますね。

このチャートでトレードするなら「0.05」のラインを使うのが良いでしょう。

「エンベロープ」を使う前に

トレンド相場とレンジ相場の見分け方を思い出しておいてくださいね。

※このサイトのレンジとトレンドの見分け方

〇 「エンベロープ」まとめと欠点



「エンベロープ」ってどんなものか、だいたい掴んでいただけたでしょうか?

今回のドル/円の1分足の例では、

なんだか逆張りがとてもしやすいように見えたと思います。

しかし、「エンベロープ」にはもちろん欠点もあります。

・トレンド相場では特に目立った使い道がない
・「偏差」を決めるのが面倒
・ボリンジャーバンドを見慣れていると慣れるまで時間がかかる


こんなところでしょうか?

特に「偏差」は時間足が変わると、

この日足のチャートのように、逆張りどころではない形になってしまいます。

(0.1は10pipsですから、日足で見ると狭いんですよね)

ハイローオーストラリアでは、1分足など短い足を主に使うので良いのですが、

FXに使う場合は何度も「偏差」を変えてみる必要があるので大変です。

では次回は「エンベロープ」を実際にハイロートレードに使ってみましょう!

お楽しみに!

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※基本は逆張りですが、全体の形を見るとトレンドの方向がわかりますね。
意外と便利で馴染みやすいので、この機会に特集を読んでおいてください!

『「ATR」を使って根拠のあるエンベロープ設定をしよう!』

『「エンベロープ」をハイローオーストラリアで使ってみよう』

上達したら応用編もぜひ!

『エンベロープのクロスは曲者?出現前も要警戒!』

ブックマークしても便利ですよ(*´▽`*)
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※ボリンジャーバンド(注3
※エンベロープ(注4

■■■■脚注■■■■

(注1)インジケーターの表示方法・削除方法(FXTF)
(注2)Envelopes(エンベローブ)(Meta Trader 5)
(注3)第6回 ボリンジャーバンド(カブドットコム証券)
(注4)移動平均エンベロープ(カブドットコム証券)

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