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エンベロープのクロスは曲者?出現前も要警戒!

更新:2020年07月02日

こんにちは、ミウラです!

ここ数回はお手軽に勝ちを拾える逆張りについてお話しています!

この逆張りを成功させる秘訣は、エントリーする直前に流れが上向きか下向きか、

どちらに来ているかをしっかり把握することです!

前回お話した下ヒゲも、

その数十秒という短い時間の間のトレンドの向きを把握するためのものでした。

今回も前回に引き続き、そうした短い時間内でのトレンドの向きを知る方法についてお話しようと思います

この流れの向きを完璧に把握できれば、理論上は勝率は100%になるので頑張りましょう。

目次

〇 逆張りに失敗した場面

今回は、逆張りに失敗した場面から、

失敗した理由とその回避方法を引き出していきます

まずはこの場面を見てください。

エンベロープの下にはみ出して引けたとき、

逆方向にエントリーするという手法でトレードしています。

エンベロープへの到達は平均線から一定の割合で乖離したということであり、

次は平均線の方向に戻るであろう、ということが予測できるからです。

※ 第15回 エンベロープ (auカブコム証券) (注1

その前の部分では、下にはみ出した陰線のあと大陽線が出ているので、

逆張りのHighは成功しています

そして、最新のローソク足で、

ふたたびエンベロープの下にはみ出した状態でローソク足が完成しました。

すかさず逆張りのHighを仕掛けますが・・・

負けとなりました

ここで注目したいのは、負けたあとに上昇しているということです

エントリーを1本遅らせれば勝てた、ということですね。

チャートで見てみるとよくわかります。

十字線のローソクで勝負して負けてしまいました。

一本遅らせて、次のローソクで勝負すべきであった、ということです

では、何をヒントにエントリーを1本遅らせるのか、ということになります

〇 エンベロープのクロスに注目する

よく見てみると、エンベロープ同士のクロスが出現しています。

これは上昇の弱いサインでした。

上昇トレンドへの転換とまではいかなくとも、

一時的に上昇圧力がかかるというサインです。

エンベロープは平均線を拡張したものであり、エンベロープ同士のクロスも平均線同士のクロス同様、

ゴールデンクロス・デッドクロスといったサインを発します

ただ、こういったサインは往々にしてだましになりやすいです。

クロスしたことでエントリーしてくるであろう人が増えることを見越して、

すでにエントリーしている人が先行して動き利益確定を行うからです

これによりデッドクロスしたのに下げずに上がってしまう、といった現象が起きます

この場面でエンベロープ同士のデッドクロスを上昇のサインとしているのはそのためです。

※ (1)ダマシ (外為どっとコム) (注2

クロスが成立する寸前、さっきの画像よりも1分前に戻ります。

この瞬間にHighでのエントリーを行ったわけですが、これは失敗で1本待つべきでした。

このとき、ローソク足がエンベロープの下に抜けて引けているのと同時に、

クロスが成立しそうになっています。

実はこれがローソク1本分待つべきである、というヒントなのです

〇 クロスを完成しようとする力がはたらく

このクロスが成立すると、先行して動いているトレーダーの行動によって、

デッドクロスにも関わらず、上昇の動きが出ると先ほど解説しました。

このことと同様に、クロスが成立寸前のときには、

先行するトレーダーたちによってクロスを完成させてしまおうという動きが出るのです

先ほどのトレードでは、

エンベロープの下にはみ出たことをサインとしてHighでエントリーしてしまいましたが、

このときには、クロスを完成させるべく下向きの力が発生していたのです。

この結果、エンベロープの内側へ引き戻そうとする上昇の力と

クロスを完成しようとして下げる力がぶつかり、十字線を形成

Highでのエントリーは負けになってしまったわけです。

その後、クロスが完成したことで追随売りを読んだ先行トレーダーは、

それまで持っていた売りポジションを買いで解消し、ローソク足は上昇に転じた、というわけです

〇 エンベロープのクロスは曲者

これまでエンベロープのクロスは上昇や下降の有力なサインとして扱ってきました

しかし、それだけでなく、クロスの成立前にもトレンドに影響を与える存在なのです。

単純な上昇や下降のサインだけではない、わりと曲者な存在だといえます。

今後はエンベロープのクロスを扱うとき、クロスの出現だけに注目するのではなく、

エンベロープ同士が接近した時点で、次にどういう動きが発生するのかを警戒しておくと、

今回のような負けを回避しやすくなるでしょう

■■■■脚注■■■■

(注1)テクニカル分析ABC(auカブコム証券) 
(注2)川口一晃 基礎から学ぶテクニカル教室(外為どっとコム) 

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