５戦限定法とも好相性！平均足を使って短時間で稼ぐ！

更新：2019年02月13日

こんにちは、ミウラです！

安定して勝てるようになってくると、今度はどのようにして利益を伸ばすかに意識が移ってくると思います！

連続トレードの場合は、前回に紹介したように長期のトレンドを見つけるのが一番の近道ですが、

どうしても負けがひとつ、ふたつ挟まってしまうこと、

負けがひとつ増えただけでもかなり利益が削られてしまうことが悩みです。

もう少しリスクをおかしてでも利益を伸ばしたい！という方には、

連続トレードよりも、5戦限定法のほうが向いているでしょう。

幸いにも、平均足トレードは5戦限定法との相性もバッチリです。

そこで、今回は、平均足を使って5戦限定法を行います。

短時間でかなりのリターンが期待できるので、積極的に利益を狙っていきたい人におすすめです。

目次

• 5戦限定法のおさらい
• 平均足との組み合わせ方
• 5戦限定法のリスクについて

〇　5戦限定法のおさらい

では、かるく5戦限定法のおさらいです。

5戦限定法とは、マーチンゲール法をアレンジしたトレード法です。

トレードルールは、

1.　投資金額を1戦ごとに倍にしていく（5000円→10000円→20000円→・・・）

2.　勝っても負けても3戦目までは継続

3.　3～5戦目で勝った時点で終了

4.　5戦目で負けた場合も終了

です。

3戦で終了するとこんな感じに。

短期間で利益が大きいのが特徴です。

6戦目まで行かないのは、投資金額が大きくなりすぎて、負けた場合のリカバリーが難しいから。

5戦目の負けの損失も厳しいですが、まだなんとかなるレベルです。

要は、3戦目から5戦目までで3連敗しなければ勝ちになるということですね。

連続トレードにくらべて短時間で多くのリターンを得られますが、

5戦目までで3連敗してしまうと損失が大きいです。

ハイリスク・ハイリターンな手法といえるでしょう。

〇　平均足との組み合わせ方

それでは、さっそく平均足と組み合わせて5戦限定法を実践していきましょう。

まずは1分チャートでMACDのチェックから。

下降トレンドでMACDは本体はマイナス、シグナルもマイナス突入寸前になっています。

通常であれば、

MACDとシグナルのゴールデンクロスを待って、上昇トレンドへの転換を確認。（注1）

そこからhighで攻めていくべきです。

ただ、前回でも紹介したように1時間足を見てみると・・・

少し分かりづらいですが、下げ圧力が強まっていることが見て取れます。

まず、下の方で、25時間線シグナルをボリンジャーバンドの下限バンドが上抜いており、

これ以上は上がりにくいことが示唆されています。

そして最新のひとつ手前に長めの上ヒゲ陽線の平均足が出ており、

次は下げに入る可能性が濃厚であることを示しています。

とどめに最新のローソク足が陰線。

既に下げが始まっていることがわかります。

この1時間は下げに支配されるであろうことがわかるため、

1分チャートでも下げが続くだろうと予測します。

そして、1分チャートに戻ります。

いったん上げようとして陽線がでていますが、その平均足には長い上ヒゲがついてますね。

これは下げへ転換するサインです。

すぐにlowでトレードを開始しても良かったのですが、安全のために陰線が出たのを確認。

ここから、5戦限定法を使い、lowで入っていきます。

1戦目は負けてしまいました。

直前の平均足が、下ヒゲ長めの陰線なのでこれは覚悟していましたが、やはり負けでしたね。

しかし、まだ初戦なのでトレードは継続です。

2戦目は一気に下げて勝ちになりました。

平均足ではトレンド転換を示す上下に長いヒゲが出ています。（注2）

ただ、これはどちらかというと迷いを示すサインです。

トレンド転換点ではあるものの、それを意味するのは上昇への変化ではありません。

下降してきていったん横ばいになり、そこからさらに上か下への転換が起きるということです。

1時間足のチャート読みから、下方向への圧力の強さを確認しているため、

さらに下げるだろうというのがミウラの予測ですね。

しかも、この陰線は安値を更新していますから、一段安への期待大です。（注3）

3戦目、予想通り、どどーんと下げが入って勝ち。

3戦目で勝つことができたので、ここでトレード終了です。

5000円スタート、たった3分で2万2000円の利益となりました。

連続トレードであれば、10分くらいかかってこれくらいの利益であることが多いので、

5戦限定法はかなりスピーディーに稼げる手法であるといえますね。

〇　5戦限定法のリスクについて

5戦限定法のリスクはたったひとつ。

3戦目から5戦目を3連敗してしまうというものです。

ただし、トレンドの最中に逆向きのローソク足が3連続することはそれほど多くないため、

そこにいろいろな工夫を加えれば、ほぼ、負けはないという前提でのトレードです。

今回の下降トレンドを見ても、3連続する陽線は見当たりませんね。

さらに陽線を見てから、そこの平均足を参考に反転タイミングを見つけてトレードに入ります。

よって、3連続する陽線をまともに踏んでしまうことはめったにありません。

ただ、前回も触れましたが、MACDの転換にだけは注意しましょう。

MACDとシグナルのゴールデンクロスで上昇トレンドへの転換が始まってしまうと、

陽線が3連続する可能性がぐっと高まります。

かなり危険な状態なので、5戦限定法の最中でも、トレードは緊急停止したほうがよいでしょう。

そこの部分にだけ気をつければ、安定して高い利益を叩き出せるでしょう。

■■■■脚注■■■■

（注1）（2）MACDの売買シグナル（野村證券）
（注2）④コマ足がトレンドの転換を教えてくれる。（AVATRADE）
（注3）下値支持線（大和証券）