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高値圏、安値圏でも強気で攻める!しかし、そこに思わぬ誤算が・・・

更新:2019年05月30日

こんにちは、ミウラです!

1時間足のトレンドに沿ってエントリーしていけば、高い勝率を得られるはず

という見立てのもとに検証を行ったわけですが、

これまでのトレードルールでエントリーすると、エントリーできる機会が激減する、という問題が出てきました

MACDが安値圏でゴールデンクロスしたとき、または、高値圏でデッドクロスしたとき

トレンドが発生したと判断してエントリーするわけですが、

※MACDとは (ジャパンネット銀行)(注1

1時間足で大きなトレンドが発生している場合、

上昇トレンドなら安値圏、下降トレンドなら高値圏に移動することが少ないわけです。

1時間張り付いて、エントリー機会がゼロというのはさすがにきついです。

そこで今回は、これまでのトレードルールを拡張し、エントリー機会を増やしてみるとどうなるか?

というのを検証してみたいと思います。

目次

〇 トレードルールの拡張

どのようにトレードルールを拡張するかですが、

前回のラストで言っていたように、

高値圏であってもゴールデンクロスすれば、上昇と判断してエントリー

同様に、

安値圏であってもデッドクロスすれば、下降と判断してエントリー

とします。

実際に強いトレンドであれば、高値圏であっても陽線は連続します。

ここを捕まえることにより、利益を押し上げていこうというわけですね。

〇 どこでストップするか?


ただし、ひとつだけ問題があります。

それはどこでトレードをストップするかということ。

これまでは、MACDシグナルの0ライン通過がひとつのストップの目安でした。

MACDシグナルの0ライン通過は、最後のトレンド確認ポイントです

※売買ポイント② (マネックス証券) (注2

ここでも追随買いするのがセオリーとされていますが、

よほどの強力なトレンドが出ているときを除けば、この0ライン通過で失速感が現れます。

陽線と陰線が入り交じる展開になりやすので、

バイナリー的にはここで止めておいたほうがよい、との判断だったわけです。

しかし、拡張したトレードルールのもとでは、このルールは使えません

なぜなら、とっくに0ラインは通過しているからです。

高値圏でのゴールデンクロスということは、0ライン通過後のゴールデンクロスです。

よって、ストップの目安としての0ラインは使えなくなります

しかし、ストップの目安はもう一つありました。

RSIの30ライン、もしくは70ライン到達ですね。

RSIが30を割ると売られすぎ、70を超えると買われすぎ、だと言われます。

※売りサインと買いサインを覚えよう (外為どっとコム) (注3

そこでhighエントリーのときは、RSIが70に到達した時点でストップ

lowエントリーのときはRSIが30を割った時点でストップ、としていました。

この判断方法なら、MACDの0ライン通過後でもストップの目安になります

よって、ストップはRSIで判断します。

では、ここからは実際のチャートで検証してきましょう。

検証ルールは前回と同じ。

月~金の日本時間の午後11時からの1時間を、裁量を交えず、連続トレードを行い

その収支で判断します。

〇 検証結果


じっくりとチャートを見て検証していく予定だったのですが、

とある事情により、結果だけをダイジェストでお送りしていきます。

その事情については、すぐにおわかりいただけます・・・

月曜日 6勝8敗

火曜日 5勝8敗

水曜日 9勝11敗

木曜日 エントリーチャンスなし

金曜日 1勝2敗

はい、全敗です

勝ち負けが日によってばらつくというのはあり得ることですが、

5日間のうち、全部で負けというのは、トレードルールに重大な問題があるということです。

この問題の部分について、詳しく見ていきましょう。

〇 問題点その1

まず、気になったのはこの負け方です。

高値圏でゴールデンクロスが出たものの、ローソク2本ぶんくらいですぐに失速

デッドクロスしてしまうというもの。

デッドクロスした時点でトレード終了ですが、勝ちを一つも取れずに負けだけが付くため、

利益をゴリゴリ削られます。

今回、全日で負け越したのも、これが大きな要因でした。

これがなければ、悪くてもプラマイゼロにおさまる感じです。

いくら上昇トレンド中とはいえ、高値圏でのさらなる上昇トライは失敗することも多い、ということがわかりました。

この上昇失敗の場面を回避しないかぎり、収支プラスは望めそうにないですね。

〇 問題点その2

その1は負ける場面だったのですが、次は勝ちを逃すパターンです。

RSIでトレードをストップする、という方針だったのですが、

これが逆にネックとなり、勝ちを逃す場面がいくつもありました。

ゴールデンクロス、デッドクロスでエントリーするわけですが、

その瞬間にRSIが70、30に到達してしまうパターンが頻発するのです。

場合によっては、RSIが先に到達しているケースすらあり、

エントリーの前にトレードストップがかかってしまいました

こうしてトレードできなかったケースには、

その後、トレンドが継続して連勝できていた場面がいくつももあり、

勝ちを積み上げなければいけない場面を取り逃すという結果になっています。

この2つが主な要因となって負けが勝ちを上回ってしまい、

全日で負けという結果になってしまいました。

〇 改善の余地はある

この結果から、完全にトレードルールに問題があると言わざるを得ません。

ただ、改善の余地はある、というのがミウラの考え方です。

勝ちを逃している場面、負けを増やしている場面は明確なので、

そこを上手に工夫すれば、一気に収支をプラスに持っていけるはずです。

特に今回まずかったのは、RSIの使い方でした。

次回はここに改善を加えて、再度、テストを行ってみたいと思います。

■■■■脚注■■■■

(注1)MACD(マックディー)(ジャパンネット銀行)
(注2)MACD(マネックス証券)
(注3)中級編4 FX ~チャートの基本2~(外為どっとコム)

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