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平均足にはダマシも多い?ダマシを見抜くテクニックを紹介!

更新:2019年06月19日

こんにちは、ミウラです!

1分チャートの方向性を決める1時間足のトレンドの掴み方について、前回お話しました!

基本は流れをよく見よう、ということなのですが、

その1時間が陽線なのか、陰線なのかをはっきりと判断しなければいけない以上、

流れだけで判断するのはどうしても予測の精度が落ちてしまいます。

そこで今回は、前回でも少し触れた平均足による予測を掘り下げてみたいと思います。

特に平均足のサインのダマシを上手に見抜くということに重点を置いて見ていきましょう

目次

〇 平均足の使い方のおさらい

平均足の使い方は、前回に触れたとおりです。

平均足と本体の長さを見比べて、ヒゲが同じ長さか、本体よりも長い時、

次のローソク足の向きは逆になります


この場合、下向きの平均足なので、次のローソクは陽線になっていますね。

平均足に長いヒゲが付くというのは、トレンドが極端に強くなっているというサインです。

※平均足のヒゲにはローソク足とは正反対の意味がある (外為オンライン) (注1

しかし、本体を上回る長さのヒゲともなると、それはトレンドのピークになりやすく、

次の足は調整により逆方向に動く傾向にあります。

この性質を利用して、長いヒゲ付きの平均足の次のローソクは、逆向きだと予測するのです。

〇 ダマシパターンを回避するには


ただし、ヒゲの長い平均足が出たとしても、次の足が逆ではなく、同じ向きになるダマシパターンがあります。

これを排除することが重要です。

まずは、トレンドと同じ方向に長いヒゲが出た場合を見ていきましょう。

上昇中に平均足で長い上ヒゲがついています。

その次は調整の陰線だと予測するのですが、実際は陽線が続きます。

そして、次にやっと陰線が出ています。

トレンドと同じ方向にヒゲが伸びた場合、すぐに反対向きのローソクが出ず、

トレンドと同じ向きのローソクが連続するということはけっこうあります。

このときのトレンドの方向はMACDで判断しています。

MACDのゴールデンクロスが成立したところから上昇しているのがわかります。

そして、ダマシパターンが出た部分とゴールデンクロスの出た位置に注目してください。

ちょうど同じ時期であることがわかるはずです。

これもMACDがゴールデンクロスした瞬間に、ダマシが発生している場面です。

MACDのゴールデンクロスは有力な買いサインであり、上昇する力がもっとも強くなる瞬間でもあります。

※売買ポイント① (マネックス証券)(注2

長い上ヒゲをつけつつ、勢いがピークアウトするといっても、

上げる力が強いため、続くローソクも陽線となりやすく、陰線の出現が遅れてしまうのです。

このダマシを避けるには、MACDを観察して、

ちょうどゴールデンクロスやデッドクロスをしそうなら、判断を保留して様子を見る、といった対策を取る必要があります。

〇 全体が短い平均足も要注意


次にダマシになりやすいのは、全体が短い平均足です。

この1本目の平均足は、本体と同じ長さほどのヒゲが出ており、

次は陰線が来るサインのように見えます。

が、実際に次にも陽線が連続しています。

本体より長いヒゲがついていた場合でも、全体が短い平均足はダマシになりやすいです。

平均足が短いということは、じゅうぶんに上昇できていないということであり、

勢いがピークアウトせず、保たれ続ける可能性が高いのです。

よって、長いヒゲがついていても、全体が短い平均足は回避したほうが無難です。

〇 両ヒゲがついているパターン

それなりの長さがある平均足でも、両ヒゲになっている平均足には要注意です。

このケースでは、それなりのボリュームのある上ヒゲ平均足ですが、下にもヒゲがついています。

この両ヒゲつきというのは、いまだトレンドが弱いことのあらわれです。

※平均足のヒゲにはローソク足とは正反対の意味がある (外為オンライン)(注1

いくらヒゲが長くとも、両ヒゲなのでトレンドがピークアウトしたとはいえません。

したがって、次にはまだ陽線が続くだろう、という結論になります。

なお、同じ場面でMACDのゴールデンクロスと長い上ヒゲがかぶっているのに、ダマシにはなっていません

少し難しくなりますが、ダマシは連続しない、というのもひとつの傾向です。

両ヒゲというダマシのあとにこれが来ているので、

ゴールデンクロスのタイミングが重なってもダマシにはなりにくいのです。

これは判断に慣れが必要ですが、けっこう利用価値のあるテクニックです。

〇 平均足の運用は要練習

平均足のサインは、長いヒゲが出た方向の逆、というわかりやすいものです。

しかし、MACDや両ヒゲなどの細かい条件をしっかりチェックし、ダマシを排除していかないといけません

使いこなしていくには、ある程度の練習も必要です。

ただ、1時間足の予測は、外せばトレードの負け決定、というわけでもありません。

1分チャートでの工夫で挽回することも可能ですから、

まずは気軽に平均足をトレードに使っていきましょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)平均足・DMI(外為オンライン)
(注2)MACD(マネックス証券)

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