堅実な人向きのスタイル？5分チャートと連続トレード！

更新：2019年07月19日

こんにちは、ミウラです！

5分足チャートで反転しそうな場面を見つけて、1分チャートでのトレードに生かす、

という方法を前回から検討しています！

こうした新たなトレード法を検討するときに外せないのが、

連続トレードで入るのか、5戦限定法で入るのか、ということです！

前回は5戦限定法でエントリーし、なかなかの利益を得ることができました。

なので、

今回は、連続トレードで入ってみるとどうなるのか、ということを見ていきたいと思います。

こちらはローリスク・ローリターンな方法ですが、

5分足チャートとの相性はどうでしょうか？

目次

• 5分チャートを使った連続トレード
• 1分チャートを交えて判断する手法
• まさにローリスク・ローリターンだが・・・

〇　5分チャートを使った連続トレード

いきなりですが、実戦での例を交えて解説していきます。

5分チャートで長めの下ヒゲ陰線が出ました。

これは強い下降トレンドを示しています。

※ ■ヒゲの長さは相場の強さ　（ザイ！ＦＸ）　（注1）

しかしながら、強いトレンドは必ず調整を伴います。

※ 相場は「上昇5波・下降3波」という周期性をもって動く　（外為オンライン）　（注2）

強い下降トレンドは、次に上昇という調整をもたらします。

したがって、この下ヒゲ陰線の平均足の次のローソク足は、陽線になると予測できるのです。

次の5分足は陽線なので、次の5分をhighの連続トレードで取引してみます。

連続トレードは、1分ごとに1分トレードでひたすらエントリーするというものです。

すべて陽線なら5連勝となります。

では、結果を見てみましょう。

まず、5分足では、予想通り、次は陽線になっています。

ただし、非常に短い陽線です。

十字線に近い、迷いの相場ともいえますね。

トレードの結果ですが、陽線という予測は当たったにも関わらず、2勝3敗で負け越しです。

やはり、短い陽線ということが影響しているのでしょうか。

1分チャートを見てみると、このようなかたちになっています。

チャートでは2戦目も陽線で勝っているように見えますが、実際は同値で負けになっています。

ハイローオーストラリアでは、高ペイアウトの引き換えにドローは負け扱いになるので、

値動きが弱い（今回の場合だと短い陽線）と同値での負け割合が増えてしまいます。

やはり、短陽線であることが影響したといえるでしょう。

〇　1分チャートを交えて判断する手法

5分チャートを主体に流れを把握してトレードしていきますが、

これまで培った1分チャートの知識も判断に加えていくことも可能です。

先ほどの続きの5分チャートです。

この日は緩やかな上昇トレンドが続いており、

先ほど平均足の下ヒゲ陰線が出ましたが、まだ満足な上昇は得られていません。

そろそろ上昇しそうではありますが、そのタイミングがわからないのです。

そこで1分チャートを覗いてみます。

すると、MACDシグナルが0ラインを割り込んでいました。

これはMACD最後の下げトレンド確認のサインです。

※ 売買ポイント②　（マネックス証券）　（注3）

これ以降、下げを示すサインは出現しないため、

これが出ると、そろそろ上昇が近いということです。

1分チャートでも上昇のタイミングが近づいており、

5分チャートでも同じく上昇しそうなタイミングです。

そして、5分足で陽線が出たので、次も陽線を出して上を狙っていくのでは？と予測します。

したがって、次の5分をふたたびhighでの連続トレードで攻めます！

5分足チャートの結果から。

今度も短い陽線でした・・・

これはトレード結果にも暗雲が立ち込めますが・・・

幸いにも、今回は3勝2敗というプラスの結果でした。

1分チャートではこのようなかたちです。

高値を更新するような上昇ならば、全勝も狙えるのですが、今回は伸びがイマイチでした。

後半での失速が負けにつながっています。

〇 まさにローリスク・ローリターンだが・・・

今回のトレードの中身を見てもわかるように、

連続トレードで大きな利益を出すのはなかなか大変です。

4連勝、5連勝という場面を引き当てねばなりませんが、

3勝2敗といった微妙なケースが非常に多いのです。

ただ、1分チャートをずっと眺めていると5連勝などのケースも存在するため、

ローリスクであることを生かして根気よくエントリーを繰り返し、

大物を引き当てる、といったトレードスタイルになるでしょう。

短時間で気の向いた時に軽くエントリーし、

それなりの利益を稼ぎ出す5戦限定法とは対極のスタイルです。

ただ、5戦限定法は負けた時の被害が甚大です。

コツコツといきたいタイプの人には、こちらのほうが向いているかもしれません。

■■■■脚注■■■■

（注1）第５章　テクニカル分析入門（ザイ！FX）
（注2）第13回 エリオット波動＆GMMA（外為オンライン）
（注3）テクニカル指標 一覧（マネックス証券）