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判断ミス防止で勝率アップ!動かないエンベロープとは?

更新:2020年03月25日

こんにちは、ミウラです!

エンベロープをサポートやレジスタンスに見立ててトレードする時、

やりにくさを感じるのが、レートの上下に応じてエンベロープも動いてしまうことです!

エンベロープに到達しそうで到達しない!

到達しなかったのにレートの変化でエンベロープが動き、

最終的にはヒゲにタッチした形になっている!

こんな経験は日常茶飯事です。

かといって、もう到達するだろうと決め打ちで入って失敗することもたまにあります。

せっかくサポートやレジスタンスで入るという明確な基準があるのに、

最後の最後であてずっぽうになってしまうのは残念ですね。。

そこで今回は、動かないエンベロープを紹介したいと思います

このエンベロープは微動だにしないので、エントリーのタイミングをはっきりと知ることができるでしょう。

目次

〇 動かないエンベロープの作り方

動かないエンベロープの作り方はとてもカンタン。

パラメータをClose(終値)からOpen(始値)に変えるだけです。

前回はここを高値や安値に変更したわけですが、それをOpenにします。

するとエンベロープの元になる平均線は、終値ではなく始値で計算されるようになります。

その結果、エンベロープはレートの変動で変化しなくなります

なぜかというと、ローソク足が出現した時点で始値は確定するからですね。

それに対して、終値はそのローソク足が確定するまで変化します。

終値が変化してしまうために、平均線もエンベロープも変動してしまうというわけです。

※ ローソク足 (FXブロードネット) (注1

そこで、最新のローソク足が出た瞬間に確定する始値を使えば、

その時点で確定している、動かないエンベロープが描けるということになります。

変更前が終値で計算したエンベロープ

変更後が始値で計算したエンベロープとなります。

これを見てお気づきの方もおられるかもしれませんが、

実は、変更前からローソク足1本分、エンベロープを右にズラしたのと同じなのです。

それもそのはず、FXでは特殊な状況でもない限り窓は開かないので

1本前のローソク足の終値 = 最新のローソク足の始値

となり、エンベロープを始値で描けば、エンベロープがそのまま右へズレることになります。

※ 始値とは?(OANDA JAPAN) (注2

こうした性質上、始値エンベロープを利用する際には、

その特殊性を考慮する必要があります。

この画像を見てください。

始値エンベロープのほうが、変更前の終値エンベロープよりも低い位置にあります。

最新の終値を反映しないため、始値エンベロープはどうしても出遅れてしまう性質があるのです。

よって、以前はエンベロープにタッチすればすぐにエントリーで良かったのですが、

始値エンベロープの場合は、エンベロープをしっかりと抜くまで引きつけてエントリーしたほうがよいのです。

〇 実践例


では、実際のトレードで使用感を見てみましょう。

レンジ相場で、エンベロープの水準での逆張りをしていきます。

基準は黄色の5分始値エンベロープです(赤の25分とも重なればより有力なサイン)。

これをレジスタンスとして、逆張りのLowで入ります

しかし、先ほど述べたように、始値エンベロープは最新の動きの反映が遅れます。

しっかりとエンベロープを抜いたところまで引きつけて入りたいです。

そして、結果がこれ。

いいところで入れていますね、しっかりと引きつけられています。

エンベロープが動かないので、判断に迷わずエントリーできました

続いて2戦目。

ここでもLowで入ります。

ただ、ちょっと引きつけが甘かったかな?という印象。

25分エンベロープとの重なりでサインが強化されているので、それも込みでエントリーです。

なんとか、無事終了。

レンジ相場の流れはまだ続きそうです。

引きつけずに入っても、なんとかなることは多いのですが、失敗も当然あります。

今度は始値エンベロープに接触した瞬間にすぐLowで入りましたが・・・

そのまま持ち上げられて負け。

もっと上で入るべき場面でした。

変更前の終値エンベロープでは、おそらくエントリーのサインは出ていないはずです。

始値エンベロープは動きが遅れるので、どうしてもエントリー判定が甘めになります。

しっかりとエンベロープを抜き去ったのを確認してから入ったほうが、勝率は上がるでしょう

〇 使いやすさは始値のほうが上か

始値エンベロープも、しっかりと抜き去ったことを確認しなければいけないなど、

ある程度の裁量判断が求められることは事実です。

ただ、終値エンベロープのように、最新のレートに引きずられて上下に動くことがないので、

より冷静に判断でき、使いやすさは上だと思います。

終値エンベロープもヒゲの先にタッチするような接触を拾うには、

決め打ちの裁量判断をしなければならず、そのリスクは高めです。

使いやすさは判断ミスの防止にもつながりますから、

始値エンベロープのほうが勝率は上がるのではないでしょうか。

■■■■脚注■■■■

(注1)ローソク足(FXブロードネット)
(注2)始値 - FX初心者向け用語解説(はじめね)(OANDA JAPAN)

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