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エントリーのサインがズレてしまう!始値エンベロープは要調整?

更新:2020年03月31日

こんにちは、ミウラです!

パラメータに始値(Open)を採用することで、

レートの動きに惑わされずにエントリーする方法を紹介したわけですが、

採用するパラメータを終値から始値に変更したことで、

これまでのチャート読みにも微妙な調整が必要になります!

前回で触れた、エントリー判定が甘くなるのでしっかり引きつけること、

というポイントもそのひとつですね。

こうした調整ポイントは、まだいくつか存在します。

そこで今回は、そうした調整ポイントを紹介し、

さらに新たなトレンド予想法も合わせて解説していきます

調整事態は微妙なチャートのズレ程度のことなのですが、

60秒トレードにとっては決して無視できない差になります。

しっかりと調整部分を把握して、

勝てるポイントで適切にエントリーできるようにしていきましょう。

目次

〇 終値のままでよいエンベロープ

前回5分エンベロープのパラメータを始値に変更し、

レートの上下につられて動かないよう工夫をしました

この変更をすべてのエンベロープに適用するかというと、その必要はありません。

たとえば、一緒に表示している25分エンベロープは終値のままにしています。

パラメータが大きいエンベロープの場合、

最新レートが多少動いたところでほぼ影響を受けないからですね。

このようにわずかしか25分エンベロープは変化しないので、始値に変更する必要性は薄いのです。

始値に変更した場合は、また調整具合も変更しないと行けないので、

今回は25分に関してはこれまで通り、終値のままとします。

〇 始値エンベロープはサインがズレる


では、本題に入りましょう。

エンベロープのパラメータを始値に変更すると、

ローソク1本分、右にズレてしまうのは前回触れました。

その結果、これまで主力として使ってきた、反転の強サインの位置もズレてしまうことになります。

5分エンベロープが25分エンベロープを上に抜き去ったポイントが、反転の強いサインでした。

ゴールデンクロス・デッドクロスは多くの人が意識するポイントであり、

それだけだましが発生しやすくなります。

したがって、ここが反転ポイントになるのです。

※ダマシ (外為どっとコム)(注1

この画像でも、そこから大きく値を下げていますが、問題はそのタイミングです。

5分エンベロープがローソク1本分、右にズレたせいで、タイミングも同じだけズレています

終値を使っていた旧バージョンと始値を使った現在の新バージョンのサインを比較してみましょう。

クロスが完成したのを見て入るという以前の方針ですと、

終値を使った旧バージョンはドンピシャのタイピングでLowでのエントリーができます。

それに対して、始値を使った新バージョンのサインでは、

かなり下げたところからLowで入らざるをえず、

かなり不利な状況でのエントリーになります。

したがって、始値を採用した新バージョンのエンベロープでは、

同じタイミングで入ると失敗することになりかねません

調整が必要になります。

〇 クロスが見えた瞬間にエントリーする

この解決法としては、ローソク1本分、早く入ればよいのですが、はっきりとした目安があります

以前の旧バージョンでは、クロスの完成はその時間足のローソクが完成した瞬間でした。

終値でエンベロープを計算しているから当然ですね。

しかし、新バージョンは始値ベースなので、新しいローソク足が出現した時点で始値は確定し、

その時点でエンベロープも確定します。(だから動かないわけですが)

よって、この時点でクロスの成立もほぼ確定します。

(ほぼ、というのは25分エンベロープが終値ベースなので微妙に変化するからですが、

動きは小さいのでクロスはほとんど確定します。)

したがって、クロスが見えた瞬間にエントリーすればよい、という単純な方法で解決します。

そうすれば、旧バージョンのようにドンピシャのタイミングで同じようにエントリーができます

〇 高値や安値の目処をつけておく

さらに、より安全にエントリーする方法として、

高値や安値の目処をつけておく、という方法もあります。

この始値エンベロープは動きが少し遅いので、

強サインに先行して出る弱い反転サインの時点でいったん安値をつけることがよくあります。

この安値を意識しておき、同じ水準にまで落ちたらHighで拾う、という方法です。

安値とは、それより安い水準で買いを入れた人がいないレートのことです。

いったん安値が意識されると買いが集まりやすく、より精度の高いエントリーポイントになります

※ 過去の高値や安値が未来の抵抗帯・支持帯になる理由とは?(外為オンライン)(注2

強サインが出た時点で既に上昇してエントリーできないというケースの場合、

もしまた落ちてくれれば、安値で拾い治せるチャンスがあります。

強サインが出きっても、少し下方向にオーバーランしてしまうことはよくあり、

そんなときにこのやり方は効果的です。

このように安値を先に確認しておくと、より安全にエントリーができます

万全を期すならば、強サインが出現してもエントリーせず、安値で拾い直す方法に一本化することで、

強サインがだましであるケースも回避できます。

ただし、だましでなかった場合はその利益を取り逃すことになるので、リスクとリターンを考えて選択しましょう。

高値の場合も同様です。

こちらがだまし回避のパターンです。

このように強サインの前後で高値をつけずに更新し続けている場合、

上昇トレンドが継続し、上方向にブレイクする可能性が高まります。

案の定、上にブレイクし、反転の強サインがだましになりました。

クロスが成立し次第、エントリーする方法では、これは回避できませんが、

前後で高値や安値の目処をつける方法であれば回避できます。

〇 パラメータを変える時は必ず微調整を

このようにパラメータを少し変更するだけで、

エントリーのタイミングなどが大きく変わってしまうことがあります

60秒など短期トレードでは特に影響が大きいので、

パラメータの変更により、インジケーターがどのように変化するのかをよく観察し、

必ず細かい調整を加えておきましょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)FXを学ぶ(実践編) (外為どっとコム)
(注2)初心者でもわかる!実戦チャート術 (外為オンライン) 

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