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本命ではあるがメインにはなれない?バンドウォークの欠点とは?

更新:2020年06月15日

こんにちは、ミウラです!

前回の冒頭で少し紹介しましたが、

連勝狙いの本命は、エンベロープを上に抜いたあとのバンドウォークです!

このようにエンベロープの上に出てから、ひたすら同じ方向にエントリーするだけで

かなりの数の勝ちを稼ぐことができます!

このバンドウォークはボリンジャーバンドのものと同じ性質で、王道の順張りで勝つ方法です

ボリンジャーバンドの場合は、バンドの拡大がサインになりますが、エンベロープにはそれがありません。

※ 2.ボラティリティ・ブレイクアウトを使って順張りする方法 (FXブロードネット) (注1

そのため、ボンリンジャーバンドのバンドウォークよりもチャンスは多い一方で、

バンドウォークをつかまえにくい、継続するかどうかの予想が立てにくい、などの欠点もあります。

今回は、エンベロープのバンドウォークについて、判断方法や欠点なども含め、解説していきます

目次

〇 エンベロープの上に出ることが第一のサイン

最初に述べたように、バンドウォークの出現を予測しにくいことが、

エンベロープ上でのバンドウォークの欠点です

ボリンジャーバンドではバンドの拡大で判断しますが、

エンベロープでは複数のサインを総合して判断します。

一番最初の判断基準は、ローソクがバンドの上に完全に出ること

これがバンドウォークの起点となります

ここからHighで入れれば、かなりの数の勝ちを取れます。

ただ、上に出た、というだけでは、バンドウォークが継続するかどうかはまだ不明瞭です。

すぐにエンベロープの内側に戻されてしまうことも多く、

負けを覚悟で突っ込む、という戦法しかとれないという欠点があります

〇 別のサインで精度を高める


そこで、別のサインで補強を行います。

ここでエンベロープ同士が完全にクロスし、下降のサインが出ています。

本来なら、一時的にせよ、ここで下降の力がはたらき、陰線が出ます。

しかし、陰線がまったく出現していません。

これは、それだけ上昇する力が強い証拠です。

陰線が出ないのを見て入るというのが、より精度の高い方法になります。

ただ、ご覧の通り、途中から入ることになるので、勝ち数は減ってしまいます。

かなり長いバンドウォークでないと、2、3回勝っただけでウォークが終わってしまうこともしばしばです。

安定性をとるか、損を覚悟で一発を狙うか、ということになりますね

〇 実戦での動き

さらに細かい部分を実戦でのバンドウォーク狙いの場面で見ていきましょう。

このように長いスパンでチャートを観察することも重要なヒントになります

かなりの時間をかけて大きく上昇してきたため、反動の下げも大きいと予想され、

下に大きく下げる余地があります。

“山高ければ谷深し”という相場の格言が示すように、上げ幅が大きいと下げ幅もきつくなる

こういうときはバンドウォークが出やすいです

※ 山高ければ谷深し (野村證券) (注2

そして、エントリーの判断に移ります。

エンベロープの下にローソクが完全に突き抜けました。

Lowでバンドウォークを狙いたいところです。

エンベロープ同士のクロスにより、弱い上昇のサインが出ていますが、

その上昇はこの十字線に近い陰線によって消化されたと判断します。

この部分では、十字線に近いので、上昇と下降はほぼ拮抗していますが、

陰線なので、少しだけ下げ優位。

ただし、この程度であれば、ウォークは長続きしないかも・・・という予感もあります。

まあ、入ってみましょう。

とりあえず、Lowで2連勝

あとローソク一本で、エンベロープ同士のクロスによる強い上昇サインが出ます。

そこまでにあと1勝は稼げるか?と期待しましたが・・・

結果はそこで負けとなり、トレードは切り上げ。

強い上昇サインと同時に流れは上となり、バンドウォークは長続きしませんでした。

今回、勝ちが伸びなかった要因としては、

トレード開始のサインが出るまでに、既に何本が陰線が連続していたことが挙げられます

下げ始めから、ずっと陰線が連続しており、

トレード開始までに陰線が5本も消化されてしまっていました。

このように既に陰線がいくつか出ている場合は、稼げる部分が少なくなりがちです

逆に、途中で陽線が挟まっていたりすると、

いったん下げだせば、ふたたび陰線が連続する可能性は高まります。

〇 逆張りもまじえて利益を底上げ

このように、長いバンドウォークはなかなか成立しずらく

しかも、それをフルで捕まえるのは難しいです

そこで、前回にやった逆張りなども適宜、使用して、利益の底上げを図りましょう。

エンベロープが再度、交差して弱い下降サインが出ると同時に、ローソクがエンベロープの上に出ました。

それを見て、前回に使用した逆張りを用いてLowで勝っています。

大きく下降して、その流れが止まった場面なので、

次の動き出しまではレンジっぽくなりやすいところです。

こういう相場の踊り場では、逆張りがよく機能するので、勝ちを上手に積み上げていきましょう

〇 本命ではあるがメインにはなりにくい

バンドウォークの順張りによる連勝は、本命ではあるものの、

なかなか出現しにくく、さらに捕まえにくいという欠点があります

稼ぎのメインにはなりにくいので、その都度、逆張りなども交えつつ、コツコツ利益を積んでいき、

いつかめぐり逢えたらラッキー、くらいの感覚で待ち構えるほうがよいでしょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)テクニカルチャート講座 (FXブロードネット) 
(注2)証券用語解説集 (野村證券) 

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