トレーディングビューの【新】ローソク足パターン日本語一覧 A,D,E

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トレーディングビューの【新】ローソク足パターン日本語一覧 A,D,E

更新：2020年08月06日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です！

ハイローオーストラリアのトレーダーの間でも

トレーディングビューを使う人が増えてきました！

トレーディングビューに新たにローソク足パターンが表示できるようになりましたが、

英語なのでわかりにくいですね！

そこで今回から日本での名前や意味をまとめます。

専門用語には、リンク先もつけましたので、初心者の方も読めます。

テクニカルの設定をするときに参考にしてください。

〇　トレーディングビューでローソク足パターンを表示するには

表示方法は前にも書きましたので、ささっと説明しますね。

トレーディングビューの上のメニュー、fxのようなマークから一覧が出ます。

今なら、リリースされたばかりなので「new」という文字がくっついて、

“Candlestick Patterns”

(キャンドルスティックパターンズ)

となっているので見つけやすいですね。

これをクリックすると、アルファベット順に27個のローソク足パターンの一覧が出てきます。
（今後増えるかもしれません）

Aからひとつずつ、何度かにわけて書きます。

〇　ローソク足パターン【捨て子】

星と呼ばれる始値と終値が同じローソク足（十字線、十字足などといわれます）が

ぽつんとトレンドの終わりに現れるものです。

abandoned baby- bearish （弱気の）捨て子＝天井に一個だけ離れて出る十字線（星）
abandoned baby- bullish （強気の）捨て子＝底に一個だけ離れて出る十字線（星）

どちらも反転シグナルです。

トレンドの途中で出ると反転の確率は高まりますが、すごく珍しいパターンです。

※十字線などの同時線の仲間（注1）

〇　ローソク足パターン【トンボ】

「いや、そうは見えないけど」と思ってしまいますが、昆虫のトンボが語源です。

dragonfly doji-bullish トンボ＝十字線の下に長いヒゲ（トウバの反対）

天井と底で出ると反転シグナルになることがあります。

が、基本は市場参加者の迷いをあらわしているので見るときは慎重に。

※天井とは（注2）
※底とは（注3）
※反転(シグナル)とは（注4）

〇　ローソク足パターン【包み】

「はらみ」の反対の形で、最初に短いのが出てから長いのが出るというパターン。

engulfing -bearish（弱気の）包み＝上昇中に、短い陽線の次に、それを包むように長い陰線が出る
engulfing -bullish (強気の）包み＝下落中に、短い陰線の次に、それを包むように長い陽線が出る

どちらも最初の短いローソク足は、次の長いローソク足の実体に含まれているのが本当です。

また、どのローソク足もヒゲがちょっとくらいあってもいいと判断する人もいます。

海外では長いローソク足の中に完全に含まれなくてもこれだとして使っている人もいるみたいです。

トレンドの途中や天底に出て、反転シグナルとなります。

〇　ローソク足パターン【宵の明星】

日本で人気のパターン。

evening star -bearish 宵の明星＝天井に一個だけ離れて出る十字線（星）か短い足

「よいのみょうじょう」と読みます。

アルファベット順になっているので後で出てきますが、”morning star -bullish”の逆です。

捨て子と同じで天底に出て反転シグナル（上昇から下降へ）となります。

これや捨て子がものすごく離れていると「アイランドリバーサル」になり強い反転シグナルといわれています。

※アイランドリバーサル（注6）

〇　まとめ

今回、調べていて英語でもほぼ正しい意味と使い方をされていて感動しました。

ただ、短いローソク足は十字線でもOKだったり陽線だったり陰線だったりと、

使う人によって違っていました。

ヒゲの扱いもばらばらでした。

とはいえトレーディングビューで出るものは、その点も基本と合っていて正しいものとみていいと思います。

細かいことを気にせずに使えばよさそうです。

こんなにたくさんの中から自分に合ったものを見つけるのも大変ですが、

一覧を何かの役に立てていただけたら嬉しいです。

今回は”e”まででしたが、全部まとめますので待ってくださいね！

トレーディングビューに触ったことのない方はこちらをどうぞ。

※参考記事：「ゼロの状態でトレーディングビューを触ろう！」