Menu
Home » 攻略法 » 短期ファンはいつでも書き換えOK?その際の注意点とは

短期ファンはいつでも書き換えOK?その際の注意点とは

更新:2020年10月07日

こんにちは、ミウラです!

前回は、短期ファンを運用するときに起きる問題とその対策を扱いました!

機能しなくなった短期ファンを新たなものに書き換える、というものでしたが、

そのほかにも、いくつか問題は残っています!

例えば、短期ファンが機能はしているものの、

長期間、書き直されずに残ってしまうケースです。


緩やかなトレンドのときに起きやすいのですが、フィボナッチ・ファンの61.8%を突破せず、

しかも、高値や安値も更新していかないというケースです。

こうなると、ファンの間隔が広くなりすぎて、

これまでの手法とは異なるトレード法が求められます。

この画像の場合、38.2%と50%の間を往復する動きになっており、

ボリンジャーバンドのバンドウォークを扱うようなトレードになります。

※ ボリンジャーバンドを順張りで使うためのバンドウォーク戦略(外為オンライン)(注1

これは61.8%をメインのトレンドラインと捉える短期ファンの手法とは大きく異なります。

そこで今回は、このように間隔が開きすぎた場合の対処とその際の注意点について、お話していきます。

目次

〇 フィボナッチ・ファンをツールーバーに追加しておくと便利

最初にちょっとだけMT5のカスタマイズの話です。

短期ファンを次々と書き換えていくので、

上のツールバーにフィボナッチ・ファンのアイコンを入れておくと便利です。

デフォルトでもフィボナッチ・リトレースメントは入っているのですが、ファンのほうは入っていないので、

自分でカスタマイズして追加しましょう。


やり方は単純でツールバーの上で右クリック


左のボックスで「フィボナッチ・ファン」をクリックし、「挿入」をクリックするだけです。

これでツールバーのアイコンをクリックするだけでファンを描くことができます。

〇 機能不全になる前でも書き換えOK

では、本題に入りましょう。

緩やかなトレンドが長引いて、短期ファンの間隔が開きすぎた場合、

前回と同じように短期ファンを描き直します。


前回は、短期ファンが機能しなくなってから、書き換えを行いましたが、

今回は、まだ機能が失われていない段階で描き直すということです。

ただ、この時点で、描き直したファンの61.8%は突破されかかっており、機能を失いつつあります。


そこで、思い切って下向きに書き換えてしまいます。

ただ、この時点では下向きトレンドがきつくなるかどうかは不明なので、

61.8%に達しても、Lowで入らずに様子見をします。

これくらい傾斜がきついトレンドラインで反発するのは、

かなりトレンドが強いとき限定なので、要注意ですね。


安値を更新して、ある程度、傾斜がマイルドになってきたので、61.8%に触れたところで Low .

これで2連勝しています。

短期ファンが機能不全に陥る前でも、トレードしづらくなったと感じたら、

書き換えていっても大丈夫です

〇  任意のタイミングで書き換えるときの注意点

自分の好きなタイミングで書き換えを行ってもよい、ということなのですが、

いつでもどこでも勝てる、とは限りません。

裁量による書き換えとなるため、チャートの状況をきちんと見る必要はあります


試しに、さらに短いスパンへの書き換えを試みてみましょう。

これもまたトレンドの傾斜がきついです。

かなり強いトレンドでなければ、この短期ファンはトレンドラインとして機能しないのですが・・・


案の定、61.8%を軽々と突破されていますね。

Lowで入ったら負けています。

ヒントとなるのは赤線で示した25分エンベロープの向き

完全に横ばいでトレンドが弱いことを示しています。

こういうとき、傾斜がきつい短期ファンを描いても機能しません

注意しましょう。


今度は、文句なしのきついトレンドが出ています。

エンベロープも上に置き去りにしており、

このような状況なら、傾斜のきつい短期ファンも機能しそうですが・・・


まるで機能していません・・・

ここで見落としてはいけないのが、この長期リトレースメントの0%ラインですね。

非常に長期間にわたって描かれている長期リトレースメントの0%ラインということは、

ここが前回の最安値であり、長期スパンの底値ラインということです。

ここで、一時的にせよ、上に跳ね返される可能性は考慮しておくべき場面でしょう。

※ 61・8%、38・2%、23・6%という比率が抵抗帯や支持帯に(外為オンライン)(注2

〇 書き換えたあとは周囲をよく見ること

裁量による短期ファンの書き換えは、トレードの効率を高める上で重要です

しかし、裁量である以上、

いろいろな場面での書き換えの可能性があり、そのなかには失敗も多数、含まれます。

トレンドの強弱を考慮したり、フィボナッチの水準を見落とさないなど、

裁量による書き換えを行うときは、慎重にチャート周辺の状況を精査するようにしましょう

いつものことですが、わからなければ様子見をして、

信頼できるチャートの形状になってから入るのがおすすめです。

■■■■脚注■■■■

(注1)初心者でもわかる!実戦チャート術(外為オンライン) 第18回
(注2)初心者でもわかる!実戦チャート術(外為オンライン) 第6回

限定ボーナス見る? 

HighLow公式サイト口座開設

最新攻略法投稿

どうせインジケーターは当たらないでしょ?ならこうしましょう!

(更新:2021年11月25日) こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です! ハイローオーストラリアをトレードするとき、 頼りにするのがRSIやMACDなどのインジケーター! でも、highlowがハズレて損失になることだってあるし、 「MT4のインジケーターって当たらない!」 とやる気を失っていませんか? それならいっそ、こうしましょう。

[続きを読む]

 

クッション機能もある海外業者の口座は今すぐ作っちゃおう

(更新:2021年11月24日) こんにちは、ファイナンシャルプランナーのchieです! 海外FXって、有利そうなボーナスに見えても 実際はトレードで使えないという苦情も目にしますね! 口座開設を迷っている人は速攻で逃げてしまいそうな噂です! 今回は、トレードで急にゼロカットに引っかかるようなことのない、 安全なクッション機能についてです。

[続きを読む]

 

ボリンジャーバンドが信用できるようになる【コンビ技】まとめ【3】

(更新:2021年10月26日) こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です! ここまでボリンジャーバンドとMACDがお互いに補い合うトレードアイデア【コンビ技】をご紹介しました! ボリンジャーバンドの使い方をネットで知り「簡単だ」と自己流でやって失敗したことのある人は、 これでボリンジャーバンドを信頼できるようになったかもしれませんね! 今回は、これまでの手法を一覧にまとめながら、 どこが期待値につながるか押さえておく復習回です。

[続きを読む]

 

その他の攻略法はこちらから

最新ブログ投稿

【デメリット】もあるバイナリーオプションとつきあうには

(更新:2021年11月17日) バイナリーオプションをするのは、デメリットと背中合わせだな! FXもそうだが、悪いはまり方はしたくない! 「やめることができない」 こんな状態になってしまわないように気を付けたい。

[続きを読む]

 

【FlameChart使ってみた】勝てるぞ?!

(更新:2021年10月07日) 初心者の味方Tボーンです! MT5のインディケータのなかで、 炎が噴き出しているような変なインディケータをみつけた! 名前は「FlameChart」だ! 動き続けているぞ? これは、公式の説明にもないみたいだな。

[続きを読む]

 

【新政権誕生?】ゲームチェンジの予感が当たるか?

(更新:2021年09月16日) 初心者の味方Tボーンです! 日本の総理が辞めると言った! パラリンピックも終わった! 9月になったら日経が上がっているな! 政権交代に期待しているのかもしれない。

[続きを読む]

 

その他のブログはこちらから

限定ボーナス見る? 

HighLow公式サイト口座開設

Top