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フィボナッチアークとフィボナッチファン!どちらを優先するべき?

更新:2021年05月18日

こんにちは、ミウラです!

フィボナッチ・リトレースメントやフィボナッチアークと比較すると、

フィボナッチファンは、かなり強固なサポートやレジスタンスです!

このことについては前回も触れましたが、

フィボナッチファンが強いサポートやレジスタンスになりやすいのには理由があります!

今回は、引き続き、フィボナッチファンの性質について、

リトレースメントやアークとの比較を中心に解説していきます。

指標の性質を知ることは、指標同士の組み合わせ方を考えたり、

優先順位を決めたりするのにとても役立ちます。

リトレースメント、アーク、ファンの各性質をしっかりと把握できていれば、

常に正しい状況判断が可能になるでしょう。

目次

〇  重なる部分が重要になる

今回も、フィボナッチアークとフィボナッチファンの組み合わせを描いていきます。


両方を同じチャートに描いてみると、

重なる部分と重ならない部分がありますが、問題は重なる部分です


アーク単体で考えると、アーク自体はサポートにはならず、

いったん下に抜けてから、レジスタンス(抵抗帯)に化ける、というのがお決まりでした

よって、抜けるのを待ってトレードしていたわけです。


ところが、この場面ではアークがサポートになっており、

そこでローソク足は反転して上昇しています。

これでは以前のアークについてのセオリーが通用しません。

このことには前回も触れましたが、原因は、一緒に走っているファンの存在にあります。

〇  フィボナッチファンはトレンドラインである

フィボナッチファンの描き方を思い出してみてください。

フィボナッチファンは、フィボナッチ・リトレースメントのそれぞれの水準に対して、

始点から直線を引いたトレンドラインでした。

※ フィボナッチファン(FBS)(注1


このように、チャートがフィボナッチ・リトレースメントの水準を目指して推移するならば、

サポートやレジスタンスになるであろうトレンドラインがフィボナッチアークなのです

ここでも、一箇所、サポートになっている場面がありますね。

フィボナッチ・リトレースメントは、選択した2点に応じて描かれる動くことのないラインです。

そして、フィボナッチアークはそれを変形させたものでした。

これに対して、フィボナッチファンは、描き方はフィボナッチを基準にしていますが、

同時に過去から現在にかけての長期的な傾向を現すトレンドラインの性質も併せ持っています。

特にこのケースのように、過去に1点以上、サポートになっている点があれば、説得力は増します

※ トレンドラインの意味(みんなのFX)(注2

したがって、リトレースメントやアークよりも、

強固なサポート・レジスタンスになる傾向にあるのです。


先ほどのこの場面では、

フィボナッチアークの「抜けてからレジスタンスに転換」というセオリーが通用 していないように見えます

しかし、その実態は、アークの機能不全ではなく、

トレンドラインであるファンによって、跳ね返されているのです。

アークとファンが重なる部分が問題になる、といったのは、

この両者が異なる性質を持っており

かつファンがより優先されやすい、という性質があるからなのです

〇  フィボナッチファンの特性

強力なトレンドラインであるフィボナッチファンですが、

いつまでのファンに沿って上がっていく、または下がっていくわけではありません。

いずれ、サポートやレジスタンスは抜かれることになります。

そのため、反発するであろうということは予測しつつも、

いずれ抜けるだろう、ということも念頭に置いて予測を立てる必要があります


フィボナッチファンの特徴は、リトレースメントとアークを混ぜたようなもので、

両方の特色を併せ持っています。

いずれ抜けるだろう、というのはアークの特色ですが、

すぐに抜けてしまいサポートやレジスタンスになりにくいアークと違い、

トレンドラインであるファンはそれなりにサポートやレジスタンスになってくれます

また、ファンに沿ってローソク足がもみ合うこともよく起きますが、

これはリトレースメントによく似た特徴です。

しっかり抜けてから戻す、という動きになりやすいので、

この部分に関してはリトレースメントと同じ感覚でトレードできるでしょう。

〇  アークのダマシはファンで回避可能

では、アークのみでトレードした場合とファンも表示した場合のトレードも比較してみましょう。


アークのみを表示した場合、かなりイレギュラーな動きが起きているように見えます。

最初は下に抜けるはずが反発して上昇。

次は、下に抜けてからの戻りに対して、アークが抵抗帯になるはずが持ち上げられて負け。

そのあと、やっと下に抜ける、といった具合です。

アークのみだとダマシだった、くらいのことしか言えません。


しかし、ファンを表示するとどうしてそのような動きになったのがかよくわかります。

ファンで反発し、その後にもみ合って、最終的に抜ける、というよくあるパターンだからです

アークではダマシになってしまう場面でも、ファンを表示すれば、うまく回避できるというわけです。

〇  アークとファンではファンを優先すべき

フィボナッチアークとフィボナッチファンが重なった場合、

今回のようにファンの性質のほうが優先されやすい傾向があります

それは長期的なトレンドを示唆したラインであるので、それだけ信頼性が高いということです。

アークとファンがかち合う部分では、

ファンを使ったトレードを優先したほうが良い結果を得られるでしょう。

■■■■脚注■■■■

(注1)フィボナッチファン(FBS)
(注2)ト レンドラインとは?引き方と見方、トレードでの活用のポイント(みんなのFX) 

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