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「RSI」のパラメータ設定のコツを教えます!14のままでいいのかな?

更新:2020年05月07日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

「RSI」だけでなくMT4のインディケータは「パラメータ設定」ができます!

これは、そのインディケータが参照する日数などを変えることをいいます!

今まで「ここはMT4の基本設定のまま触らなくていいんだろうか?」」と疑問に思ったことはないでしょうか?

今回はそんなときのためのヒントをお送りします。

目次

〇 「RSI」のパラメータ設定に気を配りたい、その理由


「どんだけRSI好きなん?!」とツッコミを入れられそうですが、しばらく続きます(笑)

前も書きましたが、基本をマスターすればオシレータ系のテクニカルの考え方を身につけられるからですよ(*'ω'*)

さて、初心者でなくても、MT4やMT5を使うときにすごく悩むのが「パラメータ設定」です。

「パラメータ設定」とは、たとえば移動平均線なら「何日間の平均にするか?」ということですよね。

「RSI」も、「〇日間の上げ幅と比べて、今ってすごい上がってるの?どうなの?」という意味ですから

この「〇日間」の設定を変えてしまうと形が変わります。

ハイローオーストラリアでは、1分足や5分足を使いますから、もっと敏感になりたいですね。
(何度かデモでトレードして、成績のいいものを使うともっといいです)

だって、「〇日間」「〇分間」の設定を変えるだけ劇的にトレード成績がアップするかもしれないのです。

※パラメータとは(注1

〇 なぜオシレータ系には「14」の設定が多いのか?


このお話は軽くお伝えしておきます。

さっき書いた「〇日間」の設定、MT4では「14」が多いですよね。

まず、「RSI」を作ったワイルダーさんが最初に「設定は14をおすすめします」と書いているのです。

「14(14日)」の理由は、「RSI」が作られた当時の市場の営業日数によるのだそうです。

また、商品の先物取引には、締め切りのような日(限月)があり、

そのリズムと合わせてそうなったということもあります。

こうしてみると、現代のFXでは「14」という設定に意味はなさそうだし、もっといい設定がありそうに思います。

ただし、多くの市場関係者がいまだに「14」で設定したインディケータを見ているという事実があります。

そうすると、相場を動かすだけの人数と資金が意識しているわけですから、

「14」で設定されたインディケータを完全に無視するのもよくないなと思っています。

※商品先物取引とは(注2

〇 では「RSI」のパラメータ設定はいくつにすればいいのか?


正直、「14」のままでも充分使えると管理人は思っています。

大切なのは、自分に合っているかどうかと使い慣れているかどうかです。

なので、初心者時代に「わかんないからMT4の基本設定のままにしよう」と思ってから、

ずっと「14」で使っていた管理人にとっては、見慣れていてすでに使い慣れた設定になっているのです。

だから「RSIがこんな角度になってから急に下がったし、下かな?!」のような経験による判断もするわけです。

余談ですが、コピートレードの難しさもここにあります。

上手い人の隣で同じようにトレードしようとしても、

その人がなぜ「そこでエントリーしたか?」がわからないことが多いです。

というわけで、ここで「最高に当たるのはこの設定!」と書ければ良いのですが、

上記のような理由でそういうことはできないのでした((+_+))

お詫びに、自分に合うパラメータの調節方法をいまから書きますので、やってみてくださいね!

※過去記事「RSIの設定」(注3
※コピートレードには詐欺もある(注4

〇 ダマシが多いと感じたらパラメータを大きめの数値にする<


移動平均線では、「5本移動平均線」などとても短い期間のものがあります。

しかし「RSI」では、現在価格と比べる期間が短すぎると正確さにかけるのです。

これはオシレータ系すべてにいえることです。

上の図は思い切ってパラメータ設定で期間を「5」にしたところですが、もうむちゃくちゃですね(;^_^A

ここまで大袈裟でなくても、

「14」を使っていて「なんだかダマシが多いなあ」と感じたら数値を大きめにするのが良いです。

参考として使いやすいのは「20」「24」「25」です。

ただし通貨ペアや時期によって相性は違うことがあるので気を付けましょう。

よく使う通貨ペアで試してくださいね。

※だましとは(注5

〇 「いつ使うの?」と感じたらパラメータを小さくしてみる


パラメータが小さすぎるのと反対に、長期すぎても使いにくいものです。

上の図は、パラメータを「30」にしたところです。

滑らかになりすぎて、買われすぎも売られすぎも、わからなくなってしまいました。

これは、日足でも1分足でも同じように使いにくくなります。

〇 「RSI」のパラメータ設定まとめ


元々商品市場のスケジュールに合わせて「14」と決まっていたのですから、

今の為替市場のスケジュールに合わせて設定するのも良いですね。

今は世界中で土日以外は為替が動いています。

なので、1か月に約20日とすれば、設定を「20」にしても良いし、

理にかなっているので使いやすいと思います。

ただし、ハイローオーストラリアでは数分で決着のつくバイナリーオプションをするので、

「20日=1か月」という理由よりも、やっぱり使ってみて自分に合うかどうかが大切です。

数か月くらい使ってみないと使いやすいかどうかはわからないので、

最初はとりあえず「14」のままというのも実はおススメなのです。

※金融市場休日カレンダー(注6


-------------------------------------
※RSIの基礎がわからない方は、

『「RSI」とは小学生でもわかるくらいな基本中の基本なオシレーターだった!』

こちらで計算方法と使い方を簡単に説明してあります。
-------------------------------------

■■■■脚注■■■■

(注1)パラメータ(岡三オンライン証券)
(注2)商品先物取引とは(今村証券)
(注3)点線を極める!「RSI」の70%の意味と設定方法と使い方
(注4FXコピートレード詐欺?について(弁護士ドットコム)
(注5)だましとは(みんかぶFX)
(注6)金融市場休日カレンダー(クルーク)

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