熱く語る！「ベガストンネル」の正しいルーツと使い方！

更新：2018年10月15日

こんにちは！

フィナンシャルプランナーで、海外FX大好きトレーダーのchieです！

chieが尊敬する有名トレーダーのなかでも、特にFX業界にとって貴重な松崎美子さんという方がおられます！

為替はファンダメンタルズでトレードされていて、ふだんはロンドンに住んでおられます！

その松崎さんが唯一使っているというテクニカル分析を「ベガストンネル」というのですが、

今回はこれを取り上げます。


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目次

• chieが「ベガストンネル」について書きたくなった熱い理由
• 「ベガストンネル」とは？名前の由来
• 「ベガストンネル」の設定方法
• 「ベガストンネル」の基本の使い方
• XMのMT4での設定
• iFOREXの設定とまとめ

〇 chieが「ベガストンネル」について書きたくなった熱い理由

ファンダメンタルズでトレードをされる松崎さんが、唯一使うテクニカル分析というと、さぞかし使いやすそうに思えますね。

まさにその通りですが、困った問題が起こっています。

chieはある日、これをさも自分が考えたように書いているブログを見つけてしまいました。

どうやら松崎さんとは全く関係ない人のようです。

そこで、今回chieは「ベガストンネルの基本を広めたいな」という気持ちで取り上げることにしました。

この「ベガストンネル」は、松崎美子さんの1冊目の著作『松崎美子のロンドンFX』という本にきちんと紹介されているものです。

XMトレーダーにも使いやすく、応用もしやすいのでぜひ読んでくださいね(*'▽')

※松崎美子さんのブログ（注1）

〇 「ベガストンネル」とは？名前の由来

ここから、出典として『松崎美子のロンドンFX』からまとめさせていただきます。

「ベガストンネル」はEMA（指数平滑移動平均線）を3本組み合わせたシンプルなテクニカルです。

さて、この名前の由来ですが、本によると、FX仲間の方のハンドルネームが「ベガス」（VEGAS）で、

その方が使っていたのが「ベガストンネル」だったのだそうです。

そして、3本のうち2本のEMAがいつもほぼ平行に走ってまるでトンネルを描くようだというので、

松崎さんは「ベガストンネル」と呼んでいらっしゃいます。


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〇 「ベガストンネル」の設定方法

「ベガストンネル」が、3本のEMAを使うところまではわかりました。

では、その3本はどう設定するのでしょうか？

こちらは『松崎美子のロンドンFX』（自由国民社）をそのまま引用させていただきましょう。

”
設定は、
12EMA、
144EMA、
169EMA、
の3本です。
”

というわけで、この3本を表示させると、上のチャートのようになります。

確かに2本が並んでトンネルみたいに見えなくもないですね。

ちなみに、数字の理由ですが、ベガスさんによると12時間、12分、といった時間が重要だと考えること、

その12を2乗した数字が144であること、次の数字13はフィボナッチ数で、それを2乗したのが169であること、だそうです。

※過去記事「EMAなどいろいろな移動平均線」（注2）

〇 「ベガストンネル」の基本の使い方

松崎さんの本にはブレイクアウト手法と押し目買い手法が紹介されていました。

XMのMT4に表示させて説明します。

この図だと、144EMAと169EMAでできているトンネルをブレイクアウトしたら買いです。

（もう少し明確に動くともっと良いのですけどね）

そして、上昇トレンドができたら今度は12EMAを使って押し目買いをします。

とてもシンプルですし、他の使い方もできそうで楽しいですね。

※過去記事「ブレイクアウトとローソク足」（注3）


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〇 XMのMT4での設定

XMのMT4で「ベガストンネル」を表示させる方法です。

（MT5もほとんど同じです）

「ナビゲーター」で「Moving Average」を選んでドラッグ＆ドロップ、

そして設定ウィンドウの「パラメータ」で設定します。

「期間」をそれぞれ12、144、169、にします。

「移動平均の種別」を「Exponential」にします。

できる人は、好きな色と太さにするのも良いでしょう。

〇 iFOREXの設定とまとめ

iFOREXでは、ログイン後好きな通貨ペアをクリック、出たウインドウの下の「チャート」を選びます。

チャートの右上に「インジケーターウィザード」というグラフみたいなマークがあるので、

それをクリックすると「Exponential Moving average」(EMA)が選べます。

で、名前の右側に歯車の絵があるので、これをクリックして12などに設定します。

ところで松崎さんは「みんなでどんどん工夫していろんな使い方をしてください」というお気持ちのようです。

面白い使い方があれば教えてくださいとも書いてありました。

なので、使う人が増えるのは楽しいことではありますね(^^)/

それから、本を読むともっと深いことも書いてありますので、極めたい方は読むのをおすすめします。

では、ここまで読んでいただいてありがとうございました('ω')

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■■■■脚注■■■■

（注1）ロンドンFX
（注2）「移動平均線」3兄弟！のEMAでハイロートレードしてみる
（注3）ローソク足1本読み3回目。ブレイクアウト時の「大陽線」と「大陰線」