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試験に出る?テクノ・ファンダメンタル分析の例2つ
更新:2020年04月10日
こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!
NTAAというのは「日本テクニカルアナリスト協会」という意味なのですが、
ここの試験の一番最初に「テクノ・ファンダメンタル分析」について出題されることが多いです!
そんなに難しい話ではありません!
トレードや相場予想のときに、
テクニカル分析とファンダメンタル分析をバランスよく使いましょうという意味なのです。
これは相場観をピカピカに磨く可能性を秘めた考え方なのでご紹介します!
目次
〇 テクノ・ファンダメンタル分析の基本的な考え方
この
テクノ・ファンダメンタル分析というのは、
基本的な考え方がわかりやすいし、
トレーダー仲間との人間関係を円滑にするためにも知っておくと良いのです。
ハイローオーストラリアのトレーダーの多くは「ファンダメンタルが苦手」とおっしゃいます。
でも簡単なことだけでもわかっておくと良いですよね。
テクノ・ファンダメンタル分析とは、
テクニカル分析とファンダメンタル分析のよい点をあわせて相場をとらえようとする考え方です。
たとえば、移動平均線は過去の歴史を曲線であらわしています。
その歴史というのは、時間をかけてファンダメンタル要因で作られてきたものです。
ざっくりとでも両方わかっていれば、変化が起きたときにより確信を持って行動できそうですよね(*'ω'*)
※移動平均線とは (
注1)
〇 テクノ・ファンダメンタル分析の考え方をハイローオーストラリアにどう生かすか
管理人は、最初にこの言葉を聞いたときは「おじさんっぽいネーミングだなあ」と思いました。
(テクニカルアナリスト協会の人ごめんなさい汗)
そういえば、ファンダメンタルで学ぶ「景気循環」って、
テクニカルでいう「エリオット波動」や「サイクル理論」に通じることがあるし、どこかでつながっていますよね。
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※エリオット波動をかんたんに説明した記事もあります。
「【ティータイム】ダウ理論、エリオット波動、一目均衡表、難しそうな3種まとめ」
読んで参考にしてください。
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ハイローオーストラリアに生かすには、
「その国の政策金利や景気の状況を知っておいて、そのうえでMT4などのチャートを見ていつもどおりのテクニカル分析をはじめる」
という簡単な手順でいいのです。
「ハイローオーストラリアはテクニカルだけでOK!」と思っている方も、
ぜひファンダメンタルと組み合わせる面白さを知ってくださいね(*'▽')
※ファンダメンタル(ファンダメンタルズ)とは (
注2)
※テクニカルとは (
注3)
〇 テクノ・ファンダメンタル分析のしかたの例1【経済指標とチャートを見る】
この方法は、経済指標の発表の時にハイローオーストラリアをしましょうという意味ではありません。
毎日、重要な経済指標は見ておきましょうといいたいのです。
たとえば、「最近、この国は経済が活発だ」などと知ってからトレードしましょうということです。
やはり
大切なのは、政策金利です。
ただしハイローオーストラリアのトレードでは注意が必要です。
政策金利を上げる発表があったからといってその時間に「上」を買えばいいというものではないですよね(;´Д`)
政策金利発表ごとに見て「上がってるな」「変わらないな」と思っておくだけでOKです。
できれば、
経済指標の発表のときにチャートがどう動いたかをメモしておくとなお良いです。
市場の空気を掴むことができて、ハイローオーストラリアのときの勘が冴えるのです。
ほかは、どの国も雇用統計とGDP(国内総生産)、CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)をあげておきます。
産業が活発なのかどうかは、
小売り売上高と鉱工業生産を合わせてチェックするとより良いです。
特に先行指標として景気の未来を考えたいときは
PPI(生産者物価指数)をみるのが有効です。
〇 テクノ・ファンダメンタル分析のしかたの例2【景気循環とチャートを見る】
それから、
景気が良いかどうかはズバリ「景気〇〇」と名前についた指標を見ます。
たとえばアメリカなら以下のような経済指標があります。
国全体ではなくても、特に
ニューヨークの指数は代表的なものなので見ておくと良いです。
・〇月ニューヨーク連銀製造業景気指数(毎月、月の中旬)
・〇月シカゴ購買部協会景気指数(毎月、月末)
こちらも過去から今までの上下を見て「最近、景気指数が下がっている。ドルが弱くなるかもしれない」というように考えます。
ハイローオーストラリアのトレードでは、景気が良いときには「上」のチャンスが多いし、
景気が悪くなっていくときは「下」のほうがやりやすいのが基本です。
※各国経済指標データ (
注4)
〇 【管理人の失敗談】テクノ・ファンダメンタル分析はなぜ人間関係に役立つのか?
ここで、トレーダー同志の人間関係についてです。
管理人は最初はSNSでFXやバイナリーオプションをする人と繋がっていました。
そして、オフ会などで実際に会って何人ものトレーダーさんとお話する機会がやってきたのですが、
そこでとても困ってしまったのです。
ある人は
「テクニカルさえわかっていれば勝てる」と言い、別の人は
「ファンダメンタルも知っておいたほうが良い」と言うのです。
さすがにその場でケンカにはならなかったのですが、
自分のスタンスがしっかり決まっていなかったそのころの管理人は仲介するわけにもいかず、
変な空気のまませっかくの交流の場が終わってしまったのでした。
こういう場面はネット上でもあって、本気のケンカをやっている人もいます。
でもそんなときには
「テクノ・ファンダメンタル分析」という立場で穏やかに乗り切ることができるのです。
実際、管理人にはどちらかが圧倒的に有利だとか、どちらかが不要だとか、そういうふうにはどうしても思えないのです。
〇 まとめ
テクノ・ファンダメンタル分析の方法はこれだけではなく、もっと難しいやり方もあります。
そして
独自のオリジナルの方法を考えるのも楽しいものです。
今回は指標も名前をあげるだけで終わってしまいましたが、少しでも読んでくださった方の参考になればと思います。
それから、「エリオット波動」との関係ですが、経済を分析するときに「景気サイクル」という考え方があるのですが、
それと
「エリオット波動」がピッタリはまることがあって面白いのです。
このお話はまたの機会にしますね(*'▽')
では!
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※ファンダメンタルの無料情報を発信されている方たちのおすすめはこちら。
「リアルな知人にもおすすめできる情報発信をしてくれる5人のプロ」
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■■■■脚注■■■■
(注1)移動平均線(いどうへいきんせん)(野村證券)
(注2)ファンダメンタルズ(ふぁんだめんたるず)(野村證券)
(注3)テクニカル分析(てくにかるぶんせき)(野村證券)
(注4)2018年経済指標(外為どっとコム)