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「A/D」インディケータでレンジ相場後のチャンスをつかむ方法

更新:2019年10月04日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

レンジ相場っていつ終わるかわからないですよね!

それなのに終わったとたん急展開が待っています!

レンジブレイクというトレードチャンスを逃がさないためにも

レンジ相場の先行きを知りたいものです!

今回はボリューム系の「A/D」インディケータを使ってレンジ相場の予想を立てる方法です。

目次

〇 レンジ相場とトレードチャンスの関係


レンジ相場というのは、チャートがずっと同じような価格にありつづける相場です。

横ばい、ヨコヨコともいわれます。

これは売買の材料がないとか、売買の勢力が集まりすぎてにらみ合い状態になっているとか、

いろいろな理由があります。

しかし、どちらかに傾き始めると一気にそちらに動き始めるといわれます。

これがレンジブレイクです。

レンジ相場の長い時間のあいだじゅう注文がたまり続けたため、こんな動きになることが多いのです。

このように一気に一方向に動き始めれば売買は楽です。

FXや株式投資家にとって昔からすばらしいトレードチャンスといわれているのです


-------------------------------------
※ちなみにレンジ相場の法則については、

「「ダウ理論」でいう「ボックス圏」はレンジ相場のことですが、使い方は?」

FXの出来高と「ボリューム」インディケータについては、

「為替の出来高とは?MT4の【ボリューム】でしてはいけない通貨ペアをみつける」

こちらで詳細を説明してあります。
-------------------------------------

※レンジ相場とは (注1

〇 A/Dでトレードチャンスを予測するしくみ


レンジ相場のうちになにが起きているかおおよそわかるのが、

MT4やMT5にあるA/Dというインディケータです。

呼び方はいろいろなのですが、カタカナにすると「アキュムレーション・ディストリビューション」となり、

つづりはAccumulation/Distributionです。

A/Dは、RSIのようなオシレータの計算のなかに「出来高」という概念を入れ込んであるので

市場参加者の加熱ぶりと値動きの加熱ぶりをあわせて理解できるのです。

出来高が組み込まれているため、値動きのないレンジ相場なのにA/Dが大きく上下するときは

トレーダーが活発ということですから「何かある」ということがわかるわけです。

そうなりはじめたら、レンジ相場が終わり急変がありそうだと予測するという簡単なしくみです。

※アキュムレーション・ディストリビューション (注2

〇 ローソク足とA/Dの関係


ここは複雑なので、余力のある方だけ読んでくださいね。

A/Dとローソク足との関係をちょっと見ましょう

計算はまず、高値と安値、終値と安値の関係を出します。

それに出来高をかけます。

次にここで出した値と値幅との比率を出すのです。

(最後にそれまでのA/Dを足してグラフがおかしくならないようにします)

途中で出来高をかけているのがポイントで、

これでローソク足だけではわからない加熱ぶりというのがわかるようになっているのです。

※ローソク足とは (注3

〇 A/Dの読み方の例


オシレータでよくやる「ダイバージェンス」「コンバージェンス」と似た読み方が基本です。

名前はともかく「チャートと違う動きのときをみつける」と覚えておけばOKです。

上のチャートはユーロ/ドル(EURUSD)の週足です。

2014年~2017年という長い間レンジ相場にあったのですが、

その前は下げ相場だったので教科書どおり誰もが「次は下がる」と思っていました。

でも、A/Dはいったん下がるもののそれは弱く、反転して上昇したときは出来高を伴って強く上がっています

ここで「ひょっとしてレンジ相場を抜けたあとは下がりにくいんじゃないか」と予想できるのです。

と、こんなふうに「矛盾は何を示しているか」考えながら使うといいのです。

※ダイバージェンス (注4

〇 ハイローオーストラリアで応用するには


ハイローオーストラリアで使うときにチェックすることを並べてみましょう

・A/Dは上がっているときも下がっているときも「0ラインより遠いほうが市場が活発である」といえます。
・レンジ相場なのにA/Dが急変したら、レンジ相場の終りが近いと読めます。
・ほかのどんな場合も、チャートとA/Dが矛盾した動きをしていたら、何かがあるということで警戒する必要があります。


上のポンド/円(GBPJPY)の1分足は、長い陰線を作って下がっているのですが、過去のサポートに触りそうです。

そして、A/Dはローソク足ほど勢いよく下がらず、過去のサポートに触っていません。

ここで、「A/Dが弱いから、すぐ上がるかもしれない」とみて、HIGHの短期を買うことができます

上の図の次のローソク足が映っていませんが、陰線が出てしまったのでそれが終わってからHIGHの1分を買いました。

〇 まとめ


実際は、次のローソク足は十字線、その次が陽線でした。

下げが弱くすぐに上がるだろうというのは正解でしたね。

それから、1分という余裕のあるハイローだったので勝てました。

(こういう下げ+上げの後は、少し調整してまた下がる可能性もあるので注意しましょう)

慣れるまでは面倒で難しそうに思えますが、

ライントレードや移動平均線のトレードなどの補足にすると安心感が持てていいものです

ぜひ参考にしてくださいね!

■■■■脚注■■■■

(注1)レンジ相場(れんじそうば)(東海東京証券)
(注2)Accumulation/Distribution(蓄積/配信)(Meta Trader5)
(注3)ローソク足チャート(マネックス証券)
(注4)ダイバージェンス(マネックス証券)

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