バイナリーオプションで人気のブルベアパワーの【3本目戦略】

更新：2019年12月05日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です！

ハイローオーストラリアのトレードで使えるMT4のインディケータとして

ブルパワーとベアパワーについて書いたことがあります！

最近、いろいろなバイナリーオプショントレーダーが使っているというのでみんなの使い方を調べてみました！

その中でも有効な「3本目を使う方法」があるのでご紹介します。

ふたつをまとめていうときはブルベアパワーと書きますね。

目次

• ブルベアパワーの3本目を使う方法
• ブルパワーの3本目図解
• ベアパワーの3本目図解
• 3本目戦略の具体的な使い方
• チャートの天底の場合
• まとめと注意点

〇　ブルベアパワーの3本目を使う方法

近頃とても人気があって、管理人も面白いと思っているのがこの方法です。

実は以前、海外のサイトで見かけたこともありました。

最近は日本でも人気があるので日本語のFXブログなどでもよく取り上げられています。

では方法です。

・0ラインを超えたとき（反転したとき）、同じ方向の棒グラフが3本続いたほうがトレンド形成の信頼度が高い

この使い方はブルパワーとベアパワーの作者、エルダーさんが提唱したとされています。

文章だとめちゃくちゃわかりにくいと思うので、次から図にしてありますので順に見てくださいね。

〇　ブルパワーの3本目図解

上の図には、ローソク足とブルパワーに矢印を描きました。

ブルパワーの【3本目】と、ローソク足はそれに対応するものです。

※ローソク足が終わると、その1本分先にブルパワーが描かれるので注意

矢印のブルパワーから左に向かって「３，２，１」と数えてみると3本あることがわかります。

そして、その1本前は0ラインの下でマイナスの範囲にあります。

つまり、マイナスの範囲から反転してからプラスのまま「１，２，３」と3本続いているということです。

3本も上が続けば上昇のパワーも強いから信頼度も高いよね、という考え方です。

〇　ベアパワーの3本目図解

上の図がベアパワーの場合です。

ブルパワーのときとプラスとマイナスが反対ですね。

マイナス方向に3本連続で出てるから下降の信頼度が高いよね、ということになります。

〇　3本目戦略の具体的な使い方

まず、上昇トレンドのときはブルパワー、

下降トレンドのときはベアパワーを使ったほうが使いやすいです。

上の図には、ブルベアパワーの計算に使うEMA(指数平滑移動平均線)を同じ期間で出してあります。

最初に「ローソク足がEMAの上なら上昇トレンド」とトレンドを確認します。

（なくても判断できる人は使わなくてOKです）

トレンドが出ていないときには、

ブルベアパワーの値が小さくてそもそもバイナリーオプションがしづらいときなので、やりません。

・トレンドを確認後、同じ方向を買えるチャンスを待ちます。
・HIGHを買うなら、ブルパワーが下から上に出て3本続くのを待つのです。
・3本出たら、ハイローオーストラリアのチャートを見て押し目買いのタイミングをつかんで購入します。

1分足のチャートで分析なら、30秒～3分のハイローオーストラリアができます。

ローソク足よりも少し長めの判定時間のほうがより相性がいいです。

※参考記事：「EMA」 （注1）

〇　チャートの天底の場合

実は、棒グラフが反対になるのはチャートも反転するときが多いのです。

つまりチャートの天底のときです。

そのときは、買いたいバイナリーオプションと同じほうを見ます。

・チャートが底から上昇していくとき＝HIGHを買いたいのでブルパワーを見る
・チャートが天井から下降していくとき＝LOWを買いたいのでベアパワーを見る

これも上の図だとわかると思います。

この場合は、すぐに3本そろってしまうので素早くトレードしましょう。

※天井とは （注2）
※底とは （注3）

〇　まとめと注意点

ブルベアパワーの基本の使い方は

0ラインを超えてすぐ（または自由にタイミングを待って）エントリーをするというものでした。

半面、この3本待つ方法は移動平均線であるEMAの形がしっかりと確定するのを待つという慎重な方法です。

重大な欠点として、エントリーの判断が遅くなりがちなことがあげられます。

3本続くのを待っているうちにチャートが荒れてしまい、大失敗ということもありそうです。

注意点としては、それなりの波があって荒れていないチャートを選ぶこと、

長めの時間のバイナリーオプションを選ぶこと、などです。

（1分のTurboで失敗したら3分にしてみるなど）

また、面倒ですが基本の方法もデモで試して使いやすいほうを見つけてください。

人によって相性があるからです。

以上に気を付けて、流行の手法をぜひ試してみてくださいね。

最初は必ずクイックデモで。

※参考記事：「ブルとベアの基本」 （注4）

■■■■脚注■■■■

（注1）「移動平均線」3兄弟！のEMAでハイロートレードしてみる
（注2）天井 （てんじょう）（大和証券）
（注3）底 （そこ）（大和証券）
（注4）ブルとベアの基本に立ち返って上級トレーダーになろう