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ハイロー逆張り派になじむ「グランビル第4の法則」で大攻略!
更新:2020年12月12日
管理人の知っているハイローオーストラリアのトレーダーには「逆張り派」の人が多いのです!
今回は、そんな逆張り派にとって使いやすい
「グランビルの法則」の「第4の法則」を使います!
こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!
最後にもうひとつだけ「グランビルの法則」のお話をさせてくださいね。
目次
〇 グランビルの法則とは
まずはグランビルの法則の基礎について振り返ってみましょう。
「グランビルの法則」とは、
アメリカのチャート分析家であるジョセフ・E・グランビル氏が考案した法則のことを言います。
グランビルの法則で用いる材料は
・ ローソク足
・ 25日移動平均線
の、たった2点です。
基本は、
ローソク足と移動平均線の乖離と、移動平均線の傾きからトレンドの方向性を見極めて判断します。
グランビルの法則は非常にわかりやすいので、初心者でもすぐに取り扱えるようになります。
皆さんも是非マスターして取引に役立ててくださいね。
〇 グランビルの法則は8法則ある
グランビルの法則は8法則あります。
それは、買いの法則・売りの法則で各々4法則ずつあります。
・買いの4法則
1) ゴールデンクロスで買い
ゴールデンクロスとは、移動平均線が下落トレンドで推移しますが、
下落トレンドの終焉となりローソク足とクロスした状態を指します。
今後の上昇トレンドを示唆しているため、絶好の買いポイントとなります。
2) 上昇トレンドで押し目買い
移動平均線が右肩上がりの上昇トレンドを示しているにも関わらず、
ローソク足が移動平均線を下回ってしまってクロスしている状態はいわゆる「押し目」と呼ばれています。
この押し目は絶好の買いポイントとなります。
3) デッドクロス未遂の押し目買い
移動平均線が右肩上がりの上昇トレンドを示しており、
ローソク足が移動平均線へ近づくもののクロスせずに上昇した状態は、デッドクロス未遂となり、
上昇トレンドが継続することを示唆しています。
近づいて戻るタイミングが絶好の買いポイントになります。
4) 売られすぎのリバウンド狙い
移動平均線が右肩下がりの下落トレンドにおいて、ローソク足チャートが移動平均線より下回り、
大きく乖離している場合は「売られすぎ」と判断され、
その後リバウンドして上昇する傾向があります。
移動平均線に戻ってくるタイミングが買いタイミングとなりますが、
トレンドは下落を示しているので注意します。
・ 売りの4法則
5) デッドクロスで売り
デッドクロスとは、移動平均線が上昇トレンドで推移しますが、
上昇トレンドの終焉となりローソク足とクロスした状態を指します。
今後の下落トレンドを示唆しているため、絶好の売りポイントとなります。
6) 下落トレンドで押し目買い
移動平均線が右肩下がりの下落トレンドを示しているにも関わらず、
ローソク足が移動平均線を上回ってしまってクロスしている状態は「戻り売り」と呼ばれています。
この戻り売りは絶好の買いポイントとなります。
7) ゴールデンクロス未遂の押し目買い
移動平均線が右肩下がりの下落トレンドを示しており、
ローソク足が移動平均線へ近づくもののクロスせずに下落した状態は、ゴールデンクロス未遂となり、
下落トレンドが継続することを示唆しています。
近づいて戻るタイミングが絶好の買いポイントになります。
8) 買われすぎのリバウンド狙い
移動平均線が右肩上がりの上昇トレンドにおいて、
ローソク足チャートが移動平均線より上回り、大きく乖離している場合は「買われすぎ」と判断され、
その後リバウンドして下落する傾向があります。
移動平均線に戻ってくるタイミングが売りタイミングとなりますが、トレンドは上昇を示しているので注意します。
〇 グランビルの法則とバイナリーオプションの相性は
このように、グランビルの法則とは「トレンドの方向性」と「乖離度」を見て判断することが大事になります。
バイナリーオプションでは、相場の値上がり・値下がりを締め切り時間内に判断すれば良いので、
このグランビルの4つの法則を見てから取引の判断をすれば良いことになります。
乖離度は移動平均線からの距離になりますが、
本当に「売られすぎ」「買われすぎ」なのかを判断するにはRSIなどのオシレーターも見て、
合わせて判断することによって「ダマシ」の可能性を防ぐことができるでしょう。
FX取引よりもバイナリーオプションの方が、
取引タイミングを選択できることと判断のタイミングが速いです。
このことから、バイナリーオプションとの相性は抜群であると言えます。
〇 「グランビルの法則」の「第4の法則」おさらい
では本日のトピック、
「第4の法則」をさっと振り返ります。
「グランビルの法則」については、
管理人の過去記事
『移動平均線の単線分析で意外とわかってない「グランビルの法則」を使う』か、
テクニカルアナリスト協会の移動平行線の説明を見てくださいね(*'▽') (
注1)
「買い」シグナル(4)「移動平均線」が下降しているが、ローソク足が「移動平均線」から大きくかい離し下がりすぎたとき。
「売り」シグナル(4)「移動平均線」が上昇しているが、ローソク足が「移動平均線」から大きくかい離し上がりすぎたとき。
「第4の法則」は、
「移動平均線から充分離れたら、近づく方向を買う」というものです。
なので、上昇トレンドのときは「売り」ですし、
下降トレンドのときは「買い」で、
逆張りのシグナルなのです。
もちろん、ハイローオーストラリアでは「買い」は「上」を買うことで、
「売り」は「下」を買うことですね!
〇 「第4の法則」をハイローオーストラリアのトレードに使ってみよう
前回の
「第3の法則」と同じように一度トレードしてみましょう。
逆張りのときはどうなるのか、順張りの時と比べてみてくださいね。
最新のECB総裁の発言で、
「景気回復に自信を持てる」というものがありましたね!
このECBのテキストは、Google翻訳すれば意味がわかるので、
興味のある方は読んでみてください('ω')ノ
チャートは、
ユーロ/ドルの1分足です。
ハイローオーストラリアでは、
「EURUSD」「Turboスプレッド」「1分」にします。
「移動平均線」は、いつものように5本移動平均線です。
「第3の法則」のときは、「3分」のオプションをしました。
でも逆張り戦略は、瞬間勝負という面があります。
ですから、できるだけ短い判定時間にしたかったので「1分」を選びました。
「移動平均線」からかい離しきった後、
少しは戻るとしてもローソク足1本しか戻らないことも多いのです。
ただ、この選び方はあくまで管理人の方法。
一例としてみてくださいね。
では!
戦略です。
トレンドが出ているときに「移動平均線」とローソク足がそれまでよりも離れたら、
トレンドの反対を買う。
ですよ!
〇 エントリーチャンスは「トレンドと逆方向」です!間違えやすい!
エントリー前の準備と観察も、しっかりしましょう。
ハイローオーストラリアへのログインと銘柄の表示は間違ってないですか?!
負けてすぐに、新たなエントリーをしようとしていませんか?!
こんなふうにメンタル面でのチェックも大切ですね(*'▽')
それじゃあ~!
チャンスが来たらエントリーです!
この図だと、今は
下降トレンドです。
直前に一度、ローソク足が上に行ったのを見るとなんだか悔しい気分です。
でも、
トレンドの波は平均2~3回あるのを思い出しましょう!
あと1回か2回は逆張りのチャンスがあるはずです!
〇 チャンスはどこと判断する?逆張りだけど素直にエントリー
それにしても、相場用語ってわかりにくいですよね。
戦略に対しては素直に、しかしトレンドに対しては、逆張りでエントリーの瞬間です。
ここで悩むのが
「どれくらい移動平均線から離れたら反転して上に向かってくれるのか?」ということです。
判断するには、このような見かたをします。
(1)最近のローソク足を見て、どのくらい「移動平均線」から離れたら戻ってくるか確認、それと同じくらいの場所でエントリー
(2)「移動平均線」から離れたローソク足の次のローソク足が、上がり始めたらエントリー
そして、欠点がそれぞれあります。
(1)エントリーしたときだけ、最近のものより長くなってしまう可能性がある
(2)エントリーが遅くなる可能性がある
この図のエントリーは(2)の方法でした。
で、20秒くらい経ったあたりで一度大きく落ちているんですよね(;^_^A
こんなときは「やっぱり3分のバイナリーオプションにしておけば良かったかな」と迷いますが、
最初に
「1分のTurboスプレッドを選んだ理由」がはっきりしているので、
気持ちを落ち着けましょう(;^_^A
〇 勝利!チャートの縮尺には気を付けて!
戦略通りに勝つことができたようです。
波が2~3回は来ることを考えれば、あと1回くらいはチャンスがありそうです。
1分のバイナリーオプションは心理的にも負担がなくて良いですね(;'∀')
特に連敗しているときなど、判定時間までがとても長く感じて精神的によくありません(笑)
ここで話は変わりますが、
1分足のチャートを1時間以上も見ていて
「皆さんにお伝えしなきゃ!!」と慌てて思ったことがありますので、
書いておきますね(;'∀')
チャートの縮尺に気を付けて!!
親切なMT4は通貨の値幅に合わせて一番みやすい縮尺を自動で選んで表示させてくれます。
さっきまで長~く見えていたローソク足が、
急な値動きのせいで短~~~~くなっているのに戸惑ったことがあると思います。
これ、ちょっとした目の錯覚を起こしやすい瞬間です。
ここでも気持ちをぶらさないように気を付けましょう。( ..)φ
〇 「第4の法則」まとめ
今回の攻略も、何度か練習が必要です。
練習のポイントは
トレンドができているときに、
ローソク足がどのくらい離れたり近づいたりするか観察することです。
これは、通貨ペアによっても違いますし、判定時間をどれにするかでも見かたが変わるはずです。
1か月くらいは同じ通貨ペアで同じ判定時間のオプションに決めて練習したほうが
効率が良いです!
なぜ「移動平均線」にかい離が起きて、どんな意味があるのかは
『「移動平均線」の基本的な法則「かい離」をハイローオーストラリアで使ってみる』を
読んでおいてくださいね('ω')ノ
それから、図に
「トレードを控えたほうがいいとき」を記入しておいたので
これも参考にしてください('ω')ノ
ここまで読んでくださってありがとうございました(*'▽')
投資は自己責任ですが、なにかの助けになっていれば嬉しいです!
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※グランビルの法則の記事をまとめて読もう!
『「移動平均線」の「単線分析」で意外とわかってない「グランビルの法則」を使う』
『ハイロートレーダーがすごくよく使っているのは「グランビルの第3の法則」!』
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■■■■脚注■■■■
(注1)日本テクニカルアナリスト協会
イラストは、
いらすとやさんからいただきました!