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【ティータイム】経済指標をざっくり理解して、ハイローオーストラリアでも有利に
更新:2020年11月19日
経済指標の時間には、
ハイローオーストラリアでのトレードで気を付けることがあります!
こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!
今回はテクニカルを1回お休みして、
ファンダメンタルで1つだけ抑えておくことをお話します!
経済指標の見かたとトレードで気を付けることがわかれば、
全体像が見えるので落ち着くことができ、
余計な失敗トレードを減らすことができます。
目次
〇 1つだけ覚えればOK!ハイローオーストラリアトレーダーが、ファンダメンタルを使うコツ
テクニカルアナリストの資格を持つ管理人ですが、
この試験のときにはファンダメンタルの基礎の問題も出るのです((+_+))
さて、初心者のハイロートレーダーが
ファンダメンタルを利用するコツを1つだけお教えします。
すごく単純です(;^_^A
みんなが何度も使っている言葉だけ注目する
です(;^_^A
「みんな」とは
テレビのモーニングサテライトやワールドビジネスサテライト、
日経CNBCに出演しているアナリストだったり、
FXブログの人気者やTwitterの人だったり、です。
この記事の最後のところにチェックすべき有名人も書いておきますね!
で、これはつまり
「市場が注目しているキーワードに関係する事件が起きれば、そりゃ~為替も動くでしょ」
という意味なのです。
たとえば、
「次期FRB議長のパウエル理事がどうのこうのって、最近よく聞くな~。
パウエル理事の発言があるらしいから今日は気を付けよう」
なんて考えるのが、
ファンダメンタルを使うということです。
※
テレビ東京ビジネスオンデマンド月500円ですがモーサテのライブなど無料配信も。(
注1)
〇 ハイローオーストラリアのトレーダーが見るべき4つの経済指標を厳選!
先ほどの方法だけ続けていれば、
自然とファンダメンタルのことは覚えていきます。
でもここで、ハイローオーストラリアのトレーダーにとってこれだけは
チェックしておきたいという経済指標を厳選して重要な順に一覧にしておきます。
「各国の」と書いてありますが、
その国で注目される経済指標が、その国の通貨に影響を与えます。
ユーロだけは、国の集合体なのでわかりにくいですが、
主にドイツの景気が影響します。
(1)最重要!各国の政策金利:ゲームでいえばラスボスです。ドル/円ならアメリカの政策金利が重要です。通貨の金利が高ければ「わーい!この通貨をたくさん持っていれば、そのぶん利息で儲かるぞ!」という心理で手に入れたい人が増えます。なので基本は「政策金利が上がれば通貨高になる」です。
(2)各国の雇用統計:米国の雇用統計が特に有名ですね。労働環境が良くなれば、経済が活発になります。つまり景気がよくなるわけです。ただ、2017年秋の今、一番注目されている項目は雇用者数ではなく「平均時給」です。「お給料が増えなければ景気もよくならない」という状況になっています。
※2020年追記:コロナ対策で働かなくても収入のある人がいたりして、雇用統計が素直な数字になりにくくなっています。
注意深くほかの経済指標も見ながらトレードしましょう。
(3)各国のCPI:CPIというのは「消費者物価指数」のことです。ユーロ圏ではHICPといいます。
(4)各国のGDP:順位に異論があるかもしれませんが、その国の国民がどれだけ稼いだかというGDPは、ハイローオーストラリアでのバイナリーオプションでは、たまにチェックすればいいだけです。
楽天銀行さんが上手にまとめてくださっています。(
注2)
〇 長期間の相場に関係するけれど、ハイローではすぐ使わないマクロの経済指標は?
ここまで書いておいて、いいにくいのですが(;'∀')、
重要な経済指標はその時代によって少しずつ変わっていきます。
長期間の相場に深い根を下ろしたようにジックリと関係するのが、政策金利です。
政策金利という土台の上に、ほかの経済指標が乗っているようなイメージです。
さきほどのリストの中で、
忘れずに見ておかなくちゃというのがこの2つです。
・各国の政策金利:発表の時間は相場が荒れるのが普通です。数10分間はバイナリーオプションを控えたほうが無難です。そして、トレードしたい通貨の政策金利は「なんだか最近上がってるみたいだ」程度には覚えておくと良いです。外為どっとコムさんのところが見やすいかな。(注3)
・各国のGDP:経済的に強い国かどうかがわかります。発表では「前よりも何%上がったか」(または下がったか)が出ます。こちらも「最近は下がりっぱなしなんだなあ」程度にわかっておけば良いです。外務省が毎月発表しています。(注4)
これで、一時的なニュースで振り回されることなく、
冷静に通貨の強弱をとらえることができます。
〇 発表の時間にはっきりと動く経済指標は?
政策金利発表とGDP以外で最近気になるものを例に挙げます。
勉強のヒントにしてくださいね。
でも、
動くからといって
「この発表時間にトレードしましょう」という意味ではないので注意してください!
・要人発言:政策金利発表の後の記者会見など。指標じゃないのですが、動きます。
・米雇用統計:ドル/円が動きます。最近は乱れて方向性のないことが多いです。
・米CPI:ドル/円が動きます。
・英CPI:米国と違い、雇用統計よりよく動きます。
・10年国債の金利:特に発表時間がなくいつも変わるものです。米10年債の金利が上がるとドルが上がりやすいので、ここに書いておきますね('ω')ノ
10年債はみんな
インヴェスティング.コムのを見ているようですね。(
注5)
中国の経済指標は、
貿易国のオーストラリアドルが動くということもチェックしておきましょう。
〇 ハイローオーストラリアでの経済指標の使い方、3つのポイント
3つのポイントを押さえて、効率よく経済指標を使いましょう。
(1)経済指標の時間はトレードを避ける:スプレッドが開くのと思いがけない動きがあるため、これが最良です。
(2)経済指標の時間の後、15分~1時間後にトレードする:動きは落ち着きますし、方向がハッキリしてくる時間です。
(3)普段から政策金利を気にしておく:いざというときにパニックにならないために。
経済指標の時間ピッタリにトレードして勝てる天才もいますが、
まずはこの使い方をしましょう。
経済指標のスケジュールは、
誰でも見られるので
みんなのFXさんあたりがいいでしょう。(
注6)
〇 経済指標をハイロートレードに生かすためにフォローしたいアカウント
最初に書いたコツを覚えていますか?
・ブログ、Twitterなどでみんなが何度も言っているキーワードだけチェック!
相場って結局、こうなんですよね(;^_^A
経済学部を出ていようと、なんだろうと、
今なにが動くのかを知るには、これなんです。
それでは、フォローしたいアカウントやブログです。
・
GI24のブログ:毎日、専門家が相場観を書いてくれます。文章も短いので読みやすい。(
注7)
・
要人発言のゴゴヴィ:要人発言をチェックしたいときに。(
注8)
・
クルークFX:ニュースを無料でチェックできます。(
注9)
・
松崎美子さん(@LondonFX_N20):英国在住の元銀行ディーラーの方。お話は難しいですが勉強になります。(
注10)
・
SBIリクイディティ・マーケット(@SBILM):ニュースをtweetするのが超早い。(
注11)
フォローやリツイートするときは、迷惑にならないようにしてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました('ω')ノ
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※もっと簡単に考えたいならこちらを読んでみてください。
「初心者にもできるファンダメンタル理解だぞ」
テクニカル分析とどう折り合いをつけるか、も確認しておいてくださいね。
「試験に出る?テクノ・ファンダメンタル分析の例2つ」
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■■■■脚注■■■■
(注1)テレビ東京ビジネスオンデマンド
(注2)楽天銀行
(注3)外為どっとコム
(注4)外務省
(注5)インヴェスティング.コム
(注6)みんなのFX
(注7)GI24のブログ
(注8)要人発言のゴゴヴィ
(注9)みんかぶFX
(注10)松崎美子さん(@LondonFX_N20)
(注11)SBIリクイディティ・マーケット(@SBILM)