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ボリ平ドラゴンなど「一目均衡表」を使った攻略法のバリエーションと資料集
更新:2020年08月14日
こんにちは!
NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!
「一目均衡表」のお話を続けてきましたが、今回は人物のお話を中心にしてみます!
バイナリーオプションの世界で有名な人にボリ平さんという方がいて、
ボリ平ドラゴンという攻略法をされてます!
他にあまり近づいてはいけないバイナリートレーダーのタイプなどを書きます!
ハイローオーストラリアの間違った攻略法に近づかないよう気を付けてくださいね。
目次
〇 ボリ平ドラゴンとは
まずボリ平さんについて、先に整理しておきます。
・ボリ平さんのニックネームの由来:ボリンジャーバンドと語感の良さから
・性別:女性の方です
・攻略法の「ドラゴン」という呼び名は、設定すると見た目がドラゴンみたいに見えるから
・ボリ平ドラゴンとは:ボリンジャーバンドと平均足と「一目均衡表」の「遅行スパン」を組み合わせたテクニカル分析
詳しいことを追求したい方は、ご本人のブログなどで調べていただくとして、
簡単なことだけ説明します。
設定です。
・ボリンジャーバンドは、1σ、2σ、3σ、を表示する
・ボリンジャーバンドの中心線の設定は20EMA
使い方は、簡単です。これはFXの使い方です。
・トレンドが出始めて、「遅行スパン」がボリンジャーバンドの±3σを突き抜けたらその方向にエントリー。
ですがバイナリーオプションでも応用が利きそうです。
※2020年補足:ここ数年、ネットには出ていらっしゃらないようです。
でもこの方法(2018年)はいいなと思いますのでこのまま置いておきますね。
また、いろんな方がカスタマイズして使っていらっしゃるようです。
自分に合った方法を見つける手助けにしてください。
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※「遅行スパン」だけ描く方法は、
「MT4とMT5で「一目均衡表」の雲を消してハイローしてみよう!」
こちらの記事を見てくださいね。
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※ボリ平さんのブログ(
注1)
※ボリ平ドラゴン使い方(ザイ!FX)(
注2)
〇 「一目均衡表」をバイナリーオプションで使う人はいる?危ない人はどんな人?
YouTubeでバイナリーオプションと検索すると、
正直信用できなさそうな動画がいっぱい出てきますね。
主旨ではないので、突っ込んだことは書きませんが
「いろんな人が同じチャートでハイローオーストラリアしてるな?仲間なのかな?」
みたいに感じたら見ないほうが良いでしょう。
ネットワークビジネスのようにして人を誘い込み、
トレード動画を撮らせて、誰でも勝てる手法のように見せかけたものがあるからです。
というわけで、信用できてかつブログなんかで手法を公開している人がほとんどいません。
ボリ平さんは奇跡の人ですね(*'ω'*)
※ボリンジャーバンドとは(
注3)
〇 というわけで、ボリ平ドラゴンを使ってハイローオーストラリアをしてみます
管理人も使ったことがないので、今回はクイックデモを使わせていただきます。
ハイローオーストラリアのクイックデモは、会員登録不要で簡単に使え、
口座開設を迷っている人も自由に体験して雰囲気を掴めますから、ぜひ使ってみてください。
ではます、ボリ平ドラゴンをMT4に設定します。
ここで大問題が発生しました。
MT4もMT5もボリンジャーバンドをEMA(平滑移動平均線)にできないのです。
(EMAを忘れてしまった人は過去記事をどうぞ。敏感な移動平均線の仲間です)(
注4)
検索して誰かが無料で配布しているインディケータをもらうこともできますが、
今回はSMAのまま使いましょう。
また、今回は分析しやすいように平均足ではなくローソク足を表示させています。
このようにしてみました。
・20SMAのボリンジャーバンド(1σ、2σ、3σ)
・ローソク足
・遅行スパン
できたら、
「定型チャート」に保存しておくと後でいつでも呼び出せます。
MT5でも同じように保存できます。
〇 1分足でハイローオーストラリアのテストをしてみます
EMAのほうが、直近の値動きに対して敏感なので、少し不安です。
とにかくハイローオーストラリアのクイックデモを開き、
ボリ平ドラゴンのルールどおりにバイナリーオプションをしてみましょう。
ちょうど、豪ドル/米ドル(AUDUSD)の1分足で「遅行スパン」が上に出てきそうです。
「Turboスプレッド」「1分」です。
元々、FX用の攻略法なので
バイナリーオプションではどのタイミングで「上」「下」を買うか悩みます。
デモですから、「遅行スパン」がボリンジャーバンドから出た瞬間と、ローソク足1本ぶん待ってからと、
2とおりのタイミングで「上」を買ってみました。
〇 ボリ平ドラゴンをハイローオーストラリアで活用するコツ
1分後、結果が出ました。
2つのパターンを試しましたが、勢いよく上昇したおかげでどちらも勝ちです。
26本前のボリンジャーバンドから、今の価格が飛び出したわけですが、
その後3本目のローソク足は見事な長い陽線になりました。
まとめてみます。
・「遅行スパン」がボリンジャーバンド(3σ)から出たとき、そのときのローソク足(1本目)が完成しないときに「上」
(ローソク足は1分足なので、1分経たないうちに買った)
・1本目のローソク足が完成して、2本目のローソク足は陰線だったので、これは完成するまで待った
・3本目は上がり始め、陽線ができかけていた。ここで2回目の「上」を購入
今回のテストはこんな流れでした。
SMAでもまあまあ使えましたね((+_+))
活用のコツは、「ボリンジャーバンドが狭くなっていてその後広がり始めたときを狙う」ことです。
ボリンジャーバンドのときにやりましたね。
「スクイーズ」の後に「エキスパンション」が起こるというあれです。
スクイーズのときに市場参加者がどんどん溜まって(ストップロスも溜まって)、
いったんひろがりはじめると一気にストップロスを巻き込んで一方向に行くというやつでした。
ボリ平さんはこの動きを簡単にとらえる方法を見つけたということになります。
※スクイーズとエキスパンション(
注5)
〇 「一目均衡表」を深く知りたい人に。書籍と三代目一目山人
「一目均衡表」の有名人といえば、編み出した一目山人は重要です。
この人の著作は今も買うことができます。
こういう本はAmazonよりも、パンローリングというところのほうが探しやすいのでご紹介しますね。
「一目均衡表 完結編」という本が第一巻から第四巻まで出ています。
難しそうだし価格もすごいので本気で研修したい方に。
管理人も読んだことはありません(;^_^A
それから、以前もご紹介しましたが、
一目山人のお孫さんが三世一目山人として雑誌のインタビューなどに答えておられたりします。
一目山人は哲学的な人だったみたいで、
そういう要素を感じて現代のトレーダーの中には「一目均衡表はオカルトだ」という人も居ます。
管理人は「使えるじゃん?なら使おうよ」というスタンスなんですけどね!
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※遅行スパンの話題も読んでね。
『「遅行スパン」は一目均衡表で最も大事とされています』
基本的な使い方を説明してあります。
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※「第一巻 一目均衡表 完結編」(
注6)
※「三世一目山人」インタビュー(
注7)
■■■■脚注■■■■
(注1)ボリ平ドラゴン式とは?(3万円からのFX投資生活)
(注2)ネットでウワサの「ボリ平ドラゴン式」。そのカギは“遅行スパン”の使い方にアリ!(ザイFX!)
(注3)ボリンジャーバンド(FXブロードネット)
(注4)「移動平均線」3兄弟!のEMAでハイロートレードしてみる
(注5)第2回ボリンジャーバンドの形状(楽天証券)
(注6)第一巻
一目均衡表(Traders Shop)
(注7)「三世一目山人」細田哲生
7000文字インタビュー「一目均衡表の成立秘話と一目山人の肖像」(FX攻略.com)