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「ストキャスティクス」はRSIよりもちょっと賢そうなオシレーター?!

更新:2020年04月11日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です!

そろそろ自分の得意なテクニカル指標を見つけることができたでしょうか?

このブログでまだ解説していないテクニカルがたくさんあります!

今回から、ストキャスティクスについてお話したいと思います!

管理人の今年のお気に入りオシレーターのひとつです。

目次

〇 ストキャスティクスの超考え方


変な見出しをつけてしまいましたが、

ストキャスティクスってどのような考えのオシレーターなのか、知っていますか?

なんと超シンプルな考えで導きだされたものなのでご紹介します。

ストキャスティクスは、「値動きの幅って限界があるよね!」という考えをもとにしたオシレーターです。

RSIはそこまで考えていなくて、単に一定期間の値動きから引き算したものでした。

ストキャスティクスは、「この終値は、一定期間の値動き幅の何パーセントに位置しているか?」を示したものなのです。

値動きの幅の限界まで来たら、100%と表示されるわけです。 (グラフが上に来る)

XMのMT4とMT5での表示方法を図にしておきましたので、やってみてくださいね('ω')ノ

※過去記事「RSIの計算式」 (注1
※終値とは (注2
※値動きとは (注3

〇 近寄りがたい?ストキャスティクスの3つの要素


ストキャスティクスの要素に「%K」「%D」「スロー%D」という3つがありますが、

これは日本人にはなじみにくい覚えにくい名前です。

ストキャスティクスを開発したのは、ジョージ・レーンという人なのですが、

ほかにも何人もこういったテクニカル指標を考えては実験を繰り返していました。

そのときに良さそうなものにアルファベット順に名前を付けていったのです。

たったそれだけのことなのでした。

でも、「%」がなぜついているのかはよくわかっていません。

天才にしか解けないような数式の記号というわけではなかったのですね。

「スロー」の説明は後でしますね。

〇 イメージよりも簡単だった「%K」と「%D」の計算式


計算式もとても簡単で、引き算と割り算だけ使います

%K=(当日終値-一定期間の最安値)÷(一定期間の最高値-一定期間の最安値)x100

最後の100はパーセントにしたいのでかけています。

一定期間とだけ書きましたが、これは当日を含む直近の任意の期間です。

そして%Dはもっと簡単です。

説明を書くと煩雑になるので、これだけここでは書いておきますね('ω')ノ

%D=%Kを平準化したもの。(形も数値も移動平均線に似ています)

ちゃんとした計算式を上の図に書いておきました。

暇なときに計算してみると面白いですよ('ω')ノ

電卓で実際に計算してみるのは、値幅感を体感できてトレードの勘を磨けます。

〇 「スロー」と「ファスト」について


日本人にとって苦手意識を増幅させるのが、これです。

ストキャスティクスには「スロー」と「ファスト」というものがあります

「遅い」「速い」という2種類のストキャスティクスがあるわけで、

せっかくわかりかけたところなのに混乱してしまいますね。

今回は意味だけお話して全体像をとらえるだけにしておきましょう。

・ほとんどのトレーダーは「スロー」を使う
・「スロー」とは%Dの移動平均線のこと
・MT4に描かれているのは、「%D」と「スロー%D」の2本です。


%Dが移動平均線みたいなものでした。

スロー%Dは、その移動平均線です。

ファストというのは、%Kをたまにそう呼ぶことがあるのです。

3つのなかで一番動きが速いからですね。

〇 ストキャスティクスというオシレーターはやっぱり賢いやつだった


ストキャスティクスの2本のラインには、こういう意味があったのですね。

値動きの水準だけでなく、

その移動平均線を表示させて見やすくするというなかなかのスグレモノだとわかりました。

MT4とMT5では、「%K」、「%D」、「スロー%D」の設定ができます

すでにお話したように、「%K」をもとに「%D」と「スロー%D」が描かれますので、

分析したい好きな期間を設定すると良いでしょう。

よく使われる「%K」の期間は、どの時間足でも、5、7、9、13、14、です

管理人は長期のFXでは、20~26のように長めの設定を使っています。

ハイローオーストラリアでは5~10を使うことが多いですよ(^^)/

「%D」と「スロー%D」は、どちらも3が多いようで、管理人もそうしています。

〇 ストキャスティクスの基本まとめ


得意なテクニカル指標を探しましょうと最初に書きましたが、

みつけるためにはハイローオーストラリアのクイックデモで何度も練習して、

その結果を書き残しながら見直しを続けなくてはなりません。

管理人が2018年の1年間でいちばん使いやすかったオシレーターがストキャスティクスでした

でも、これもいつ変わるかわかりません。

2018年に使いやすかった理由も論理的に説明ができません。

管理人のトレーダーとしての性格、くせ、相場状況、などと相性が良かったのだと思います。

今回は使い方まで書けませんでしたが、試しに使ってみてくださいね!

運命の出会いになるかもしれませんよ(^^♪


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※ほかにもストキャスティクスいついて説明した記事を紹介しておきますね。

『「ストキャスティクス」の使い方、RSIと同じところ違うところ』

「フラッシュ・クラッシュ相場でのトレード方法とストキャスティクス」

「価格は集合知の結果?!ストキャスティクスで読み解く」

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■■■■脚注■■■■

(注1)「RSI」とは小学生でもわかるくらいな基本中の基本なオシレーターだった!

(注2)終値 (おわりね)(大和証券)

(注3)値動きを確認しよう(Money Partners)

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