難しくないほうの一目均衡表のハイロー手法

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難しくないほうの一目均衡表のハイロー手法

更新：2019年12月10日

こんにちは、NTAA認定テクニカルアナリストの管理人です！

ハイローオーストラリアをはじめバイナリーオプションでは一目均衡表を使う人も多いようです！

今回は、遅行スパンだけを表示して使う方法が話題になっているというのでご紹介します！

MT4のようなチャートシステムに慣れていない方にも読んでいただけますよ。

〇　今回も便利なMT4を使います

前回、人気のテクニカル分析としてブルベアパワーを使う方法をとりあげました。

今回は一目均衡表の遅行スパンだけを使ったテクニカル分析のお話です。

※遅行スパンはボリ平さんという方も使っておられます。

それについても過去に書いていますのでご覧ください。
（初心者の方には少し難しいかも。そういう場合はこちらを先に読んでくださいね）

MT4の使い方、まだ難しいという人がいるかもしれません。

まず今表示されているインディケータを上の図のように消しておきましょう。

※参考記事：『ボリ平ドラゴンなど「一目均衡表」を使った攻略法』　（注1）
※参考記事：「一目均衡表の全体像」　（注2）

〇　一目均衡表を表示します

一目均衡表は、MT4左側の「ナビゲーター」というところにあります。

「インディケータ」「トレンド」と進むと「Ichimoku kinko Hyo」があるのでみつけましょう。

日本生まれですが世界中でこのように呼ばれているのです。

これをチャートにドラッグ＆ドロップすれば表示されます。

※MT4のインディケータとは（注3）

〇　一目均衡表を設定するメニュー

この複雑でかっこいいインディケータが一目均衡表です。

ではチャートのどこでもいいので右クリックしてメニューを出しましょう。

「表示中のインディケータ」「メイン・チャート」「Ichimoku kinko Hyo」「編集」の順に

クリックするといろいろと変更できます。

〇　一目均衡表の遅行スパンだけ残す方法

出てきたメニューに3つのタブがあるので「色の設定」をクリックします。

そうすると一目均衡表を作っている5つの要素が並んでいるので、

消したいものを選んで色のところをクリックします。

好きな色にできるのですが、消したいので「None」をクリックして色を無しにします。

これでチャート上から消すことができます。

遅行スパンは表示したいので残したら「OK」「閉じる」をクリックするとうまくいくはずです。

今回は遅行スパンの色が地味なので変えてみました。

できたらハイローオーストラリアにログインしてトレードをしましょう。

※参考記事：「遅行スパンとは」　（注4）

〇　遅行スパンだけを使ったハイローオーストラリアの方法

遅行スパンは今の価格を一定期間（ローソク足26本分）だけ過去にずらしたグラフですので

過去と現在が影響を与え合っているという考え方をして以下のように使います。

・遅行スパンがローソク足の下から上に抜けたときにHIGH
・遅行スパンがローソク足の上から下に抜けたときにLOW

移動平均線などとイメージは同じです。

また、以下のような使い方もされています。

・上にあった遅行スパンが下がってローソク足に触って跳ね返ったらHIGH
・下にあった遅行スパンが上がってローソク足に触って落ちたらLOW

このあたりの見極めは慣れると使いやすいのですが最初はとまどいますね。

ちなみに遅行スパンが触ったりするのは、常に過去のローソク足です。

〇　まとめ

上の図では、下に突き抜けで2回エントリーしてみました。

HighLowスプレッド
15分（エントリー後の残り時間は7分と5分）
LOW

1回はちゃんと突き抜けたとはいえないときにエントリーして失敗です。

今回の方法は瞬間の動きをとらえるものではないので、

ハイローオーストラリアも15分や24時間といった長めの時間でトレードします。

また、遅行スパンが突き抜けていくのか跳ね返るのかの判断もはじめは難しいと思います。

トレード前に全体のトレンドを確認したり、オシレーターで値動きの強弱をみながらのトレードが現実的です。

これについてはまた次回、詳しくみていきましょう。